こんにちは!
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沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
悠々治療院の名嘉眞です。
6月になりましたね!!
ここ沖縄では今年は特に雨が多いです。
この梅雨前線が本土に向かうと考えたらまた水害が起こりそうでゾッとしております・・・
今月には梅雨も明けて夏本番です。
夏を先取りしましょう!!
暦では6月6日に「芒種」(ぼうしゅ:田植えなど種を撒き始める時期)を迎え、6月21日には「夏至」(げし:1年で1番昼が長くて夜が身近い時期)を迎えます。
沖縄の方言で梅雨時期の事を「スーマンボースー」と言います。
これは、暦の「小満」(しょうまん:草木が成長し始める時期)から「芒種」にかけて梅雨が続く事から名付けられているそうです。沖縄の人も昔から暦をみて生活していたことがわかります。
暦の上では太陽が一番高くなります。そのため、梅雨が続いている時期でも太陽や気温は「夏」の状態を形成しています。
では、体はどのようにして気候に対応していくのでしょうか?
夏は毛穴が開き気候に対応する
人の汗は体を冷却させる機能があります。そのため夏の時期は毛穴が開き、汗が出やすい状態を作っています。
毛穴が開いていることでプシューっと圧力が抜けやすい状態になっており、気候のみで考えた場合は汗の量が増え、血管は弛緩して血圧が下がり、健康的な日々を過ごしやすいのが「夏」の季節であります。
では昔の人はどのように「夏」と上手く付き合っていっていたのでしょうか?今回も最古の医学書「黄帝内経
素問・霊枢
」を基に見ていきましょう。
① 夏三月(立夏〜立秋)これを蕃秀と言う。萬物華咲き実る。夜に臥し、早に起き、日を厭うことなかれ。
解説:夏は蕃秀と言って、垂れ下がった植物という意味合いが含まれています。陽が長くなり太陽の光が入る事で草木が生い茂り、花を咲かせる時期であり、その時期は人も早く寝て、早く起きて太陽を浴びて血の巡りを良くすると良いという事です。
② 志をして怒る事なからしめ、華英をして成秀せしむ。
解説:夏は汗がかきやすい体の状態になっています。太陽を浴び毛穴が開き適度に汗がかける身体の状態であれば、気持ちも志にも余裕がある。しかし汗をかく準備が出来ていない体は太陽の時間が長い日中に体内の熱が溜まり「暑い、暑い」と、イライラしてしまう事が増えてしまうと言うことです。
③ 暑に因るものは汗し、煩するときは則ち喘渇す。静なるときは多言し、汗出でて散ず。
解説:暑気(夏の気候)でいっぱい汗をかくと脱水状態になります。喉の渇きが強くなり、よく喋るようになります。急に汗が止まったと思うと意識が低下するという事です。
夏の気候は汗がかきやすい分、発汗が過剰になると熱中症の恐れがあります。熱中症予防のスポーツドリンクの多飲は急激な血糖値の上昇を招くため注意が必要です。
梅雨と夏が混ざり合う
今年は雨模様が続いているので、体の中に水が溜まりやすい状態を形成しています。
そこに加え夏の気候がプラスされると、毛穴が開き体にかかる圧力が減ります(血圧が低い状態)すると身体の中に溜まった水が筋肉や肌に漏れてしまい「足がつる・デキモノが増える・肌のピリピリした感じ・しびれ・偏頭痛」の症状が増えます。
汗かおしっこで排出する
「素問・霊枢」書いてあるように、普段から汗をかける日々を過ごしていれば体調を悪くする確率はかなり低くなります。
しかし雨が続いたり、仕事が忙しくなると運動する時間もなくなってしまいます。その場合はおしっこを促すという方法があります。
皮膚を閉める方法として乾布摩擦を行う事で毛穴の開閉を調整して発汗や排尿を促すことができます。
1日5分でも継続すれば効果は出てきます。
また、苦味の食材を摂取して排尿を促し、デトックスするという方法もありますが、1番のお勧めは、体を動かして汗をかき、心も体もリフレッシュする事ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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