円覚寺~北条時宗創建の寺 | 古都の礎

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鎌倉にある円覚寺です。

 

 

瑞鹿山円覚興聖禅寺といい、臨済宗円覚寺派大本山。

弘安元年(1278年)、鎌倉幕府8代執権北条時宗が帰依していた南宋からの渡来僧で建長寺開山の蘭渓道隆が入寂。時宗は代わりの僧を招くべく建長寺僧2人を南宋に派遣、招きに応じた無学祖元が来日。無学祖元は建長寺5世となるとともに、弘安5年、時宗が元寇戦没者慰霊のため創建したこの寺の開山となりました。創建から長らく十方住持制をとり諸宗兼学であったため、臨済宗僧だけでなく曹洞宗僧が住職を務めることもありました。戦国時代に衰退。近世以降に復興。

鎌倉五山第二位。

 

 

参道。

 

 

三門。

天明5年(1785年)の建造物。

 

 

三門に掲げられた圓覚興聖禅寺の扁額。

伏見上皇の宸筆と伝わるもの。

 

 

仏堂。

元亀4年(1573年)の指図に基づき、昭和39年(1964年)に鉄筋コンクリートで再建されたもの。

 

 

 

本尊・宝冠釈迦如来像(撮影可)。

仏堂に安置されています。

 

  

妙香池。

江戸時代初期の古地図をもとに、平成12年(2000年)に復元。

 

 

 

円覚寺;神奈川県鎌倉市山ノ内409