何が正しい道なのか
何が正しい道標なのか

答えは全て
結果や気持ちの持ち方だけ。


今走っている道が正しいかなんて誰もわからない。
その先にあるものなんて自分の想像でしかない。

見つけたもの、捕まえたものが何であれ
それが的を射ていないものであれ
思いの欠片のみがそのものの答えを知っている。



過ちは身が消え失せるまで、
体内に残り、そして胞子を散乱させる。

解放する事で
体内から消えゆくのかもしれないけれど、
増殖したものが周囲に降り注ぐ。


何が本当に大切で、何が本当の輝きで、何が本物なのでしょう。


高ければ高いほど、日の当たる場所は多くて、降り注ぐものは多いという事を、
身にしみて感じてほしい。


培ってきた大切な物が、全てなくなってしまうよ。
培ってきた体内の輝きが、全て腐食してしまうよ。

一歩下がって自分の背中を見る余裕がなくなってしまうよ。
余裕が出た時には、もう何もなくなっているよ。


他の全てがなくならないうちに。
今からでも遅くないと思うから。



業火 灯火

その周りには陽炎が覆う。

陽炎は道を惑わし、錯乱させる。


よく目を凝らして見てほしい。
よく足元を見てほしい。

行く先だけを見続けても、
身近な物をよく見ていないと、
全てを失ってしまうよ。

燃えたぎる炎はやがて消えゆく宿命。

ふと消えた時、
暖かい心地よさが炎ではなく、
たった一つの本当に大切な物の温もりだった事、
忘れかけていた本当の炎の事、
消えてしまった後に気付いても遅いよ。


一つの勢いだけで燃え盛らないで、
後ろめたさがあるならば、
よく目を凝らして見てほしい。

全てがなくなる前に。


その炎が本物と思い突き進むならば、
私は止めないよ。



時は経ち
栄光と温もりを共に生き抜き
互いに励まし合い互いに支え合い
いつも共にしてきたけれど
もうそこに灯りはないのかな。

そこに手を伸ばしても何もないのは分かってるから
明るい日差しの方へ足を向けてみよう。

後ろ髪引かれる心の手はまだしっかりと握られていて
切り離した時そこには何の跡が残るのだろう。

たくさんの星が光を注ぐ中で
灯りが届かない影へ身を潜めながらより明るい暖かな星を探し続けると
いつかは手が届くのだろうか。

粉々に砕いてきた星達への償いは決して消え去るものはないけれど
砕け散った破片を寄せ集めても元の形には戻らないから
破片の荊の絨毯を
裸足でしっかり踏みしめて歩き続けたい。

その中にあるひとかけらの勇気を身に宿して。

降り注ぐ流星を受け止めて
荊の道を覆い隠して歩くのではなく
試練を踏みしめて進んで生き抜きたい。

今は弱くたっていいじゃない。
大切な時だけ本当の力が漲るんだから。



嵐は過ぎ

静寂を身に纏う。


仄暗い中から

1つの木漏れ日に手を伸ばす。

すり抜けられた手は

やがてもう1つの木漏れ日を掴み

やがてすり抜ける。


先には業火に包まれた

足枷が祀られ

それを掴み奪い取ろうと

人は傲慢になり

人は欲望を奮闘させる。


暖かい業火や冷たい業火。

赤々とした業火や煤ばかり巻き上げる業火。


熱く奥まで突き上げられる快感を欲し

黒々とした煤も構わず

血眼になる瞬間

端から見えるものは

ただ単に

穴を埋めたいだけの冷酷な体がそこにある。


業火の隅から舞い上がる

嵐の如く熱い風

その中の1粒が

1番大切な温もりとなり

1つの光の衣となる。