こんにちは

 

 

 

 

 

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 沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院

 

 

 

 

 

名嘉眞です。

 

 

今回の「病気を視る」シリーズは「胃の痛み」についてお話ししたいと思います。

 

 

 


胃の痛みと言っても、例えば、【萎縮性胃炎、急性胃炎、慢性胃炎、神経性胃炎、自己免疫性胃炎】と本当に様々な胃の痛みがあります。



今回は胃の痛みについて代表的なものをお話ししていきたいと思います。



1.胃潰瘍、十二指腸潰瘍


胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、胃に穴が開いたり出血することによって起こる。胃の痛みです。そのため胃そのものに問題があり、病院が必要なケースとなります。
 

 

胃潰瘍は40〜60代に多く、男女比はありません。
 

 

また、食後に胃の痛みや心窩部痛を訴えます。
胃潰瘍の場合であれば、吐血が多く問題がわかりやすいです。
また、痛み止めや抗血小板薬(血液サラサラの薬)を飲み過ぎて、胃潰瘍が発生する場合もあります。特に高齢者では薬剤性胃潰瘍が形成されやすいです。

十二指腸潰瘍は、比較的20〜40代に多く、食前や空腹時、夜間に胃の痛みや心窩痛を訴えます。
 

 

十二指腸潰瘍は、男性に多く見られ、胃潰瘍のように吐血が見られずタール便と言って黒いうんちが出ることもあります。
 

 

これは胃の出血の影響でうんちがコールタール色になります。

 

 

 

胃の痛みがある方は、ご自身のうんちも必ずチェックしてください。

2.ヘリコバクター・ピロリ菌
 

ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)によって胃炎や潰瘍などを引き起こす場合があります。

ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせん形をした細菌です。胃の内部は胃酸によって強い酸性に保たれていますが、ピロリ菌は胃酸を中和す

るウレアーゼという酵素を持っているため、胃の粘膜に生息できています。

 

 

近年、ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍などの胃の病気に深く関わっていることが明らかになっています。

 

ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こすことが確認されています。感染による炎症が長期に持続すると萎縮性胃炎となり胃の粘膜が萎縮していきます。

 

 

 

炎症がさらに持続することで、萎縮性胃炎から胃がんが発生することも報告されています。
 

 

 

また、胃・十二指腸潰瘍はピロリ菌感染がベースになっていることが多く、潰瘍の発症や、再発にも関係しています。日本人のピロリ菌感染者の数は約3500万人といわれています。
 

 

 

 

ピロリ菌は呼吸から検査する方法や、便から検査する方法など様々な方法があります。



3.機能性ディスペプシア
胃潰瘍や十二指腸潰瘍のように、胃そのものに問題がない場合やヘリコバクターピロリ菌が陰性の場合は胃腸の働きそのものに影響があるという判断となり機能性ディスペプシと診断されることが多いです。

 

 


機能性ディスペプシアとは、食べ物を消化するために必要な胃酸と胃を守るために胃液のバランスが悪くなって、胃の痛みが起こったり。ストレスなどで胃の動きが悪くなって、胃の痛みが起こります。

 

 


また、以前はストレスが感じると脳に影響を与え、脳が胃の動きを悪くすると言われてきましたが、今では、胃の動きや胃が荒れていることから、脳に信号与え、感情にまで影響することがわかっています。


胃腸の動きを変えるためには?
 

 

 

胃の痛みをなくすことで必要なものが食事の改善です。腸内環境が整っていけば、胃腸の動きも良くなりストレスを減らすことがわかっています。

 

 


仕事の環境や、家庭環境のストレスをなくす努力も必要ですが、まずは腸の食生活を整えることで、胃の痛みなども変化が現れやすくなります。

 

 


腸の動きを良くするために単純なことではありますが、1番効果が現れやすいのが発酵食品を食べることです。
 

 

 

味噌、醤油、納豆、漬物などが代表的です。
 

 

 

その他にも、日本酒や泡盛などのお酒も嗜む程度であれば腸内環境を整えてくれます(飲み過ぎ注意)

 

 

 

スネをほぐして腸活する
 

 

 

ツボの流れにはスネに沿って胃の経絡が流れています。
 

 

 

研究でも常にあるツボを刺激すると、胃腸の動きが良くなることがわかっています。
 

 

 

そのため、胃の痛みがある人は猪の壺にめぐって、ボールやご自身の手でマッサージすると、胃の痛みが緩和することがあるので、ぜひやってみてください。
 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました