足を止め
ゆっくりと周りを見渡す時が来た

引き潮に流れゆくものを
ほんの一粒の欠片であれ
輝いている水しぶきであれ
静かに見届ける

ひたすら追い求めた塊であっても
見えなくなるまで永遠と
奮い立つ衝動を封じ込め
目を閉じることなく最後まで見据え
その時が来るのを待ち続けるのだ。

ただ何気ない毎日であっても
ただ呆然と過ぎ行く日々を
川の流れのように
ただただ見送るしかないのだ

やがて蕾が膨らみ
花開く時を抱きながら