前回、五芒星巡りで何かあった場合の対処法をお伝えしました
五芒星巡りで神社仏閣からいただいた、御札やお守りの処置について質問があったのですが...
神社仏閣で授与している御札やお守りには、神仏の気が込められています
神職さんやお坊さんがご祈祷をして、神仏にお願いして下さっているからです
ですが結界巡りで神社仏閣を参拝し、その流れで御札やお守りを授与して頂くと...
本来込められている神仏の気配に、五芒星巡りの呪術的なエネルギーが上書きされてしまう
神仏からの守りでなく、呪い(まじない)の道具としての意味が強くなってしまうようです
「こわ!」
「手元に置いておきたくない!」
そういう方は、
①御札(お守り)を白い紙(コピー用紙でもOK)に包む
②近隣の神社の納札所に納める
③ちょっと多めのお賽銭をして神様に事情を話し、お引取りをお願いする。
神様に聞いたところ、この処置でいいとの事
「処分するほどではないけど...」
「もうちょっと様子をみたい」
こういう方それもありです。自己判断だから。
Sさんの書籍に、
それらの御札(お守り)と神社仏閣を結んだ地図(紙)を使い、違う次元から五芒星を出してパワーを浴びると人生が劇的に変わる云々...
という手法があるのですが、せめてそれはやらない方が良いと思いますご、五芒星ぱわー?
既に五芒星パワーを浴び何か不調がある方は、前記事の対処法をご検討ください
あと、
・該当書籍を手元に置いていて良いものか
・Sさんの本を買ってもいいものか ...
ここが気になる方もいると思います。
現段階では、該当書籍やSさんの他の本を手元に置いたり読んでも大丈夫のようです。
ただ注意点としては、
・霊的な力で探りを入れながら読まない
(霊感や千里眼のある方は、ご注意下さい)
・書いてあることを鵜呑みにせず、現実的な目でよく判断する
※神仏の話は、必ず理屈が通ります。「私は何も見えないから...」と見える人の発信情報を鵜呑みにせず、理屈が通るか考えてみるのも大切なことです
・必要ないと直感したら、手放す(買わない)
この3つ。
これはSさんの本だけでなく、他のスピ本やブログにも言えることです(もちろんこのブログ含め)
さて。
今回は、五芒星巡りの仕組みを解説します
五行をご存知でしょうか?
陰陽師ブームで、見た事がある方も多い気がします
五芒星は、五行の相克(上の図の黒矢印)を元にしています。
相克とは、互いが拮抗しているさま(広辞苑)なので...
水は火を消す
火は金属を溶かす...
水や火などの5元素が、
どれかに勝ちつつどれかに負ける
5つの元素が拮抗し合ってバランスがとれる、ということなんでしょう
五芒星といえば、安倍晴明さん
晴明さんに聞いたところ、
「五芒星は、集めて1つにまとめる効果がある」
Sさんが書籍に書いていた事と、似た話を教えてくれました。
でも、
「五芒星の頂点を神社仏閣にすれば、運気や霊力がアップするのですか?」
という質問には、
「五芒星は結界である」
「霊力や運気は上がらん」
との返答。
この部分が、私とSさんが神様からそれぞれ聞いた話の相違点
当該書籍には、
五芒星巡りをすると、五芒星の内側に含まれる神社仏閣やパワスポのエネルギーを、参拝しなくてもいつでも利用できる...
ということも書いてあるのですが...
そんなことある?
じゃあ日本列島を使ってすごく大きく五芒星巡りをしたら、参拝自体いらないじゃん...
神様に聞くまでもなく、私はそう思ったのですが...
一応神様にこの件を聞きました
すると神様は、
「私達は人間に必要なことは、全て伝えてあります」
「そんな訳ないでしょう?」というニュアンスで、悲しい顔
ですよねー
そりゃそうですよ。
いつだって神様は、人間ファースト!
人間が簡単に(五芒星巡りは体力や資金、時間面で簡単じゃないですが)楽しく豊かに生きられる術があるなら、縄文時代から既に教えとるわ!
さらにSさんは牛頭天王(?)から、
五芒星を反時計回りに回らなければ、作用が十分に発揮しない
と教えられたそうですほぅ
反時計回りとなると...
雑ですみません字だけは我が家の師範にお願いしたので、綺麗なんですけど(笑)
こういうことですな。
専門的な話をする以前に、これだと...
火は水に消されない
金は火に溶かされない...
理屈が通らない、不思議な状態になってしまいます
5要素の拮抗バランスが崩れてしまうのです
これだけでも、感覚的に「変」「ダメだこりゃ
」とわかる方もいるかも...
加えて、少し専門的な話をすると...
呪術や呪い(まじない)は、手順や作法、道具を非常に重要視します。
例えば動作ひとつとっても、
必ず右足から踏み込む
左手で○○してはいけない...
1つ間違うだけで、術は完成しないと考えられてきたわけです几帳面じゃないと出来ませんね
道具や作法を使って結界を張るのは、呪術です。
五行(五芒星の元)は、時計回りで力のバランスがとれるので...
反時計回りに五芒星巡りをするという事は、五行の拮抗バランスを1つずつ解いていくことになる...つまり、結界崩しになってしまう。
これが私の調べた&神様から聞いた、Sさんの五芒星巡りに対する反対意見です
「じゃあ、時計回りなら五芒星巡りをしても問題ないのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが...。
Sさんの五芒星巡りは結界術。
手法的に呪い(まじない)に含まれるので...
ここでも書いた通り、結界術が破れたり傷つくと、結界を張った当人にしっぺが返る危険があると、思う
さらに晴明さんは、
「平民(一般人のことかと...)は、結界術などしなくてもいい」
「それがなくても、生きられるからな」
と仰っていました明快!
時計回りなら、安全(ではない)。
反時計回りなら、危険。
そういう事以前に...
結界術(呪術や呪い)は、気軽にやってはいけない
プロでも、必要がなければやりません。
晴明さんのご意見に、私も全面同意です