2020/2に訪ねた南太平洋のアイランドホッピング旅です。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

クック諸島を発ってニウエ(IUE)へ向かうため、先ずはニュージーランドのオークランド(AKL)へ。

 

 

 

 

ニウエはこの頃、NZのAKL間しか国際便がありませんでした。

 

 

 

 

予定時刻通りに到着後、すぐに乗り換えてニウエへ。

 

 

 

 

こんなメンドクサイ移動でニウエへ参りますが、この日は泊まらず滞在2時間でAKLへとんぼ帰りです。ネットで検索しても特段の見どころはないうえ、AKLとのフライトは数日に一往復のみ。何もないところで何日も費やす暇はない日本のサラリーマンですのでね。

 

 

 

 

南太平洋の島々を11ヵ国巡るこの旅では、コロナの影響で渡航前から日本人の入国制限を公式に発表していた国が実は5ヵ国ありました。ニウエもその一つ。







今だから言えるここだけの話ですが、行ったらすんなり入国できました。日本政府(外務省)が発表している内容とは齟齬あり、現場に周知されていないのか、いつもの日本外務省のデマなのか、それは未だ不明です。

まあ、その後も何で入国できたのか調べてはないけど。爆

 

 



 

 

 

大体、最近は日本の出入国にスタンプは不要です。経由したAUSもNZもオンラインビザで、入国しなければパスポート上にスタンプは押されません。このためどこを経由してきたかなど何とでも言えます。






また、これもあまり知られてませんが、世界が共有する入出国の個人情報DBなど存在しません。このため、各国外務省は自国の入出国こそ記録しますが、他国の入出国を知ることはできません。パスポートに載っている情報はリードオンリーなのです。

 

 

 

 


 

というわけで、日本人の入国制限を発表していた(とされる)ニウエの入国もすんなりでしたが、私自身は「何もないところに何日も居れん」と、来た飛行機でトンボ帰りすることにして正解でした。首都アロフィに着いてビックリ。

 

 

 

 

首都のメイン通りとなる場所の両端にポツンポツンとしか建物がない。これ、wikiから借りますがここが首都なのですよ!

 

 

 

 

なんと、この国の当時の人口1,900人!私の住む部屋から東京湾方向に見える3棟が重なり合ったタワマンは、1棟だけでも2,000人以上住んでいますが、あの1棟だけで国が仕上がってる感じ?何で国にしたの?国家として本当に成り立っているの?

 

 

 

 

もともとNZの属領だったニウエは1974年に「独立」した格好となっていますが、現在もここの住人はNZの市民権を持ち、独自のパスポートはないそうです。日本や中国、インドなど数十カ国がニウエを国家承認しているものの、世界的にはまだ「NZの自治領」とみなされていて、そのせいもあってニウエはNZとしか国際線の往来がないのです。

 

 

 

 

何のために独立したのか知りませんが、まあ、せいぜいNZのタックス・ヘイブンかなんかといったところでしょう。それにしても何ともノンビリな。滞在2時間でも多過ぎるわ。笑 この超小さい街をブラブラしたあと、ちょっとしたレストランへ入って超肉厚BURGER。これがメチャクチャ美味しくて感動。この長閑な環境じゃ、牛もよく育つんかな?

 

 


 

ニウエは観光に力を入れるそうですが、上述の通りAKLとしかフライトがない。東京から直行便でAKLまで約11時間、AKLから約4時間。少なくとも北半球に住む人が、何もないここへ何しに来る?せいぜいAUSやNZに住む人々の癒しの場というところでしょうか。

 

 

 

 

 

さて、AKLに戻ります。

 

 

 

 

AKL到着は夜。





すぐさまNZ航空のラウンジへ。シドニーのNZ航空ラウンジと同じ色。コーポレート・カラーなんかな?

 

 

 

 

次の国へのフライトは明朝です。入国してホテルに泊まろうか迷いましたが、AKLのNZ航空ラウンジはこのように簡易ベッドスペースも充実しており、ぐーすか寝ている人もいるので私もここで一晩を過ごすことに。

 

 

 

 

ここでもラウンジ入室時にNZビザの有無を問われました。経由なのにやはり要るんだな。そしてニウエはNZの属国なんだな。出発する時はNZビザの有無は聞かれませんでしたので。ここで、しっかりビザ代を払わされましたよ。笑

 

 

 

 

横になってガッツリ睡眠を取り、翌朝早くに次の国へ。