■書評 絲山秋子『薄情』 新潮社2015/12/20
忙しくてまとめて本を読む間がなかったのだが、この年末年始の休みはoffにして、本を読む。
読みたい本が溜まっているので、それでも読み切れない。
だいたい、寝坊して午前中に布団の中で読む。
読了したら起きる。
家人からしたら、いつ起きるのかわからないので困るだろうと思うのだが、逆に自分も寝坊が出来て良いと思ってるかもしれない。
読みたい本が溜まっているので、それでも読み切れない。
だいたい、寝坊して午前中に布団の中で読む。
読了したら起きる。
家人からしたら、いつ起きるのかわからないので困るだろうと思うのだが、逆に自分も寝坊が出来て良いと思ってるかもしれない。
- 薄情/絲山 秋子

- ¥1,620
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絲山秋子の新刊。
人と人のコミュニュケーションと、田舎の共同体の関係がテーマ。
元々、絲山秋子は共同体への所属意識が希薄な主人公を描く事が多い。
だから、今更このテーマでかかれてもちょっとピンとこない。
文章の端々から感じる肌感覚が大事なのだろうけれど…休み中の乱読ではそういう微妙なところはピンとこないのだった。
■書評 押井守『ガルム・ウォーズ』 エンターブレイン2015/4/18
- GARM WARS 白銀の審問艦/押井 守

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別の用事で立ち寄った蔦屋で見かけて購入。
押井守は『うる星やつら』や『パトレイバー』『攻殻機動隊』で有名なアニメ監督。
『ガルム・ウォーズ』というのは1990年代に押井が企画し、製作を開始したが製作費が膨らみ、製作中止になった。
その後2014年に企画が再起動、映像作品として完成したらしい。
僕自身は未見。
その映画のノベライズなのか、それとも企画段階で書かれた小説なのかはわからないが、年末年始の休みの軽い読み物としてはちょうど良い感じ。
■書評 平野啓一郎『空白を満たしなさい(上・下)』 講談社文庫2015/11/13
- 空白を満たしなさい(上) (講談社文庫)/平野 啓一郎

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死人が蘇るという仮構を通じ、生きる事の意味を見直す作品。
なかなかトリッキーな、でもありそうでなかった設定だと思う。
最近の作品で、自分の内面にある社会的なペルソナを「分人」という概念を用いて描き、その概念を追求してきた著者の一つの到達点と評されているらしい。
哲学的な内容を別にしても、ただの読み物としても良く出来ている。
まず蘇りという現象自体がミステリだし、主人公が何故死ななければならなかったのかという謎解きもミステリとして飽きさせない。
この本を読んで思いだしたのは、
「誰もが死を宣告されている ただそれがいつかを知らないだけだ」
という言葉。(誰だったかは失念した)
残りの人生も頑張って生きよう。と、オヤジはあらためて思うのであった。
皆様、良いお年をお迎えください。
- 空白を満たしなさい(下) (講談社文庫)/平野 啓一郎

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