こんにちは

 

 

 

 

 

はりきゅうで体質改善







 沖縄県北谷町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院

 

 

 

 

 

名嘉眞です。

 

 

 

 

8月になりましたね。

 

 

「今年の夏は暑い」と皆さんが感じていると思います。そこで、今月のゆうゆう通信は熱中症と脱水に焦点を当てていきたいと思います。

 

 

 

熱中症の特徴を知る

 

 

 

熱中症の事って意外と「水分補給」や「首を冷やす」以外に知っている事ってありますか?

 

 

 

熱中症は年齢や性別でも意識することが変わってきます。

 

 

 

①   高齢者

 

 

高齢者の熱中症のお話はよく聞かれると思います。

 

 

なぜ高齢者に熱中症の発生率が多い原因が2つあります。それが、「発汗量が減る」と「喉の渇きセンサーが衰える」ためです。

 

 

発汗量は年齢を重ねると減っていきますが、人は汗をかけなくなると体内を冷却できなくなります。

 

 

また、喉の渇きを感じるセンサーが衰えてしまうので水分摂取も少なくなります。

 

 

そのため、高齢者の熱中症に気をつけるポイントは室内温度の管理が重要となります。

 

 

② 大人

 

 

男女の熱中症の発生率と死亡率はどちらが高いと思いますか?

 

 

実は男性の方が高いです。一見体力のある男性の方が熱中症になりにくいと考えがちですが、男性は女性に比べて筋肉量が多く、発汗量も増えます。

 

 

そのため、体内の水分量が保持できずに熱中症になります。

 

 

男性の場合は発汗量に対して水分量や塩分が追いつかない場合に熱中症になるため注意が必要です

 

 

女性の熱中症になりやすいケースがあります。汗をかくときに本来、皮膚の血管が開いて身体の熱を逃します。

 

 

しかし、汗がかけない場合はそのまま皮膚で熱がとどまり結果的に体内に熱がこもっていきます。

 

 

そのため、女性の場合は発汗量が少なくても皮膚の熱感やほてりが感じ始めた場合は注意が必要です。

 

 

③ 子供

 

 

子供は大人に比べて、体温が高いですが、汗腺(皮膚から汗が出る穴)が未発達なのでうまく汗がかけなかったり、部分的に汗をかいていることがあります。(

例えば、頭は全然汗をかいていないように見えていても下半身は大量に汗をかいている)

 

 

そのため、しっかりと全身をチェックする事が大事です。

 

 

また、子供の場合は特に汗の量が少ないときの方が危険ですので、汗の有無は必ずチェックしてください。

 

 

脱水率を知ろう

 

 

熱中症にならなければ症状が現れないわけではありません。

 

 

ほんの少しだけでも体の水分がなくなれば症状として現れます。

 

 

では体内の何%水分が失われると脱水していると言われるのかというと、体内の水分が2%失われるだけで症状が現れます。

 

 

 

体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。

 

 

3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこります

 

 

4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。そして、10%以上になると、熱中症で死に至る場合もあります。

 

 

 

脱水率を調べる方法

 

 

体からいかに水分が失われているか?を簡単に調べることができます。それが、食事後と食事前に体重の変化を測る方法です。

 

 

 

例えば、午前中に外出される方は朝食後に体重を測り、昼食前にもう一度測ります。

 

 

 

食事後なので水分量の減少で体重が落ちていきます。

 

例)50キロの方の場合

・2%の脱水:50÷2%=1キロ減

・3%の脱水:50÷3%=1.5キロ減

 

 

 

このようにご自身の体重からパーセントで割ると脱水率がわかるようになります。

 

 

 

実際に私がスポーツ選手や高校生など若い年代でも体重を測っていましたが、体重の減少が少ない選手ほどパフォーマンスが高かったです。

 

 

 

熱中症の予防に取り入れてみては?

 

 

 

小中高生の場合は、水分補給の重要性が理解できません。

 

 

 

そのため、この測定の方法を試すとパフォーマンスだけではなく意識して水を飲むようになります。

 

 

 

本人の自覚や意識が変わりまた、試合後に現れる頭痛や吐き気、倦怠感などもかなり軽減できるのでおすすめです。子供だけでなく、夏場に倦怠感や頭痛が多い方は体重を測ってみて、ご自身の体重の変動を見てみると良いですよ。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。