サムネイル

​絵うまいねー!

ちょっとイラスト書いてくれない?

 

 

そんなふうに言われたら・・・・

 

わー!嬉しいキラキラ爆  笑気づき

 

という気持ちが先走って

 

いいよいいよ、無料で描くよハート

 

なんてお相手に伝えていませんか?

 

もちろん、いつもお世話になっている方ならそういう事もあるかもしれません。

ですが、ちょっと待ってパー

 

描いてみたものの、

後から変更

やっぱりこうしたい

ついでにこれも・・・

と、お相手からの要求が多くなってくる場合は要注意注意

 

無料で受けることによってあなた自身が疲弊してしまい、せっかく楽しかったイラストを描く事へのやる気が落ちてしまいませんか???

 

そんな時は

価格設定について真剣に考えてみるいい機会です。

無料から有料まで、段階を経て奥田もお仕事してきました。

そんな私の考え方をお伝えしたいと思います。

(読者の方からのコメントで、イラストだけでなく技術を提供する方にも当てはまる内容となっているそうです!ぜひ自分の仕事に当てはめて考えてみてくださいね❣️)

 

無料で受ける場合

無料でイラストなどの仕事を受ける場合の基準としては

 

風船よっぽどお世話になっている人かどうか

 

もしくは、

 

風船あなたの事を世に広めてくれるかどうか?

 

というところを考えてみると良いと思います。

 

お世話になっているかどうかというのは、あなた自身がこれまでその方との関係の中で料金外の事をしてもらっていたり、いつか何かの形で恩返したい!と思えるようなお付き合いのある方
 

そして、あなたの事を考えてくれて無理な事を言わない方。

信頼して任せてくれる方なら恩返しをするために無料というのも良いと思います!!

 

私も、これまで無料でも何件か仕事をしたことがあります。

それは昔からお世話になっていた方のお祝いや

いつもよくしてくれる方への恩返し的に、無料でも足りない・・・というくらいの気持ちでお返しのための仕事をしたことがあります。

 

そういう方は決まって、またそれ以上のものを返してくれます。

いつまでたっても恩返しできないなあ~~というのがこちらの気持ちです悲しい


あなたの事を世に広めてくれるかどうか?というところでは

無料で配布するようなイベントの際に協力してもらえるかもポイント。

無料でイラストを使用できるかわりにあなたの紹介をしてくれるようにお願いしてみるのも良いと思います!

 

もちろん、駆け出しなので経験を積みたい場合も無料で良いと思いますが実績がきちんと見える形で蓄積されるような事も考えながらイベントをやってみると良いですよ!

あなたの成長になるからと

勝手にお世話焼いてくる方に


え?私やりたいって言ったっけ?!


と思ったら、それは見逃してはいけない違和感です。

知り合いだと気軽に頼んできたりしますが、一度引き受けるとその後もお願いが続きます。

気をつけましょう‼️


 

ワンコインで受ける場合

無料じゃちょっと・・・

という事でワンコイン500円。

 

これもほぼ無料と同じくらいの大・大・大サービスです物申す

 

だって、500円って・・・・

今の時給、最低賃金900円台~1100円台ですよ~~~えーん

 

以前こんな記事も書きましたが・・・

右矢印デザインのお値段を時給で決めてはいけない理由

 

せめて最低賃金くらいはもらっても良いと思いますよ。

はい。奥田はそう思いますちょっと不満

 

しかも、白黒かカラーかも変わりますが

カラーで手描きなんて言ったら・・・・

どうでしょう?

 

それ、何分で描いていますか?ガーン


技術を売って、ほぼボランティアになっていませんか?

楽しさが感じられなくなってきたら、、、

そういう感じで考えてみると良いです。

 

ですがこれも、経験を積みたい駆け出しの頃の場合は

まずはワンステップという事で500円もらうというのはアリです。

そして、慣れてきたら1000円以上にして、いくつも頼んでくれる方には割引価格で500円にするとか・・・

自分が描いた絵がお金になるって嬉しい飛び出すハート

という気持ちがあるとは思いますが、趣味レベルではなくお仕事にしていきたいなら、いつまでも500円ではなくてステップアップできるよう価格設定と自分がかけている時間、そして1番大事なイラストのクオリティについて考えてみましょう。


 

1000円台

1000円台になってくると、お仕事になってきた感がありますね。

ですが、相場よりもまだまだまだまだ安いですびっくり

 

ですが、1000円となると「仕事でやっていく」という意思を感じられる価格だと思います。

今はまだ1000円だけど、内容によっては2000円や3000円のものも描いていくという交渉もできるのではないでしょうか。

 

最初にイラストは1000円からと言われたら、お相手もきちんと仕事として依頼をしてくる可能性があります。

 

ごめーん、ちょっと変になっちゃったひらめき

泣き笑い納期予定を大幅に過ぎちゃう、ごめーん!


という友達感覚でいつまでもいられる訳ではないという事をあなた自身も肝に銘じていきましょう!

1000円くらいまでは、あなたの決めた納期に合わせてあなたらしいイラスト提供する条件で進めましょう。


だけど、ここからはあなたらしさとクライアントの意向をしっかりとイラストで表現しないと、リピートには繋がりません。

だって無料のイラストでも高いクオリティのものはあるからね‼️



2000円台

相場を調べたときに驚いたのが

スキルマーケットのココナラの価格が全体的に上がっている事。

昔はワンコインの500円からの商品が多かったように記憶しています。

 

ですが、今はイラストも最低価格が2000円~となりました。

1つのイラスト2000円はもう仕事として受注するレベルです。

(まだちょっと安いけどね)

 

お願いする人から見ると、良心的な価格だなあ~という印象です。

また、このくらいで仕事を始めるとなると

修正回数の限度や内容の打ち合わせなどもきちんと行ったうえで取引スタートとなりますね。

 

自分のテイストが決まってきたら、2000円から始めてみるのが良いのではないでしょうか!

依頼する側も、素人にお願いする価格ではなくなってきます。きちんと方向性を知ってもらうために、作品集などもストックして自分ができる範囲をお伝えできるようにしましょう。


3000円

ある程度経験のある方なら3000円くらいからのスタートかな!と思います。

  • イラストが上手い!!
  • 何でも描けるね!!
  • 雰囲気がいい!!
という感じで、褒められる事が多い方。
基本的なものがアレコレ描けて
あなたらしさも出るような、あなただから描けるようなイラストならばこのくらいの価格で始めましょう。
 
実際、奥田が会社勤めだったころ、外注デザイナーさんを探しに行っていた事もありました。
その場合、ひとつのお仕事に対して3000円を条件に描ける方を探していました。
その代わりにこちらからの修正はほぼなくその方のテイストを信頼して描いてもらっています。
3000円~の相場の方はある程度のクオリティのものを納品できる方と思って間違いないと思います。お願いする立場の人も色々と描いてもらいたいものを相談できると思いますよ!(正直、2000円までの場合はお願いする方からの後からの大幅な修正や変更はやめてもらいたい)
 
ですが、ここからは大幅な修正や使用目的、そしてイラストを描く範囲によって価格をプラスしていく事もあればちょっとした割引を考えたりする事も出てきます。
 
2000円までは顔だけのワンポイントのイラストだったとしても、3000円からは上半身までのイラストを描くとか、描く範囲も変わってきます。
全身描く場合や何人も描く場合はプラス料金で考えても良いでしょう。
 
 

 

それ以上の価格

5000円や10000円の価格設定、


あとはあなたの腕次第!

 

と言うと、結構価格設定が難しいですよね指差し

 

ですが、3000円でやってみて

時間と内容を考えて、やれる範囲であればその価格でも良いですが

背景の描き込みや使用用途を考えたときに

ホントにその金額でいいの?と不安になるタイミングがあったとしたら・・・・

 

プラスの価格を考える時です物申す

 

例えばあなたが3000円で受けたイラストが

挿絵ではなく、本の表紙になるとします。

それは多くの人が目にするものであり、そのイラストによって手に取る人が増えたり売れ行きが変わる可能性もある大事な部分。

 

ベースの価格を5000円~にアップしていく事も考えられますが

商用利用の内容によって価格を変えていく必要もあります。

一回挿絵として使うだけではなく、その方のイメージとなるような使い方だと人に見られる範囲も変わります。


価格をプラスするのは雰囲気で行うのではなく、ある程度工程を考えて見積もりを作ってみると相手に説明の時に納得してもらえるかもしれません。

 

例えば複雑な背景追加の場合は+5000円

二次利用の場合は+8000円など・・・・!

こうなったらもうプロのイラストレーターですね飛び出すハート

お客様から継続的にお仕事が来るよう、クオリティアップはもちろん色々なパターンのイラストが描けるように日頃から練習しておきましょう。


依頼する側も、この相場感になると多くのことに対応できるイラストレーターか見極めて依頼する必要があります。

制作物だけでなく、納期などの融通や大事な人柄についてなど。信頼して任せられるかを見極めるにはやり取りの様子や発信内容を確認する事をオススメします。


 

その前に考えたい大切な事

さて、本日はお仕事をする前提でイラストの相場の話をしてきました。

ですがあなたのイラスト

それ、本当に仕事にしたいものですか???

 

昔から絵を描く事が好きで

授業中ノートの端っこにちょこっと絵を描いて

それをみんなに褒められて

 

そういう、楽しい時間と

 

仕事として絵を描くという事は

 

全く別物です。

クライアントの要望に対して描くという事は、いわゆるデザインかアートかと言えばデザイン寄りの仕事。

あなたの感性だけで描くものではなくなってくる場合が出てくるのです。

 

私は絵を再開するまで20年かかりました。(大学卒業から数年前までの空白の20年は絵を1つも描いていません)

そして、再開と同時に

「私に絵を描いてほしい」と言ってくる方が何人も現れました。

 

ありがたいことです。

 

そして、

 

描いてみた結果、

 

とても苦しくなりました。ショボーン

 

私は何でも描けると思っていたのですが

私が描くものはデザインじゃないんだ、アートなんだとそこで気が付きました。

image

そこから、商用に描く依頼は一切お断りしています。

 

私は、私の中で湧き上がってきたものを表現する手段としてアートを描いている事に気が付いたのです。

そのテーマは自然かもしないし、人かもしれません。

この人を想って描いたというものもあれば、この感情を表現した、というものもあります。

 

そこに、【誰かに言われて描く】というステップが入るとどうも筆が進みません。


私がその方に対して興味関心、何も思う事が無ければ描く対象にならないのです。

それはデザインのプロ意識からするとダメな事かもしれませんが

私はアートとして自分の絵を考えているので

描けなくなるくらいなら、この方がいいと思って、自分の感性に従って描いています。

 

もしも作品展をする際には販売もあると思いますが、それはもうその1点を売るという感じで複製をして何枚もを利益目的で商業的に売る事は考えていません。

大切な自分の分身だからです。

image

こんなふうに、あなたが生み出すものを

仕事にするも、自分の楽しみにするも自由ですが

仕事として受ける前にちょっと考えてみると

 

実は私はアートとして描きたかった!

自分の好きに描くのは楽しいけど、人の依頼で描くのはつまんない!

 

なんて事に気が付きます。

その際は、それでよいと思います。

私も、やってみるまで気付けませんでした。

 

自分を発信し始めると、良くも悪くも色々な人に出会います。

そんな中で、無理を言われて疲弊して生み出すことができなくなってしまうならば・・・

一度考えるタイミングなのです。

 

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ですので、依頼する側も

もしもメニューとして立ち上げていない人に依頼するならば

 

「仕事として依頼したいけれど、やる気があるか?」

 

という部分をまずは聞いてみてください。

 

絵を描くのは好きだけど、仕事にしたいと思っていないニコニコ

 

という人もいるからです。

また、相場よりも安く描いてくれた方には

ねぎらいの言葉だけでなく作品の紹介や次の仕事の依頼も行ってください。

 

アーティストってね、もう嫌だと思ったら

 

この人からの仕事は絶対に受けない凝視

 

と決める方もいますよ。

脅しでも、なんでもなく。

そういう方もいます。

 

私も、過去そう決めた方いましたもん泣き笑い

 

言う事が打ち合わせと180度変わったり

使用用途が守られなかったりと

色々痛い目見てきましたネガティブ

 

だからこそ、クリエイティブな仕事に理解の無い人は嫌です。(理解のある方は本当に最初から気遣ってくれますし、きちんと料金の話もしてくれます)


そして、まだ知識も経験もないイラストレーターの卵さんたちには、搾取されないような知識を身に着けてもらいたいと思っています。自分のやる気や技術を守る事は自分でしかできないからです。

 

デザインから四コマ漫画まで。幅広く30分から相談できるこちらのメニュー。

価格設定が困っている、依頼者の対応をどうしたらいいか困っている・・・なんて事がありましたらぜひご相談ください。

 

クリエイティブな仕事したい人、応援しています飛び出すハート

 

 

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