いつも皆に囲まれ
いつも皆に頼られ
いつも元気に装う

いつも明るく笑顔で
いつも大きく穏やかで
いつも何かを隠し続ける


何をしていても
常に孤独を感じ
何をしていても
満たされる事はない

ぽっかりと空いた隙間を
埋めようとするも
満たされる事なく投げ捨てる


気持ちだけでは
何も変わりはしない

埋めようと走り続けているつもりが
足が地から浮いている

僅かな隙間を大きく開き
受け入れているはずなのに
満たされる事はなく常に孤独である


何をしても
何かに夢中になっていたとしても
何も変わっていないのだ


真似てみたり
悪ふざけしてみたり
生きる術に没頭してみたりするが
生まれるものはあるにせよ
絶対に1人では乗り越えられない壁があるのだ


その壁を打ち壊す
先にあるものが欲しい

たった1つの温もりが。



眠る前
1日の出来事や行動を思い返す

孤独感が押し寄せる

目を閉じると
自分だけの暖かい世界が広がる
世の行く先も全てが無となり
躍動した心を静める

そしてまた新しい世界へと
目を開き突き進む


いつものようにいつもの場所へ向かい
またいつもの場所へ帰る道

今を精一杯生きるには避けて通れない道


いくら過去を思い返しても
いくら理想を追い求めても
現実の道からは外れる事はないのだろう

ただ1つだけ
ほんの小さなきっかけで
その道に色が加わる

多くの色を求めずに
一色一色を大事にしていきたい


それが孤独との戦いであり
勝利の道しるべとなるのだから



足を止めるのも悪くない

ゆっくり周りを見渡し
ゆっくり内を見出だす

沢山の声 雰囲気 温もり

五感が研ぎ澄まされ
一つ一つの出来事が染み渡る

夜空を見上げると
星たちの瞬きが降り注ぎ
空っぽだった宝箱がいつの間にかいっぱいになり
溢れ出し
こぼれ落ち
また空に帰っていく

少しずつ研ぎ澄まされた心の奥底が
徐々に輝き始め
また一つ足を踏み出していく

まるで操り人形のように
一歩ずつ着実に

時には失敗し
足が浮いてしまうこともあるだろう

でも今はいいんだよ
ゆっくり着実に一歩ずつ歩んでいけば
いつの間にか自然に
足が地に付き
自分の力で進んでいるんだから

この先に道が作られているんだから

おかしな動きをしてたって
まっすぐ通った芯があれば
必ず自ら立ち上がり
宝箱から沢山の星たちの光の輝きが覆いつくしてくれるんだから



足を止め
ゆっくりと周りを見渡す時が来た

引き潮に流れゆくものを
ほんの一粒の欠片であれ
輝いている水しぶきであれ
静かに見届ける

ひたすら追い求めた塊であっても
見えなくなるまで永遠と
奮い立つ衝動を封じ込め
目を閉じることなく最後まで見据え
その時が来るのを待ち続けるのだ。

ただ何気ない毎日であっても
ただ呆然と過ぎ行く日々を
川の流れのように
ただただ見送るしかないのだ

やがて蕾が膨らみ
花開く時を抱きながら



打ち明ける事なく
ひっそりと生き続ける塊

いつまでもいつまでも
解放される事はないのだろうか


恐怖と憎しみが産まれてくるかもしれない

喜びと強い煌めきが産まれてくるかもしれない


何がおこるかわからないから
身の内にしまい込む
しっかり施錠してしまっていませんか



明るい道標となれるものを敷き詰めて
霧の中に追いやって

少しずつ少しずつ
進んでいくのが一番なんだよ


暖かい温もりが包み込んでくれるかもしれない

霧が晴れてみ大きな翼を広げてくれるかもしれない


先に広がる大きな空に
一滴の涙の粒が
解き放たれる瞬間に


大切なものを抱きながら
大切だったものを解き放ちながら
今を抱き
今を越え
一滴を捕まえに旅立つ


それが掛橋となり
7色の思いが揃いながら
自分の道となっていくから
今の精一杯を大切にして
前を向いて突き進んでいきませんか


美しい虹の掛橋を作るために