おにゅう峠と焼肉の会 | くるくるもぐもぐ日誌

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ロードバイクの関西お出かけ日記と、出かけた先で収穫したおやつの記録です。
相棒は、TREKの Madone6とLexa slxです。
日本史とカフェとポタリングが大好きです。ダムカードを集めています。たまに絵を描きます。
話はたいてい長いですので、お暇なときにどうぞです★


友人のkouさんが、「京都・滋賀方面の面々と走りに行くけど行かない?」と聞いてくれたので、喜んで行ってきました!

行先は、秋の定番、おにゅう峠。


滋賀県と福井県の県境にある峠道で、峠の上から上ってきた山道と美しい紅葉を見下ろすことができる景勝地です。

前回行ったのは2016年の11月でした。

 
そんで、この時めっちゃ雨に降られた。
極寒。
雨が多い地域なんだそうです。

まあ、山だしね。そうだよね。
今回は降られないといいんだけどなあ。

京都の大原に集合します。

「車をパーキングに入れてくるから、先にみんなと合流していて」とこうさんに言われて、急いで荷物持って車を降ります。

「もう忘れもん無いか? 気を付けて」と声かけてもらったけど、まあ、前日砥峰高原走りにいった準備そのままだったし、大丈夫と思う!

集合完了後、おにゅう峠に向け出発です。


走ったことは何度もある鯖街道だけど、メンバーが違うので巡航速度が違う。
私以外にも女性いるけど、どこそこのヒルクライムで優勝、シクロクロスも上位常連といった戦績持ってるレーサー達で、すぐ千切れてしまいそう。
私は最後尾で頑張って走る。
みんな、 はやい、…なあ!(ぜえはあ)あせる


最近アルミのレクサに乗っていたので、マドンは久しぶり。
バロックギアの感触が気持ちいいし、違いがよく分かる。
言葉にしづらいけど、とーん、とーん、と勝手にリズミカルに回る。

滋賀と京都の県境にある途中峠を、かつてなく真面目に走り(いつもゆるゆる)、滋賀に入って花折峠を越える。
朽木まで来たら鯖街道を離れて、山道に入りました。

この道は、真夏に北山友禅菊を見に行く時通るルート。
川沿いの涼しい山道なんだけど、秋に通るとひんやりして寒い。


のどかな山道を走るうち、おにゅう峠ふもとの源流の駅「山帰来」に到着しました。


ここでしばしトイレ休憩して、いよいよおにゅう峠登坂開始です。


路面には、尖った石がいっぱい。
なるべく踏まないように、気を付けて登っていきます。

ここは、パンクやサイドカット多発エリアなので、参加者各自交換用チューブを複数持参。

タイヤブートはもちろん、交換タイヤまで用意している方も。

タイヤ、スパッといっちゃうこともあるもんね。

私は、交換タイヤまでは用意してこなかったですが、タイヤは少しでも丈夫な方がいいかと思い、R-SYSにIRC aspite pro  wet(24C)を付けて行きました。



道中何度か石を避け損ねてしまい、破片を弾き飛ばしてガツっと嫌な音がしたので、「あっ、やったか?!ガーンと思いましたが、影響なし。

よかったー!あせる

ウェットタイヤでも重量205gと、軽い部類のタイヤで、耐サイドカット仕様なのが嬉しい。
おススメです。

とはいえ!

石や異物を踏まないに越したことはありません。
なるべくしっかりと路面確認しながら、石を避けて進みます。

パンクすると、足元不備で不安になるし、気分が下がるものなあ。

みんなで「うー、しんどいねえ。まだかなあ」と言いながら登っていくと、見晴らし良好撮影ポイントに到着。


登ってきた道が見えてます。

紅葉は、まだだったなあ〜。
でも緑に少しオレンジが入っていて、きれい。


ひとしきり写真を撮って、いよいよ山頂へ向かいます。

2016年の時は、雨が降って上まで行くのを諦めちゃったから、今回はぜひゴールしたい!


ヨタヨタと登って、峠に到着。


着いたー!

うれし!!


上から見たら、こんな感じ。


舗装されている左側が滋賀県。
未舗装の右側が福井県で、ちょうどここが県境になっています。


来たかったから、めっちゃうれしー


辺りが薄暗くなり、ハッと上空を見上げると、やばそうな雲がいる。

降られる前に山を降りて、ランチに行きます。

下りは一層慎重に。
石を跳ねないように、変な踏み方しないように、なるべくそうっと降ります。

全員無事で山を降りられました。
しかし、ランチ予定の場所へ向かう途中…

1人「あ、ダメだ。変な感じする。多分空気抜けてる」とストップ。

スローパンクでした。

次いでもう1人「あれっ、なんか僕のも空気圧甘い気がする?」という。

2人ともパンクです。

調べてみたら、本当に細かな石の破片が刺さっていた。
レース用の薄いタイヤだったら、瞬殺だったかもだ。


やっぱりおにゅう峠のパンク率は高いなあ。

でも今回は参加人数も多かったから、持参してるチューブやパッチ、シーラントなどの補修アイテム量も豊富で、かつ人手も多くて安心でした。


ランチは宝牧場 焼肉宝亭。


ウシさんの住まい(牛舎)を隣に、お構いなしで肉をいただくという…

ありがとう。
感謝していただきます。

ここで大変なことに気づく!!

あっ!
私、昨日走ってきてから自転車用のお財布にお金補充してなかった!ガーン

乗せてきてもらったコウさんの車にある着替え用のリュックの中に、補充するつもりだったお金を忘れてきてしまったのでした。

えっ…¥1500くらいしか入ってないかも。
足りるかな、足りないかな、どうしよう

なるべく足りそうなお値段のものを頼んだのだけど、途中で「追加の肉頼もうよ、そんでみんなで分けよー」ということになり…

……割り勘分乗せたら結局手持ちで足りなくなっちゃったのでした。
やっちゃったー、恥ずかしい。
助けてもらいました。笑い泣きあせるあせるあせる
(後ですぐお返ししました)(当たり前ですが)

あさ、車降りるときにコウさんから「忘れもんないか? もう車持っていくで」って確認してもらったのに、もうーバカ。


まあ、やっちゃったことはしょうがない!w
車に戻るまではもうどうしようもないから、ともだちに甘えさせてもらった(>_<)

併設の宝牧場スイーツも食べに行きました。


ソフトクリームのデザートも食べました。
ワッフルコーンがココアぽくて、バニラと合って美味しかった。

お腹いっぱい食べたので、あとは帰り。
また鯖街道を往復なので、夕方までには抜けておきたい。

13時台に帰路スタート。

花折峠登り返し手前で、メンバーでパンクあり。
登りが多くてちょっとシンドかったので、パンク修理の間に休憩もらえて嬉しかった笑

しかし、その間に雨が降ってくる☔️
なんでやー!

おにゅう峠で降られんかったのに、どうしてここで雨なの☔️

しかも、雨とは別に、山から溢れ出た雨水が道路を横断するほどの小川を作っていたりして、自転車で突っ込むと、タイヤが跳ね上げた水しぶきでずぶ濡れになりました。

みんな「ウワー!あせる」と叫びながら突っ込む不思議。
足元から下半身はずぶ濡れ、上半身には雨…。
もう笑うしかない。

そして山の中なので気温が低くて寒い。
ウィンドブレーカー着ても寒かった。

ヒーヒー言いながら、京都の大原付近まで戻ってきました。

すると、全く雨が降った形跡がないうえに暖かかった笑

気温が違うよ滋賀と京都…。
大変だったけど、なんだかとても楽しかった。


楽しかったー
跳ね上げた泥水で、あちこち汚れがひどいけど笑

ご一緒させてくださったみなさんに感謝。
また行こう!


洗車と靴洗いと洗濯まで、なかなか後片付けもボリュームあるライドになりました。