[その1]1971年式のワーゲンバスのボディ腐食を銅メッシュで板金 DIY | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

こんにちは。けーすけです。

バイクネタが多いのですが、今回は車ネタです。

 

image

 

うちは移動販売車のたこ焼き屋さん[3丁目のたこボール]を運営しています。

https://rootwest.com/tacoball/

 

197年式のワーゲンバスなのですが、13年前に中古で買ったときから腐食がありました。以下のブログネタ参照↓

 

 

 

image

 

当時は小さな穴だったので、隙間に発泡ウレタンを充填して、その上からグラスファイバーで固めて、パテ盛り、塗装という感じで直しました。

 

しかし、泥除け部分が腐食したために、そこから水が入り発泡ウレタンが膨張して、外壁が浮いた感じになりました。

 

image

 

もう手でパリっと取れる状態に(汗)

 

image

 

中に見えているのが発泡ウレタンです。

 

このバスですが、本格的にサビ対策をすると何ヶ月の営業休止になるだろうという感じ。

本当はフルレストアするのが吉だと思うよ。

ただ、実際に営業車だとそういうわけにも行かないじゃん。

 

ここは王道から外れるかもしれんけどさ、本当に必要な時期にはしっかりと補修しないかんと思うけど、今は営業車として見た目を整えることに注力いたします。

 

image

 

この状態からハンマーやドライバーやその他を駆使して表面を剥がしていきます。

 

image

 

いやはや、普通の人が見たら、大衆車ならさ、即廃車なんだろうと思うぜ。

 

image

 

サンダーやベルトサンダーなどを駆使して腐食のギリギリのラインでカットします。

 

もうリプロ外板で全面張り替えたほうがいいんちゃう?的な話ではありますが、今回は部分補修です。

 

image

 

こじると発泡ウレタンとサビというか砂がどさーって出てるの。

まじでウギャーって感じだよ。

 

本来はもっと早く対処しておくべきだったと今更ながら思います。

とはいえ、営業車なのでなかなかそうは行かなかったのだ。

 

今回、奥さんがニュージーランドに旅行にいったこともあり、移動販売の営業を一週間止められたことがきっかけですね。

 

image

 

こうやって大穴をあけます。

中に防錆のノックスドールを吹いておきます。

 

 

 

image

 

ホイールアーチ側は穴が空いているので、グラスファイバーとかで蓋をするように考えます。

 

本当は内部の腐食部分も切り取ってパッチ板を溶接して...ということでしょうが、正直、それをやりだすとボディをおろしてフレームだけにして....とフルレストアになるので、できる範囲でということにします。

 

image

 

まずはテストで右部分に銅色のパッチがありますが、これは銅メッシュを板金ハンダで止めた様子です。

意外といい感じに付きました。

 

板金用のワット数が高いハンダゴテを買って正解。

 

上からベルトサンダーを掛けても剥がれずにボディと面一になって新しいボディとなってくれています。

 

image

 

さて、大きな穴を銅メッシュで塞いでいきます。

 

本来はここに合うように板を切って叩いてスポット溶接して...みたいな感じでしょうが、板を切って曲げもできないし、溶接機も持っていない、となるとこの方法くらいしか思いつかん。

 

発泡ウレタンを中で膨らませて、ボディと面一になるように削って整形したあとにグラスファイバーを貼るという方法もあるみたいですが、もともと発泡ウレタンが悪さした今回のケースだとつかえねーしなと思っての判断です。

 

image

 

なんとか貼り付けられました。

 

image

 

まだラフにハンダしただけですが、これからベルトサンダーでハンダの突起をはずって平らにします。

 

その後に銅メッシュ自体にも防錆処理をして、ファイバーパテを盛るという算段です。

 

さて、どうなることやら.....