姫路のコンテナセルフリノベーション HUMMOCK CAFEハンモックカフェ | セルフリノベーションケーススタディ+中目黒一軒家PLATHOME

姫路のコンテナセルフリノベーション HUMMOCK CAFEハンモックカフェ


神戸からオレンジ色ののラインが入った電車に乗る。


Yさんに教えてもらったハンモックカフェに行くためだ。

姫路市にある的形駅までは瀬戸内海を眺めながらゆっくり進む。


白く大きな明石大橋が見えた。電車の一人旅っていい。


駅前に降り立つとのんびりした空気が広がっていた。

魚屋の軒先では女の子がマンガを読んで道に背を向けて店番している。



しばらく海のほうに歩く。


中学生の女の子達はクスクス笑いながらすれ違っていった。

なんだかこの町ではひどく浮いているようだ。



あまり人を見かけないかわりに、沢山のウグイスやミツバチ。


しばらく歩くと少し汗ばんできた。

あっという間に山や草原は新緑に覆われ、すっかり初夏。



大きな水門をくぐるとフライターグのようなデザインのコンテナが

草原に無造作に置かれている。



日本じゃないみたい、だけどここはやはり日本なのだ。

僕はどうも海外では落ち着かないのだけれど、完璧にリラックスできたから。

アルファ波が出るのも時間の問題である。




しばらくするとハンモックカフェに到着。





一階には古い車ばかり、お店は2階なのだ。


12時開店直後のお店には、他にだれもいなかった。



気持ちのいい風が流れ、沢山のヨットが見える窓の近くのソファに座った。


隣には堀江健一さんが世界一周に使ったヨットで有名なオクムラボート。

そのさらに奥には的形海水浴場、そして瀬戸内海がある。

海のほうからかすかに潮の香りがしてくるような気がした。



オーナーのNさんは5年前からこのお店をはじめたとのこと。

今は家族でゆっくりとお店をやっていらっしゃるようだ。



基礎からコンテナの積み上げ、穴を開けて窓枠を設置したり、

内装もすべてセルフで仕上げたらしい。


コンテナの内側がステンレス製のため、穴を開けるのに苦労したとのこと。

その穴の仕上げを隠すためにつけている木の窓枠が逆にいい感じだ。


セルフリノベーションというよりはセルフビルドレベル。


カリモクのソファやポスター、テーブルがいい感じに馴染んでいて、

気張らずに自分のペースで過ごせる。



それにしても久しぶりにゆっくりできた。

こんなに静かな気持ちになれたのはいつぶりだろう。


日常的にこんな場所を訪れることができたらいいのに。

関西が羨ましい。




さて、道が分かりにくいので解説です。


①的形駅改札を降りて右へ

②的形駅前交差点を左折

③ローソンを右折

④マンションの先を右折

⑤小学校を左折

⑥T字路を左折

⑦Y字路を左へ


⑧あとは道なり、コンテナが見えてきたらもうすぐ

⑨到着 Enjoy!!


■HUMMOCKCAFEハンモックカフェ

□住所 兵庫県姫路市的形町的形1864

□電話 079-254-1400

□地図 Googlemap