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コツコツ投資、のんびり暮らす

特別な才能もなく歯車として働くしかなかった私が、投資で少しずつ資産を築き、働き方を変えてきました。今は仕事をセーブして、会社に縛られず、好きなことを好きなときに楽しむ、のんびりした暮らしをしています。

投資を始めたころは、今よりずっと株価を気にしていました。

「今日は上がった」

「明日は下がるかな」

「そろそろ売ったほうがいいかな」


そんなことを考えていると、気づけば株のことばかり考えている。


でも、長く投資を続けてきて思うのは、長期投資のいいところって、資産が増える可能性だけじゃないんだなということです。


何よりラク。


私は基本的に、良いと思った会社の株を買ったら、すぐに売ることはしません。


もちろん、業績が悪くなったり、投資した理由がなくなったりすれば売ります。


でも、


「ちょっと上がったから利益確定しよう」


という理由だけで売ることは、以前よりかなり減りました。


なぜなら、売ったあとにこんなことが結構あるからです。


「あれ?やっぱりこの会社いいよね」


……そして、また買ってしまう笑


だったら最初から持っておけばよかったじゃん、という話です。


しかも、課税口座で利益が出れば、売却した時点で税金もかかります。


もちろん利益を確定することは悪いことではありません。


でも、短期的に売ったり買ったりを繰り返すほど、税金や売買コストも発生します。


それなら、できるだけ余計な売買をせずに、資産をそのまま働かせておく。


私は今では、そんな考え方になっています。


そして、個人的にはもうひとつ大きなメリットがあります。


時間ができること。


毎日、


「何を買おう?」

「いつ売ろう?」

「このニュースは株価にどう影響する?」


と考えていたら、それだけでかなりの時間を使います。


もちろん株価は見ます。


自分の持っている株が大きく上がれば、


「おっ、今日は結構上がったな」


と嬉しくなりますし、下がれば、


「何かあったのかな?」


と気にはなります。


でも、それだけ。


毎回の値動きに合わせて売買するつもりはありません。


そのおかげで、投資以外のことに使える時間も増え、投資資金のための仕事を増やしたり、資格試験の勉強にも使うことができました。


「投資でお金を増やす」ことだけではなく、投資に振り回されず、自分の時間を増やすことができた。


これも、長期保有の大きなメリットのひとつだと思っています指差し


投資を始めた頃、私が買っていたのは日本株だけでした。


当時は「株を買うなら日本株」という感覚しかなくて、大型株を中心になるべく高配当の銘柄を買っていました。


でも、あるときふと思ったんです。

「日本だけでいいのかな?」

ニュースを見ていても、世界経済の中心にはアメリカがいる。

AppleやMicrosoft、Amazonなど、世界中で使われている企業もアメリカにはたくさんある。


日本の会社だけを見ているより、世界で成長している企業にも目を向けたほうがいいんじゃないか。


そんなことを考えるようになり、少しずつ米国株にも投資するようになりました。


今振り返ると、これも私の資産形成にとって大きかったと思います。


もちろん、米国株だってずっと右肩上がりだったわけではありません。


暴落もありました。


「こんなに下がるの?」と思うような場面もありましたが、私の場合は現物投資だけ。


信用取引でレバレッジをかけていたわけではないので、株価が下がっても、基本的にはそのまま持っていればいい。


そして、時間をかけて待ちました。


実際、ダウ平均は長期で見ると大きく上昇してきました。ダウは米国を代表する30社で構成される株価指数で、2026年9月4日時点でも長期のリターンはプラスを積み重ねています。(S&P Global)


もちろん、これは「アメリカ株を買えば儲かる」という話ではありません。


私自身、これからも同じように上がり続けるとは思っていません。


それでも、日本株だけに投資していたら得られなかった成長を取り込めたことは、資産形成において大きな意味があったと思っています。


実際、米国株を組み入れることで、日本株とは異なる業種や企業に投資できるという分散効果もあります。S&P Dow Jones Indicesも、日本株と米国株では業種構成に違いがあり、米国株を加えることで国内市場への偏りを抑える効果が期待できるとしています。(Indexology Blog)


私の投資で、特別なことをしてきたつもりはありません。


日本株だけに集中しない。


米国株も取り入れる。


現物だけで投資する。


そして、下がったからといって慌てて売らず、長く持つ。


結局、私の資産形成を支えてくれたのは、こうした「分散」と「長期保有」だったのかもしれません。


投資をしていると、どうしても「次に上がる株はどれ?」と考えたくなります。


でも、私の場合は、どの株が一番上がるかを当てることよりも、


「一つに賭けないこと」

「時間を味方につけること」


この二つのほうが、結果的には大切だったように思います指差し


「女の子はお嫁にいけばいいんだから〜」

母から言われてました。


当時の時代背景もありますが、そんな感じで育ってしまった私。


将来のことを真剣に考えることもなく、平凡な高校、平凡な短大へ。


そして氷河期世代、就職活動にも見事に失敗。


その後はフリーターを経験し、なんとか正社員になったものの、そこはブラック企業。


「お前の仕事に価値はない」


そんなことまで言われました。


振り返ってみても、決して華々しい経歴ではありません。


特別な才能があるわけでもなく、ものすごく勉強ができたわけでもない。


そんな私が、たどり着いたのが「投資」でした。


最初から大きな夢を持っていたわけでもありません。


現物株だけ。


FXも信用取引もやらない。


レバレッジをかけて一発勝負するような投資でもありません。


ただ、株を買って、持って、配当をもらって、また投資する。


それを長く続けてきました。


もちろん、今振り返れば「運が良かった」と思うこともあります。


どの時期に投資を始めたか、どんな相場に出会ったか、どんな銘柄を選んだか。


投資には、どうしても運の要素があります。


だから、私と同じようにやれば誰でも億万長者になれる、なんてことは思っていません。


それでも。


あの頃の私からしたら、今の自分はちょっと不思議です。


「働いて稼ぐしかない」と思っていた私が、今では投資によって資産を築き、働き方を自分で選べるようになった。


これって、やっぱり投資の夢なんじゃないかなと思うんです。


もちろん、投資にはリスクがあります。


誰もが億万長者になれるわけでもありません。


それでも、普通に働いて、普通に生活している人でも、長い時間をかけて資産を育てていける可能性がある。


私はそこに、投資の面白さがあると思っています。


人生なんて、何がきっかけになるかわからない。


「女の子はお嫁にいけばいい」と言われて育った平凡な私が、まさか投資で働かずに生活できるほどになるなんて。


母も、さすがに想像していなかったでしょう。


だから私は、投資ってやっぱり夢があると思う。


夢はある。でも、夢だけでは終わらせない。


私がやってきたのは、ただそれだけです指差し