カフェとスコーンと夕暮れ六甲山 | くるくるもぐもぐ日誌

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ロードバイクの関西お出かけ日記と、出かけた先で収穫したおやつの記録です。
相棒は、TREKの Madone6とLexa slxです。
日本史とカフェとポタリングが大好きです。ダムカードを集めています。たまに絵を描きます。
話はたいてい長いですので、お暇なときにどうぞです★


先週末は三連休でした。

1日目は母&叔母と酒蔵周辺散策へ。


2日目はお手伝いと買い物。


きのこあんかけうどんを食べた。
寒くなると嬉しいほかほか🍄

よし、最終日は自転車に乗りたい!
天気もいいし!

と思ってましたが…。
朝イチで予定中止。
急遽自由行動になりました。

それは全然いいんだけれど、どうしよかな。

今行きたいとこといえば…。
曽爾高原?(奈良)

だけど、今から輪行準備して出ても、現地に着くのは昼過ぎになってしまう。

そうすると、電車の移動が大半で、ほとんど走れないまま1日終わりそうだし…

うーんちょっとなー。
他はあるかなー、うーん、どうしようかなー。

あっ、そうだ。
神戸に用事があったんだった。
今日は、用事を済ませに行こうかな。


洗濯と軽く掃除をして、自宅を10:30ごろ出発。
平坦ルートで神戸へ向かいます。

道中、「楽しそうなお店はないかな?」と思いつつ、あたりを見回して走る。

でもまあ…、そうそうないよね…

片道25kmくらい走ったところで、目的の用事はすぐに終了。ふうヤレヤレ。

さて、もうお昼時だし、何処かでごはん食べて帰ろう。

google mapで現在地付近を確認したところ、前にも行ったことある「ネムの木」というカフェがあった。

あっ、今日は営業中かな?
行ってみよう。

店内は席も空いていたので、入店。
卵かけご飯とお惣菜のランチをオーダーしました。


お店のオーナーさんは、前回訪問した時にご不在で会えなかったんだけど、今回もお会いできず。
残念だった。

この日、一人でお店を忙しく切り盛りされてた女性スタッフさんが、「土曜日ならいると思います〜」と教えてくれたので、また次に神戸の方に用事が出来た時は、なるべく土曜日に行ってみることにしようかな(^_^)

ごはんのあとは、行ってみたかったお店を探しに行く。

自転車とスコーンのお店らしい。

【SPARK scone&bicycle】
http://www.spark-kobe.jp

お店の前で自転車を整備されてた男性が、私を見て「どうも、いらっしゃいませ」と声をかけてくれた。
店主の方だった。


お店は、入り口にたくさんの自転車が置いてある。
かわいいカフェの雰囲気。

入口にはSURLYがあった照れ
どちらかというと、タウンユースとオフロードのバイクがこちらの取扱メインみたい。


入口にはカフェカウンターがあって、スコーンが並んでいる。

「もう、数が少ないんですけどよかったらどうぞ」とのこと。

午前中のうちに売れてしまうのかな。
店内はイートインのテーブル席がいくつか。


私はお土産に、スコーンをふたつ購入。
チョコとチョコバナナ。

背中に入れて持ってきた、デカトロンの折り畳みリュックに入れて背負って帰ります。


このリュックは、¥340でめちゃ使える。


お店のテーブル席エリアの奥には、自転車の整備スペースがあって、壁には見たことのあるサドルがかかっていた。

あっ、これは知っているぞ。
GRINDURO(グラインデューロ)というオフロードのイベントで入賞メダルとしてもらえるサドルだ。

サドルのことお尋ねしたら、先日出場して2位だったんだそう。
すごい! 
競技もされてるんだなあ。

この辺では、いいコースがあるんですか?と尋ねたら、「やっぱり六甲に行きますねえ」と言われていた。

あっ、そりゃそうか。
ここは六甲の麓なんだもんな。
そりゃ六甲行かずにどこ行くんだって感じだよね…。

このお店からすぐ近くに、六甲登り口ルートがあるとのこと。
へえ、帰りに行ってみようかな?

往路の平坦ルートは、らくちんかと思いきや大量の信号と路駐車てんこもりで大変面倒でした。
さらに帰り方面は爆風向かい風が確定なので、気乗りしない。
ルートを変えるのもいいな。

六甲へ上がる道を教えてもらって、山を通って帰ることにした。

教えてもらったのは、再度山というルート。
「さいどさん」かと思ったら、正しくは「ふたたびやま」というらしい。

「どんなところですか? 坂は長いですか?」と尋ねたら、「ロードで行くと、最初がかなりきついですよ」と答えてくれた。

そうなんや…。
じゃあ、ゆっくりいこう。

店主の方に「ありがとうございました」と挨拶して出発。

教えられた通りに道順をたどって進むと、すぐに登りが見えてきた。
あっ、よし、ここだな。

最初から路面にドーナツ模様がある。
知らない道なので、どこまで続くのかなあ…と思いながらノソノソと登る。

京都宇治田原の犬打峠を思い出す感じ。

路面を見ながらのんびり登るけども、交通量結構多め。
山だったらそこまで車も多くないだろうと思ったけど、全然そんなことなかった…。

ふおおおー(-_-;)  めっちゃ車来るやんあせる
ままならないな。
路駐と信号がないだけマシと思おう。

坂の方は、中盤から斜度が緩んだのでホッとしました。(ペースはずっとのんびり)



森林植物園前を通過。

地図で見たら、まだ全然進んでいない。
うーん、家が遠い。

もうこの頃になると、木々の影がななめになって、長く伸びて道路に落ちている。
そういえば光の色が少しオレンジ色だ。

秋から冬になっているなあ。
あれっ、そういえば今って何時なんだろう?

ガーミンを見たら、もうすぐ15時。
16時までには山を抜けたい。

山の上は気温が低くて、フルフィンガーでも指先がかじかむ。

夕暮れ前の光が、道沿いの木々を透かして、道路に長く影を落としている。
それをじっと見下ろしながら、山を登る。


はあ、寒々しい。
なんだか、日暮れが早くなると気が滅入る。
…気がする。

自転車乗りにも全然会わないな…。
もうみんな帰ってしまったのかな…。

と思ったら、TREKに乗った男性が後ろから一人追い越していった。

あっ、走ってる人もいた!
そんなにペースも変わらなかったので、一定間隔で走る。
きっとこの人も行先の方角は同じだろうと思い込んでいたのだけど、進行方向に「掬星台(きくせいだい)」と道路標示が出てきたあたりでようやく引っかかる。

…ん?

その…何だかファンタジー流れ星ぽい名前の展望台…って…。

名前見たことがあるけど、地図ではたしかメインルートからめっちゃくちゃ外れていたような気がするな…?

止まってgoogle mapを確認すると、案の定この先行き止まり。


道を間違えとるやんかあ!

わーんえーんガーン
がっくりしながらUターン。

16時ぐらいには六甲を下りているものと思ってたのに、とっくに過ぎてしまっている。
迷って余分にうろついた。

ああ、陽が暮れてしまううう。
イヤやあ〜。

すると、ふいにガーミンが「バッテリーセーブモードに移行しますか?」と聞いてきた。

ええっ?あせる もう充電ないの?あせるあせる

同時に、携帯のほうも充電が乏しくなってしまった。
やばい、携帯もガーミンもどっちも頼れずに、帰り道分かるかな…。

道路標識やカンバンも立っているけど、そこに書いてある地名や目印がどこにあるのかを知らないので、帰る方向に近づいてるのか離れてるのか判断できない。

いかーん、こんなとこで本気の迷子になってしまうあせる

六甲山頂の一軒茶屋まで行けたら、道もわかる。
なんとかガーミンとiPhoneの命が尽きる前に一軒茶屋までたどり着かねば。

妙だなあ、こんなに時間かかるはずでは…。
(チンタラしてるから)もぐもぐ

なんとか無事一軒茶屋にたどり着き、知ってる道に出てホッとした。
もう大丈夫。

帰る前に寄り道する。
お土産スコーンの配達に行って、それを自分で食べて帰りました笑



SPARKのスコーン、チョコバナナ味美味しかった。

しかし、ガーミンの充電が短くなってきたのには困ったなあ。
一日中バックライト付けっぱなしだったんかな?


迷子で遭難せずに済んで良かったです(笑)

さて、次はどこ行こかな?