長閑だなあ。。
機内からは珍しい形の山が見えます。
そこでハプニング。
一番乗りでイミグレに着きパスポートを差し出すと、入国係官の女性がPCを見つめながら戸惑っている様子。
彼女は別のスタッフを何人か呼び、PCを指差しています。そのうち、一人のスタッフが「ビザはありますか?」と私に聞きました。
アゼルバイジャン入国の際、日本のパスポートはVoA(Visa on Arrival)OKと確認して来ていますので、その旨を伝えると、また何かを調べ始めました。スタッフの一人が誰かに電話すると、ワラワラとスタッフが集まりだし、皆で私のパスポートをチェックし始めた。
???
「イスタンブルを発つときにアゼルバイジャンのビザは見せましたか?」
???
(いや、だから持ってないって。爆)
「日本のパスポートはVoAで行けると向こう(IST)のスタッフも認識していたので、そのままスルーでした。」
すると、私を先ほどから睨みつけている男性スタッフが、「中国だろうが日本だろうが、事前にビザを取得しないとアゼルバイジャンは入国できない(というようなことを)」言うではありませんか。
おいおいおい、中国と一緒にしないでくれよ、自国のビザサイト見てみろ。しっかりと日本パスポートはVoA対象と明記されてるやろ。今、ここで発行してくれればそれでいいんだよ。
それでも全く進まぬ検証のため、私はイミグレ手前のホールで待機するよう言われ軟禁状態となりました。
ここでツラいのは、ここにいるスタッフのほとんどが英語を理解しないこと。今いる十数名のスタッフの中で一人だけマシな英語力と思われる女性が度々私に質問しますが、ちょっと意味の分からない部分あり、安易に応えるとコチラが不利になりそう。なので下手に返事できません。
まさかココでこんなことになるとは思っていないので、google翻訳のアゼルバイジャン語をダウンロードしていない。そしてネットは繋がらない。
困ったなあ。。。
もし入国できないのであれば、乗ってきたトルコ航空(TK)でISTへ戻らないと身動き取れなくなる。この空港を発着する海外の航空会社は週2のTK(IST)と週1のUT(VKOモスクワ)のみ。TKの次のフライトは3日後です。
しかし、彼らが問題としている何かは一向に解決を見ず、TK、行ってしまいました。。。
あーあ。
TKのテイクオフを見届けていると、また英語を少し話す女性が話しかけてきました。今のところ、私に何かを確認するのは、この女性のみです。
「あなたのパスポートはなぜページをテープで貼ってあるの?」
ああ。
「日本では、査証ページの余白がなくなると、政府公認で増ページします。」
なるほど、これがあるから日本は増補をやめたのね。これ疑われますよね、簡易なテープで貼ってるだけだから。こんなん素人でもできるわ。そこに書いてある文言も、コピーで間に合う程度の簡素なもの。
しかし、これは日本では正規だ。
「ビザにしろ、増補にしろ、もし貴方がたが疑わしいと思っているのでしたら、バクー(アゼルの首都)にある日本大使館に確認いただけないでしょうか。」
と伝えるも、聞いてるんだか聞いてないんだか、多分通じてなくて、返事もせずそのまま私のパスポートを持ってどこかへ消えてしまいました。
また暫くすると、多くのスタッフが私の周りに集まってきました。なんと、その中には警察も数名いるではないですか。
「今度は何だ?」と思っていると、例の彼女が、
「アルメニアには何しに行かれましたか?」
ドキーッ!
マズイ!
探し当てちゃった?あれほど多くのビザスタンプあるのに見つけちゃった?泣
以前、この逆経路で入国拒否されそうになったことがありました。
ナゴルノ・カラバフの例にもあるように、アゼルバイジャンとアルメニアは隣国同士で仲が悪く、双方が双方のビザを発見すると宜しくない事態となります。 あまり行く人がいないからか話題にもなりませんが、片方のビザが片方に見つかると、面倒なことに。
長くなったので後編に続きます。






