愛と平和の弾薬庫 -60ページ目

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

 200円レンタルPart 2。

 「真夜中の銃声」――Sean Penn主演、原作・サマセット・モーム。

 「ボーン・スプレマシー」――伴侶の大好きなマット・デイモン主演。

 マット・デイモンを伴侶が好きなのは、はにかんだ顔がかわいい&演技力ゆえなのだが、それ以上に「出る映画にハズレがない」から。その点、ショーン・ペンに対しては点数が辛い。世界一といってもいいほどの俳優力は認めてくれてるんだが、なんともまあ「しんどい」映画への出演が多すぎるのだ。「俺たちは天使じゃない」、「アイ・アム・サム」以外は見終わったあと、とにかく渋い顔をしていた。「デッドマン・ウォーキング」も一緒に見れば納得してもらえたんだろうが、なぜかひとりで見ていた俺。「ヒューゴズ・プール」(ブルスエードシューズをはいた男…可愛かったね)もそういえば一人で見たっけ。今回は名誉挽回なるか。

夕飯を作りながらザ・バンドの「南十字星」を聞いていたら、

なにやらゆったりとした、いい気持ち。

なんというか、つまり、うっとり……。

ゆ~らゆらと心が揺れる。

女の子がかっこいい男の子に見とれてるような、

それは実にうっとり感に満ちたうっとり。

 ひさしぶりにビデオを借りてきて、土日は各200円で借りてきたその2本を立て続けに見た。

 (土)「ミツバチのささやき」――見終わって伴侶が放った言葉は「説明して!」だった。「見たままだよ……」と俺。アクション映画が好きな伴侶にはきつかったのだ。

 (日)「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」――見終わってぐったりの伴侶、「ノンキチ(俺のこと)が好きそうな映画だね」。そう。俺はボワ~ンとゆったりはまってしまえる世界が大好きなのです。

 大満足な週末だった。――Thank you, Tama-san!

 午前中を今年の正月にNHKで録った「大化の改新」を見ることで費やし、ああやっぱりなってないなあ、などと偉そうな感想をいだきつつメシ二合半をセットして昼前にウォーキング。小説のネタなんて道端に転がってるもんじゃないんだよな、などと苦笑いしつつ空を見上げれば西の空が灰色に覆われつつある。天気予報って当たるもんなんだなあ、などとふむふむ顔をしつつ洗濯物が干しっぱなしの家へと急いだんだが、今は午後三時半、結局雨は降らなかったなあ。け!もう三時半かよ。午前中は銀行行ったり酒屋行ったり100円ショップ行ったりあんがい充実してたのに、午後は「クリスマス用CD」を編集しただけで終わっちまった。この「明け公休み(明け番と公休の連休)」もまた一行も書かずに終わった。別に悔いるでもないが。(悔いたほうがいいのか?)。しかしCD編集って案外時間食っちゃうんだよな。当分はやんねえぞ。その必要もないし、などとなかば自らに憤りつつも以前より懸案だったいちもつを完成させ、さあいつでも来いクリスマス。

 できあがったCDは悪くない。ハッキリ言ってすばらしい。歌ってる人も演奏してる人もみんな上手だからね。


●「CD for 2005 Christmas」

 1. Seven O'Clock News/Silent Night―――Simon & Garfunkel

 2. Happy Xmas (War Is Over)―――John Lennon

 3. My God Is Real ―――Mahalia Jackson

 4. All I Want For Christmas Is You―――Mariah Carey

 5. Merry Christmas (I Don't Want to Fight Tonight)―――Ramones

 6. 2000 Miles ―――Pretenders

 7. Come on Children, Let's Sing―――Mahalia Jackson

 8. White Christmas―――Otid Redding

 9. Santa Claus Is Coming To Town―――Mariah Carey

10. Christmas Must Be Tonight ―――The Band

11. In My Home Over There ―――Mahalia Jackson

12. Bad Liver and a Broken Heart ―――Tom Waits

13. Joy To The World―――Mariah Carey

14. Bridge over Troubled Water―――Simon & Garfunkel

15. Dark End of the Street ―――Ry Cooder

16. You Must Be Born Again―――Mahalia Jackson

17. Merry Christmas, Baby―――Otid Redding

18. Christmas (Baby Please Come Home) ―――Mariah Carey

19. I Wish I Was in New Orleans―――Tom Waits

20. The Christian's Testimony―――Mahalia Jackson

21. Let It Be―――The Beatles

22. Wonderful X'mas―――三宅伸治Project

23. (Just Like) Starting Over―――John Lennon


 マライア・キャリーのクリスマスCDとマヘリア・ジャクソンをはじめとするゴスペル・ナンバーがベースになっております。時々クリスマスとはまったく関係ない曲も入っちゃっております。最後の曲は来年へ向けて、ということで。あ、掃除がまだだった!奥の部屋が強風による砂埃でザラザラの部屋と化しておったのだ!


 俺と結婚したての頃、伴侶はよく怖い夢を見ていたという。新しい暮らしへの不安、というより、結婚早々見てしまった夫の情けなさに精神の安定を失いつつあったのだろうけれど、そんなことは今さらどうでもいい。

 いろいろ聞かせてもらったけれど、今でも覚えているのは……


 周りの人がみんな、大きなシャボン玉の中にいる。

 時々あっちこっちでシャボン玉が割れる。

 すると中にいた人もシャボン玉と一緒に消えてしまう。

 そして気がつくと自分も大きなシャボン玉の中に……。


 どう?――今宵、あなたも大きな……。


 しかし……、かなり情緒不安定にさせてたんだろうねえ。

 まだ独身でいらっしゃるみなさん、ことに女性のみなさん、結婚相手選びは慎重にね。

 素敵な夢を見るために。

 ある人と別れ、俺はバスへ乗り込んだ。そのバスはとても景色のよい所を通ることで有名な路線バスだった。やがてバスは渓谷沿いの道へ入っていった。川の水はほとんど流れていないように見える。水は澄み、白い水晶色の川底を見せている。見とれる間もなく、バスは転覆した。いつの間にか小舟になっていたバスの運転手ならぬ船頭は「すぐに持ち直しますので」と言ってくるりと小舟を元に戻した。船頭はやはり運転手だった。バスの運転手然とした帽子はまったく濡れていなかった。俺たち乗客もまったく濡れなかった。


 時々バスに乗る夢を見る。決まって「変なバス」だ。


 高校へ向かうバスはひとつ乗り遅れると川向こうにある高校へ行くために大きく迂回し遥か彼方の橋を渡る。高校との間にある川は道路のある崖から遥か下にあり、まったく見えない。相当川幅のある川だということだけをなんとなく感じながら暗い渓谷を俺は眺める。


 坂を下りるバスはとてもバスなど通れそうもないような細い曲がり角の連続で、いつも途中で立ち往生する。それでも運転手は口を固く結んだまま曲がろうとする。完全にバスは座礁する。運転席から降りてきてしきりに首を傾げるだけの運転手。曲がれるはずなんだがなあ……。


 仙台駅前がだだっぴろいバス乗り場になっている。目的地へ行くバスの乗り場を探して探して探しても見つからず俺はいつの間にかだだっぴろい道を南に向かって歩き始める。右側には古臭い建物、エンドーチェーンがある。エンドーチェーンのほかに、ビルらしいビルはまったくない。俺はエンドーチェーンの前で左側に、砂埃が舞い上がるだだっぴろい道路を渡る。バス乗り場からぽつんと離れてひとつだけ停留所がある。「やっぱり違う……」、途方にくれて俺はエンドーチェーンのビルを見上げる。


 一人暮らしを始める以前、10代の頃は、住んでいる家が燃える夢をよく見た。仙台に一人残されてからまったく見なくなった。

 我が家の自家用車の保険は11月が更新時期になっていて、今年は、ラジオでいろいろとCMをやっている、いわゆる「保険料が安くなる自動車保険」というのに切り替えようかと思い立ち、いったんはこれまで世話になっていた保険屋さんに「もう継続しないぞ」と宣言し、○○○損保に申し込みまでしたのだが、とある方面から偉大なる助言をいただき、継続しないぞと放言したこれまでの保険屋さんに「すんません、気の迷いでした」とゴメンチャし、すべてを元の鞘に収めて決着するにいたった。

 その過程で、いやあいろいろわからせてもらいました。いわゆるこれもひとつの勉強。そこからわかったこと。安い順に。(どんな名称の会社がそれぞれにあたるかはご想像にお任せちゃん)


●Aタイプ

旧来から自動車保険を扱っていた会社が従来からのシステムを駆使し事故対応にあたってくれる、インターネットやフリーダイアルで入れる保険。4万は安くなる。

人件費をある程度削減しているから旧来のものより安い、のかなあ、しかしとんでもなく安いなあ、と思っても一度しっかり保険内容を見てびっくり!なんと……

8年以上乗った車には「車体保険」がつけられないのだ。つまり、9年目の車に乗っている俺は自分の車を直せない。――問題外。


●Bタイプ

年間で2万ほど安くなる。が……

いざ事故ったとなった時に反応が遅い(らしい)。保険料がなかなか落ちない(ということもあるらしい)。ぶつけられたほうが「ぶつけられ損」とまでは言わないまでもかなりの期間、自己負担を強いられる(こともあるらしい)。これは事故対応のシステムがいまいちしっかりしていなから(と人は言う)。

なおかつ、一度事故ると翌年継続できない(という事態も想定せねばならぬらしい)。そうなればもちろん別の保険屋に入らなけりゃならないのだが、そのときには、旧来からのいわゆるオーソドックスな「高い保険」にしか、しかも最低等級の保険料でしか、もはや入れないのだ。――考えるだにぞっとする。


●Cタイプ

結局俺が戻っていった、旧来からの自動車保険。現在、年間で75,000円ぐらい。

車体保険が十分とは言えないまでもまだ生きてる。

万が一、事故ったとしても、もちろん等級は下がるとはいえ、来年もちゃんと継続してくれる。

過去、二回ほどお世話になったんだが、あんりゃまあすんませんねえ、と言いたくなるぐらい、いや、事故ったなんてもしかして夢だったかしらん、とさえ思えてしまうぐらい対応が早かった。


PS.生々しくも偉大なる助言をくれたcdr氏に感謝!


「タクシードライバーは眠れない~規制緩和・過酷な競争~(再放送)」


大阪のタクシードライバーの過酷な現状。

にもかかわらずさらなる「過激な毒」で生き残ろうと画策する経営者。


エピローグ ~一運転手(50代)の言葉、そのまま~


「こういう横断歩道ですわ……。

あのう、家帰って、ちゃぶ台を両方ではさんで、ごはんを食べとる時に家内が、

マッチャン、今日、あのう、道の横にきれいな花が咲いとりまして、花を見ようと思ったら、タクシーがスーッと寄ってきたと。

わたしら、前方に「ああ、これはお客さんやな」と思ったらスッと寄って行きますねん。

それがタクシーの運転手の習性ですねん。

そして、家内が道ばたのきれいな花をちょっと見ようと思ったらタクシーが寄って来たって言うわけですわ。

それで家内が、わたしのことマッチャンマッチャンとかマツノスケとか言いますけどね。

マッチャン……、マッチャンもこないして、人を見たら寄ってくるんやなあと思ったら、涙がポロポロ流れてしょうがなかったって言うわけですわ。

ああ、この女だけは悲しましたらいかんなあ、っていうのを、わたしのひとつのバイタリティーを出す、元気の素ですねえ。

人間、この世に生まれて、そういうのがわかっただけでも、もういいんじゃないですかねえ。

もう、バブルがはじけようが、規制緩和で国が好き勝手しようが、あのう、俺は俺で力強く生きるんだっていうのを、失わなかったらいいんじゃないですかねえ。

あ、まだ真っ直ぐでよろしいですか」

 インターネットでア○サとかチ○ー○ッヒとか、いわゆる自動車保険の世界を探索し、web申し込みなら年間でおよそ二万円ぐらい安くできることがわかった。しかし支払いは素早く一括払い、という方法しかなくて、そこが旧来の自動車保険との差異なんだろう。月々払いのほうがなんや楽でええなあ、という人にはアク○も○ューリ○ヒもダメなのだ。「一括しかなくても二万円も違うなら……」と言ってくれるような伴侶を持つ俺は速やかに○クサ・チュ○リッ○方面へ移行すべきなんだろうが、なぜかこんな場合でも腰が重い。これはやはり体重方面の問題というよりは「顔が見えない」方面の問題だと思われる。

 アナログ的世界にとどまるか、デジタル的世界で活動するか、いわゆるここは踏ん切りの付け所なのかもしれぬ。