1358日め(『うる星やつら』最終回)(北海道旅行の思い出) 〜 山猫の巣 | 猫と犬との生活・ガーデニング・二次元鑑賞・手芸に勤しむ山猫

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10年ぶりに迎えた子猫はチャーミングな娘さんになりました笑。ほぼコニファーと睡蓮しかなかった庭をDIYしながらベリー類・野菜・ハーブ・バラ・クレマチスなどを育て始めて数年。たまに映画・アニメ・本などのことも。よろしくお願いします。

おはようございます😊








毎日少しずつ

収穫が続いています。




昨晩

『うる星やつら』が最終回を迎えました。


数十年前に毎週見ていたアニメが

復活すること自体は

今は珍しくありませんが

『宇宙戦艦ヤマト』とか

『銀河英雄伝説』

『るろうに剣心』といった

重めの作品が多い印象です。


気軽に見られるコメディ作品の

『うる星やつら』は

当時は登場人物たちより若かったのに

今ではあたるたちの親世代より

ちょっと上になってしまっているという

現実!


ストーリーは

知っているものも多かったのですが

あたるの家や部屋にある家具や

黒電話やデスクライトなどの小物

街にある電話ボックスや看板

人々の服装など

ちゃんと1980年代風になっていて

ノスタルジーを感じることのできる

作品でした。


それでも全く古臭いわけではなく

ラムちゃんの髪色は

以前の重たげな緑×黒ではなく

明るいレインボーカラーに変わったのもあり

画面全体が

ふんわりしたポップな色調で

とても好感が持てました。


『鬼滅の刃 柱稽古編』は

もうすぐ終わりそうですし

今のところ

『るろうに剣心』の続編もないようですし

去年発表のあった

『ペリリュー』も

何かの力が働いたのか

空中分解してしまったようなので

先日発表のあった

『おそ松さん』4期まで

テレビで見るアニメは

『ちびまる子ちゃん』と

『サザエさん』くらいかもしれません。

時間帯が時間帯なので

毎週観られるわけでもないのですが。


最近また

『ゴールデンカムイ』を

アマプラで観ています。

うーん、グロい。




何十年も前に

祖父母と同い年の従姉妹と

一度だけ

夏休み中

お盆の少し前に

北海道へ1週間ほど

旅行したことがあります。


札幌、旭川、稚内、知床などへ行きました。


記憶があやふやですが

水族館へも行きましたので

もし当時もあったとすれば

ノシャップ寒流水族館だったかもしれません。

行った時は

アイヌ語らしいノシャップではなく

日本語らしい「のさっぷ」の読みでした。

野沙布と書かれていたような。

でも今入力してもこの字は出てこないので

記憶違いかもしれません。


水族館を訪れた日は曇り空で

夏とは思えぬ冷たい風が吹いていた

記憶があります。

その水族館は

あまり大きくはなく

全体的に暗くて

現在この国にいくつもある

明るく美しく楽しげな水族館とは

全然違う雰囲気でした。

ただ

屋根のないプール?池?に

ペンギンがたくさんいて

それらが皆元気に動き回っていて

「寒さで縮こまっている人間と違って

ペンギンはこんなに寒いのが

逆に快適なんだね。」

と従姉妹とおしゃべりしたような

記憶があります。


水族館には食堂があり

そこの木張の壁の上の方には

居酒屋の品書きのように

たくさんの黒っぽい札が一列に並んでいて

それぞれに白い字で

挨拶や簡単な名詞などが

アイヌ語と日本語で書かれていたことを

よく覚えています。


どこで買ったかは

忘れましたが

この旅行で買ったことは間違いない

ペンダントが

まだ私の手元にあります。


時代を考えると

多分本当に

アイヌの方が彫ったものではないかと

私は思っています。





頭に布を巻いた

女の子の横顔・・・


あれ?アシリパちゃん・・・?




知床岬にも行きました。

その日は天気が良かったのか

遠くに

国後島などが見えました。


当時ロシアはまだソ連で

ブレジネフ政権下だったので

非常にミステリアスで恐ろしい隣国という

イメージがあり

国後島さえ

鬼ヶ島のように?

恐ろしく見えた記憶があります。


他にも

町から少し外れると

「熊出没注意」の看板が目立つことも

北海道のことを何も知らなかった自分には

衝撃的でした。


こうした数十年前の

断片的な旅行の記憶が

私の脳裏の隅には

張り付いていて

それが

もしかすると

「現在の北海道」に住んでいたり

知っていたりする人々よりもむしろ

『ゴールデンカムイ』の

開拓地的な雰囲気を

感じやすくしているのかもしれません。


作中

「旅順攻略」

「二百三高地」

「白襷隊」

などの言葉がよく出てきますので

1980年の邦画

『二百三高地』は

やっぱり見ておいた方が

このアニメは深く味わえるかなと思います。

歴史的事実で

何年何月何日に何があったというのも

大切なのですが

1980年の当時の

日本人のメンタルは

コンピュータやネット通信といった

近代機器をまさに湯水のように使っている

21世紀になってからの

日本人のメンタルとは

全然違うと思うので

1905年から1980年の75年間の方が

1980年から2024年の45年間よりも

近く感じるんですよね・・・。




山猫🦁