不登校の親・過去の後悔が教えてくれたもの | 親の心が動くと子供の心が動く

親の心が動くと子供の心が動く

寄り添う親と子の自分育てサポーター・みーこ

 

  ありのままで育てる小さなココロの習慣
 子供が不登校のままでも不登校以前より自己受容できる私になる

 
              クローバー  


 不登校・ひきこもりはその後の人生を自律して歩んでいく為の
 親と子の心の育てなおし・成長のチャンス、時間でもあります!!
      (公式ライン等準備中ですニコニコ)

  寄り添う親と子の自分育てサポーター・みーこ

       ♥プロフィールはこちら♥

 

 

今から約10年前、

長男が小学校6年生の卒業が近いある日

 

 

私のパート先に長男が電話をかけてきた。

学校にいるはずの時間だったので私は驚き

「なになにどうしたの?」

と聞きながら私の胸はザワザワしていた。

 

 

「学校から抜け出してきた」

と長男からの言葉にまたまた私は驚き

「とりあえず待てって」と言い

私は一旦家に戻った。

 

 

理由は想像がついていた、、、

 

 

長男が私立中に行く事が決まり

担任の先生から、

中学に行って困らないように

他の子より厳しくします、と

連絡をもらっていたから。

 

 

担任の先生のお子さんも私立中に

行っていたので、

無知な私アセアセ他人軸な私はアセアセ

そういうもんなんだぁ、と思い

「はいわかりましたお願いします。」

と返事をしたのだ。

 

 

この頃長男は度々

「俺だけ厳しく言われる」

「俺だけ怒られる」

納得できなような感じで私に訴えてきた。

(この訴えは中学以降も多くなった)

 

 

が、、、

 

 

子供の話を聴く、

行動の裏の気持ちに共感する、

等子育てに於いて大切な事を

知らなかった私は

 

 

長男に対して

面倒な事を言わないで我慢しなさい、

が私の思考癖のベースで

どうしてその状況なのかの説明もせず、

目の前の息子をみないで

先生の方針の肩を持っていた、、、

 

 

この日も長男の言い分は聴かず、

学校に戻さなきゃの一念で

長男にランドセルを持たせ

学校に行き、担任の先生から状況を

聞かせてください、とお願いした。

 

 

校長先生と長男と私で

担任の先生が来るのを待った。

 

 

ようやく来た担任の先生は

「以前話した通りの対応です、

給食前の時間で忙しいので失礼します」

と言い出ていった、、、

 

 

その場で何も言えなかった私、

ココロの中では

なんなのあの先生ムカムカムカムカ

信じられないムカムカムカムカ

先生への不信感が確実なものになり

イライラがとまらずだった。

 

 

それなのに?!長男を教室に戻し、

私はパートへ戻った。

 

 

 

この件で長男は

お母さんは助けてくれない、

お母さんは自分の気持ちをわかってくれない、と

深く傷ついたかもしれない…

 

 

 

 

 

今の私がその日にタイムスリップしたなら

 

 

 

 

「学校から抜け出してきた」

と長男からの言葉に驚いたが

それ位学校に居たくない気持ちに

なったのだろう、、、

今日はパートを早退して

長男の話をゆっくり聴こう。

 

 

「○○おかえり、学校から抜け出してきたんだね、

どうしてかな?何かあったのかな?」

 

 

「今日はこれから学校に戻る、戻らない、

○○はどうしたい?」

 

 

子供の話を聴く、

行動の裏の気持ちに共感する、

等子育てに於いて大切な軸で

関わり

 

 

私は学校に行き担任の先生にこう伝える。

 

 

「長男の中学生活へのこころ配りありがとうございます。

ただ私は長男を信じています、

これからは他の生徒と同じ扱いでお願いします。」

 

 

担任の先生にモンスターペアレントとか

思われて自分が傷つく怖さはあるが、

 

 

長男がお母さんはわかってくれた、

と安心感を持ったかもしれない、

 

 

お母さんが僕を助けてくれた、

と安心感を持ったかもしれない、

の方が私には大事なことだ!!

 

 

 

 

≪不登校≫の現実に直面した親は

親子関係や自分自身のこれまでの当たり前を見直す

分岐点に立っている、と私は捉えている。

 

 

子供の話を聴く

行動の裏の気持ちに共感する

が出来ないのは親が悪いわけではない。

 

 

これらを知らなかったのもあるし、

今までの自分の当たり前の思考癖等が

目の前の現実を判断する色メガネになっているから

「今」をみる、を邪魔しているのだ。

 

 

今までの自分の当たり前の思考癖等は

幼少期に親や周りの大人との関わりから

作ったものでもある。

 

 

親は、ここ↑↑↑にフォーカスしていく

のが不登校回復のひとつのポイントだと

私は実感している。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

約10年経って私は

 

 

※子供の味方になること

※子供を信じること

 

 

の大切さと感覚がわかるようになった。

 

 

かなり遅れたけど、、、

まづはその時に戻ってその言葉を言ってみた。

後悔から満ち足りたものに感覚が変わったのが不思議だ。

 

 

 

 

 

 

リボン最後まで読んでいたただき

ありがとうございますウインク