セルフリノベーションケーススタディ+中目黒一軒家PLATHOME -3ページ目

円頓寺商店街 名古屋リノベーション散歩①

週1回は出張で名古屋に行く。

名古屋といえば、ひつまぶし、手羽先、みそカツ、あんかけスパ、天むす…

おっと"きしめん"も好きです。


確かに名古屋は美味しい。


けれど五十嵐太郎も怒るくらい名古屋には見るべき建築がないし、

ミッドランドスクエアはミニミッドタウンだし、

モード学園は困惑して渦を巻いている。



名古屋の町の風景を見ていると、

ただ生産と消費を繰り返すだけ場所のようだ。



けれど目を凝らすと、手段としてのリノベーションを肥大化させた

東京に感じる違和感とはまた違う、ささやかな力強さが感じられる。


面白い場所を探すときの検索キーワードは、リノベーションだ。



名古屋駅から北へ徒歩10分、

リノベーション散歩はノリタケの森 からスタート。



ここはあのノリタケの工場があったところだ。


いまいちソフトが弱いんだけれど、やっぱり工場跡はカッコいいね。

雨に塗れた赤レンガは芝生に映える。



ノリタケの森から数分のところに円頓寺商店街がある。


正確には西円頓寺商店街~円頓寺本町商店街

~円頓寺商店街という3つの商店街だ。


すっかり寂れている円頓寺だけれど、栄に大須も合わせて、

昔は名古屋の3大繁華街だったようだ。



まずは入口で床屋「ニューツカモト」が出迎えてくれる。



昭和フレイバーなお店では、結構好きな感じのお店。

単なる懐古主義じゃない、レスイズモアな感じ。


どうやら元お茶屋さんをセルフリノベーションされたようです。



カッコいい写真のあるブログ を発見しましたよ。



そのままてくてく歩くと、たまり醤油屋さん、いい味出してます。



しばらく待っていたのに、誰も出てこないし。




うわ、丸一ストアーもヤバイな。




七夕の季節なのでミニー?が浮かんでいます。




そして商店街と言えばやっぱりコロッケでしょう。



あっという間に円頓寺商店街は終わってしまった。


とてもポテンシャルを感じる商店街、

今の雰囲気を残しつつ、もっと人が訪れたらなと思いました。


次回はそのまま四間道へ。

セルフリノベーションレポート015「業者への依頼①」

我が家のセルフリノベーション、ゆっくりと進んでいます。

サグラダファミリアなんて言わないでください苦笑


さて、今は設備系の工事について業者に見積依頼をしているところです。

グローエにボーラにスタルクに… と考えることは楽しいですが、

業者に依頼するのはセルフでやるより難しいことも。


また法的にも技術的にもセルフリノベーションできない領域もあります。

(もちろん、専門の資格をとれば別なんですけど)


例えば電気工事やガス工事など。

さらに我が家では借家ということもあり、漏水によるリスクを

ヘッジするため、この辺りはプロにお任せすることに。


みなさんも業者に依頼することがあると思います。


そんなときのポイントを以下にまとめてみましたので、

参考にしてください。


業者の選び方

 ここはなかなか難しいですよね。


 素人は電気、ガス、給排水、大工、左官などなど、

 分離発注(複数社に依頼すること)は避けるのがオススメ。


 いわゆる施工管理っていうのはなかなか難しいものです。

 しかも、自分たちでやる工事もあるセルフリノベーションでは

 なおさら。自分たちの施工の遅れでスケジュールが遅延すると、

 業者の方に大変迷惑になります。

 自分たちの工事以外は1社にまとめて、

 近所の工務店に依頼するのが無難です。


 とはいえ、そもそもセルフリノベーションしてしまう方であれば、

 自己責任でチャレンジされることもあるでしょう。

 ここはとても大切なので、よく考えて決めてくださいね。


図面を用意

 まずは手書きでもいいので図面を用意。

 「図面なんて書けないや…」なんて思わないでください。

 大工さんも「図面がなければ作れないや」なんてことはなくとも、

 グレーな部分はすべて大工さんのセンスにゆだねることに。

 後でトラブルを回避するためにもここはじっくり丁寧に。


現場で打ち合わせ

 必ず現調してもらいましょう。

 その際、ポイントは次のとおり。


 ①施工時間

  施工可能な時間を確認しておきましょう。

  夜間工事でないとダメなのにそれを言っておかないと、

  夜間工事は人工(作業費)が高いため、あとで見積が

  高くなってしまうことがあります。

  よーく確認しておきましょう。

  

 ②音、ニオイ

  近隣の方に迷惑がかかるような音、ニオイなどが

  ないか事前に確認しておきましょう。

  塗装の際、シンナー臭を少なくできることも可能な場合があります。

  またどうしても出てしまうときは、「いつ」「どの程度」のものなのか

  確認し、ご近所に確認しておきましょう。


 ③資材置場

  大工さんの施工期間が1日ならば、そんなことはないのでしょうが、

  数日に渡る時は資材置場が必要になります。

  セルフリノベーションでは住みながら施工ということも

  あるでしょうから、ここは事前に確認が必要です。

  リビングが資材だらけに… なんてこともあるので要注意。


 ④見本

  塗装を依頼するときは完成見本をいくつか用意してもらい、

  そこから選ぶようにしましょう。色の微妙なニュアンスを

  確認してから施工できますし、完了検査の際、少しでも

  違うようであれば文句も言えます。


 ⑤型式・品番

  ④の見本と同じですが、金物水栓等、具体的に決まっていれば、

  その品番なども教えておきましょう。


 ⑥躯体貫通の有無

  躯体を貫通させる工事は簡単そうで実に危険。

  あとで漏水の可能性があります。躯体を貫通させる工事は

  極力避け、避けられない場合は漏水対策を確認しましょう。


入札

 少しでも適切な金額に、ということで入札して業者を選ぶときは、

 あとで見積精査するときに少しでも楽なように、条件・図面を

 用意しておきたいです。入札しても安かろう悪かろうじゃダメですよね。



こんなところかな。

次回は見積のチェック方法についてです。


ルームシェアの最高峰 松陰コモンズ

アメリカ映画に登場する住宅でいいな、と思えるのは、

隣地と境界が明確でなく、その間に広い芝生があることである。



隣の芝生は青い、ということさえ感じることもなく、

心持ちも、そして実際の空間にもゆとりが感じられる。


高校生の頃、僕が西海岸のサンディエゴにホームステイしたときに見た

塀のない風景は、僕の中にひっそりと10年間、生き続けていたのであった。



そんな塀のない風景が世田谷にあったとは。




古い日本家屋に男女7人がルームシェアしている

松陰コモンズに、先日遊びに行った。


ここの隣地には欅ハウスという集合住宅があり、庭をシェアしている。



共有の庭や開放されているお座敷では、松陰コモンズや欅ハウスの

住民の方などが自然と集まってくるようだ。


例えば、七輪で秋刀魚を焼いていたら、次第にいろいろな人が集まって、

BBQに発展したり、楽しいハプニングが起こる場所らしい。



男女7人の部屋もそれぞれに個性があって面白いのだけれど、

僕がこの家を気に入ったところは、それぞれにプライバシーが

守られながらも、"松陰村"を思い思いにシェアできるところだ。


我が家も規模は小さいながらもこんな空間にしていきたい。


個人的にはこんな家の縁側で日常的に昼寝したい笑



■松陰コモンズ

□URL http://www.chc.or.jp/syouin/aboutsyouin.html

SHOZO CAFEがある風景 那須黒磯リノベーション

避暑地というと、蓼科や軽井沢が思い浮かぶ僕だけれど、

那須には前から行きたいと思っていた。


旅に出る理由は様々だけれど、那須にはSHOZO CAFEがある。



東北自動車道を北に進む。



ほとんど車が走っていない高速道路に緑と青い空。

最近、電車で一人旅にはまっていたけど、車もいい。


宇都宮を過ぎると牧場の匂いに何度か出会う。





那須に入ったときに感じたのは、とても森が深く濃いこと。


軽井沢より幹が太いし、森がよく手入れされている。

観光客に媚びない森があるから、結果的に人を惹きつけている。






とはいえ1988 CAFE SHOZOのある黒磯の町は、

どこにでもあるような寂れた地方の町だ。


駅前の商店に人通りはなく、たまに見かけたおじいちゃんは、

歩道に横になって昼間っから日本酒を飲んでいる。

(しかもニコニコしながらこちらに手を振っている!)


でもこの町には1988 CAFE SHOZOがあるのだ。

たしかに寂れた町は、一方でいい味出している。





11時にお店に到着すると、まだ準備中だった。

ちょうどスタッフの方が出勤中。

若いスタッフのみなさんがどんどん出勤してくる。


彼らの出身地はどこなのだろうか?


全員、那須出身ではないだろうし、これだけのスタッフが、

この近くに住んで働いていることにお店の吸引力を感じた。


これと同じことを感じたのは益子のスターネット以来だ。


清清しい出勤風景にいつも自分が見ている出勤ラッシュと

比較せずにはいられなかった。


お腹が空いたので困っていると、スタッフの方に1988 CAFE SHOZOの系列店、

SHOZO CAFEを教えてもらう。


少し山奥にあるこのお店は、すでに開店していてデッキが気持ちいいらしい。



車でお店に向かう。


高原をドライブすることは気持ちいい。

自転車もいいかもしれない。

もっとゆっくりできる人はハイキングがオススメだ。






お店は開店間もないのに大盛況。

見てる前から駐車場がどんどん埋まっていく。


けれどここにはゆったりとした空気が流れている。


こちらにもたくさんの若い店員さんがいた。

きびきびして凛とした動きが見ていて心地いい。


お腹空いたな~と思ってメニューを見ると、メニューが少ない。





ここで普通は手抜きかとおもっちゃうのだけれどそんなことはなかった。

サンドイッチやスコーン、ケーキを食べたのだけれど、とても美味しい。


サンドイッチは半熟の卵にチーズ、バター、マヨネーズ、

フレッシュなトマトにトマトケチャップ、隠し味にシソの葉が入っている。

そして何よりパンが美味しい。





内装はガラクタのようなものばかりだけれど、

丁寧に掃除され、磨かれて、とても大切にされているようだ。


収まりも決して綺麗ではないのだけれど、

居心地がよければいいじゃないかと思える。





さりげなく置かれた本を何気なく読んでみる。

少し目が疲れたので外を見ると緑が輝いている。



すべてが旅人にやさしく、とても丁寧に感じた。






その後、黒磯に戻って1988 CAFE SHOZOやJAPON、ROOMSへ。

ROOMSでは収納を買ってしまった。






1988 CAFE SHOZOは1988年からはじまったようだ。

もうすぐ20年。


僕が夢見るのはふらりと訪れた町にお気に入りのお店があること。

たまたま黒磯を訪れて、SHOZO CAFEに出会ったら素晴らしいだろうな。





■SHOZO CAFE

□URL http://www.shozo.co.jp/  

セルフリノベーションレポート014「コンセプト 3 ソファの位置」

プランを決めていくときに平面図をもとに考えていくと失敗しやすい。



今回は上の平面図ののリビングの部分の家具配置について。



当初はソファを下のように玄関横に置こうと考えた。



玄関入って正面の壁にテレビやら収納があると、

見栄えがいいんじゃないかと考えたからだ。


しかし、見栄えを気にするのは時に命取りとなる。



実際にソファに座ったときの気持ちを想像してほしい。


後ろはすぐ玄関。


いつ誰が入ってくるか分からない玄関を背にして、

ソファの上で寛げるだろうか?



たぶん落ち着かないだろう。


"上座"の意味を身を持って知ることができた。


この家の上座は下図のようなところだろう。

玄関からの視線の先にあり、後ろに壁があるスペースだ。




ソファは部屋の奥において常に玄関側に目線が向くように

配置することにした。



セルフリノベーションのいいところは、図面で物事を考えずに、

実際にリノベーションしていくスペースで考えることができること。


もしソファの位置を決めるときがあれば、

実際にあちこち座ってみてどのような気持ちになるのか、

試してみることをオススメします。



姫路のコンテナセルフリノベーション HUMMOCK CAFEハンモックカフェ


神戸からオレンジ色ののラインが入った電車に乗る。


Yさんに教えてもらったハンモックカフェに行くためだ。

姫路市にある的形駅までは瀬戸内海を眺めながらゆっくり進む。


白く大きな明石大橋が見えた。電車の一人旅っていい。


駅前に降り立つとのんびりした空気が広がっていた。

魚屋の軒先では女の子がマンガを読んで道に背を向けて店番している。



しばらく海のほうに歩く。


中学生の女の子達はクスクス笑いながらすれ違っていった。

なんだかこの町ではひどく浮いているようだ。



あまり人を見かけないかわりに、沢山のウグイスやミツバチ。


しばらく歩くと少し汗ばんできた。

あっという間に山や草原は新緑に覆われ、すっかり初夏。



大きな水門をくぐるとフライターグのようなデザインのコンテナが

草原に無造作に置かれている。



日本じゃないみたい、だけどここはやはり日本なのだ。

僕はどうも海外では落ち着かないのだけれど、完璧にリラックスできたから。

アルファ波が出るのも時間の問題である。




しばらくするとハンモックカフェに到着。





一階には古い車ばかり、お店は2階なのだ。


12時開店直後のお店には、他にだれもいなかった。



気持ちのいい風が流れ、沢山のヨットが見える窓の近くのソファに座った。


隣には堀江健一さんが世界一周に使ったヨットで有名なオクムラボート。

そのさらに奥には的形海水浴場、そして瀬戸内海がある。

海のほうからかすかに潮の香りがしてくるような気がした。



オーナーのNさんは5年前からこのお店をはじめたとのこと。

今は家族でゆっくりとお店をやっていらっしゃるようだ。



基礎からコンテナの積み上げ、穴を開けて窓枠を設置したり、

内装もすべてセルフで仕上げたらしい。


コンテナの内側がステンレス製のため、穴を開けるのに苦労したとのこと。

その穴の仕上げを隠すためにつけている木の窓枠が逆にいい感じだ。


セルフリノベーションというよりはセルフビルドレベル。


カリモクのソファやポスター、テーブルがいい感じに馴染んでいて、

気張らずに自分のペースで過ごせる。



それにしても久しぶりにゆっくりできた。

こんなに静かな気持ちになれたのはいつぶりだろう。


日常的にこんな場所を訪れることができたらいいのに。

関西が羨ましい。




さて、道が分かりにくいので解説です。


①的形駅改札を降りて右へ

②的形駅前交差点を左折

③ローソンを右折

④マンションの先を右折

⑤小学校を左折

⑥T字路を左折

⑦Y字路を左へ


⑧あとは道なり、コンテナが見えてきたらもうすぐ

⑨到着 Enjoy!!


■HUMMOCKCAFEハンモックカフェ

□住所 兵庫県姫路市的形町的形1864

□電話 079-254-1400

□地図 Googlemap


古民家セルフリノベーション 中目黒VASEベース

我が家のある中目黒が一番はなやかになるのが桜の季節。


今年も目黒川は桜が満開だ。



目黒川沿いは楽しいお店が多いから、

桜を見ながらぶらぶらするのはとても楽しい。


周辺には上目六さくらショッピングセンターhuit

青家 にcombineなどのリノベーション物件が沢山ある。


BOUTIQUE やmitsouko、cowbooks

WAINGMAN WASSA なんかも好きだ。



そんな目黒川沿い散策にまた楽しいお店ができた。



VaseはMen'sもWomen'sも揃うセレクトショップ。


中目黒の駅から目黒川までまっすぐ進んで、

川を渡った高架横にある片流れの屋根の民家にある。


築50年だそうだ。


この建物リノベーションしたら面白いだろうな~、

と思っていたら、とても素敵なお店になった。



外壁、内装ともに白いペンキがいい感じだ。

セルフリノベーションらしい。



とはいえここの本質はオーナーこだわりのセレクト。

欲しくなるようなモノばかり。


Marc jacobsやDIAMOND GEEZER、DAVIT MOURSAULTから、

こだわりの1点モノまで。



目黒川に行くときは要チェックです。



■Vase

□住所 目黒区上目黒1-7-7
□TEL 03-5458-0337

郵便局をギャラリーに 房総大多喜リノベーション

千葉の房総。


今までまったく縁のなかった場所だ。


東京近郊で旅行をするとなると、

伊豆、箱根、蓼科、軽井沢、湘南くらいしか思い浮かばない。


それじゃ房総のイメージはというと、一体何かあるんだ?という感じ。


なんだか行くのが不安になってしまう場所だった。



房総の最後の秘境、大多喜の町おこしをすることになったので、

まずは遊びに行くことにした。



東京駅から特急わかしおに乗る。



はじめは東京駅からバスが出ているから、

それで来いと言われていたけれど、どうしても列車に乗りたかったのだ。


そもそも房総の秘境に行くくらいだから、

合理的なものの考えをする人はいないはず。

町おこしするなら徹底的に観光客の視点を貫くと決めたのだ。


その考えはやはり正解だった。



ディズニーランドや幕張を右手に見ながら、列車は進む。

東京湾がきらきら輝いているのが眩しい。


列車の一人旅っていいよね。

だけどビール片手に車内では浮いた存在。


千葉駅を過ぎると、風景が畑や森に変わりはじめた。
ここから内房から外房へ列車は内陸を進む。



たまにニュータウン的な風景が広がる。

同じような家ばかり、ここからだと1時間以上の通勤時間かぁ。


田舎生活と通勤地獄は紙一重だ。



しばらくすると列車は外房に抜けた。

今度は左手に太平洋が広がる。


列車は東京駅から1時間ほどで大原駅へ。



ここから単線列車のいすみ鉄道に乗り換えなのだ。


それにしても黄色い電車がかわいらしい。



少年が車掌さんと世間話をしている。

車内もとても楽しい。



ゆっくりとした列車は菜の花畑を抜けて、大多喜駅へ向かう。



少年が勝手にアナウンスボタンを押している。

どうやらいすみ鉄道好きな小学生なようだ。


大多喜に到着すると観光客の大半が下車する。



大多喜は本多忠勝を城主とする城下町であった。

今でも街には多くの町屋が点在する。



その中にもともと郵便局であった建物をギャラリーにした建物があった。



最低限しか手を加えていないリノベーション。

そんな空間に陶器が映える。



陶器に地元の土をもっと使っていきたいそうだ。



もともと郵便局であったことが感じられるのもいい。

受付の窓口や黒板、瓦には"〒"のマーク!


そんな大多喜でリノベーションプロジェクトが進行中。

こちらは動きがあればまた書きます。

エンボカenboca 軽井沢リノベーション

軽井沢は奥が深い。



外国の食材から地元の食材まで揃うスーパー、つるや


前川國男自邸を模した北軽井沢のBird。


塔の家で有名な東孝光さんの娘さんが設計した

星のリゾートのとんぼの湯+村民食堂


やっぱり楽しい軽井沢プリンスのアウトレット。


世界のコーヒー屋、丸山珈琲


天然氷のかき氷が食べられるジブレット。


まだまだ他にもあるけれど、こんな田舎は他にはないんじゃないか。



そんな軽井沢でお気に入りのリノベーションは、

元別荘をピザ釜を入れてレストランにしたエンボカ。


場所はレストランが集まる塩沢交差点近く。



ちょうどエルミタージュ・ドゥ・タムラと離山房の裏。

とてもいい立地だ。



道路を少し入ると、おそろしく静かになる。

冬の軽井沢の凛とした空気が心地良い。



店内に入るとお客さんは僕らだけ。

そうそうここは基本的に予約をするようです。



元々別荘としても素晴らしい建築だったようだ。


もともとウッドデッキだった部分をガラスで仕切って、

レストラン部分にしたらしい。



パチパチ音を立てるピザ釜。

別荘を持ったら蒔ストーブ欲しいなって思ったけれど、

ピザ釜持つのもいいかもしれない。



採れたての地元野菜を使ったピザは素晴らしい。

いやー、野沢菜ってチーズと合うね。

デザートピザは見た目にも綺麗だし。



■エンボカenboca


□住所 長野県軽井沢町南原3874-5

□電話 0267-44-3301

□URL http://www.enboca.jp/



0467ゼロヨンロクナナ 鎌倉リノベーション

自然を感じたくなったとき、どこに行きますか?



新宿御苑でまったりするのも好きだし、横浜の臨港パークもいいけれど、

もう少し足を伸ばすのが房総であったり、湘南であったりする。


そんな中でも特に好きなのが鎌倉だ。



鎌倉のリノベーションで真っ先に思い浮かぶのは0467だろう。


0467(ゼロヨンロクナナ)とは鎌倉の市外局番である。




ここは本当に気持ちいい。



鎌倉の閑静な住宅街。



エントランスを進むと寝転びたくなるような芝生の庭。



いい意味でややポップな感じもするんだけれど、

鎌倉マダムも取り込む洗練さも持ち合わせる。



天井の仕上げはなく、屋根裏に白い壁が映える。



飾られている絵も欲しくなるようなものだし、長い木のカウンターもいい。


そのカウンター越しにはかわいらしいケーキがある。

(0467は長谷に"OKASHI 0467"というケーキ屋もある)



ひとつひとつのディテールがとても好きだ。

丁寧に吟味されているのが感じられる。


この日は鶴岡八幡宮に遅い初詣に行き、神奈川近代美術館 で坂倉建築を楽しむ。

畠山直哉 展も良かった。


そこから5分ほど歩いた住宅街に0467はある。

車でなくてもオススメのお店です。



■0467(ゼロヨンロクナナ)


□住所 鎌倉市西御門2-1-13

□電話 0467-24-8739

□営業時間 0467-24-8739

□定休日 水曜日

□地図 http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E9%8E%8C%E5%80%89%E5%B8%82%E8%A5%BF%E5%BE%A1%E9%96%80%EF%BC%92%EF%BC%8D%EF%BC%91%EF%BC%8D%EF%BC%91%EF%BC%93++&ie=UTF8&z=16&om=1&iwloc=addr