周庭氏の逮捕について思うこと
香港警察が国家安全維持法に基づき人権活動家の周庭氏を逮捕したと報道された。
中国の全人代で国家安全維持法が成立した時点で予測されていた事なのだが、改めて分権がきちんとできていない国は恐ろしいな。というのが素直な印象。
もう30年ほど前の天安門事件で、中国という国は信用できぬ。と言うのがある程度以上の年配の方の印象だったのだが、今回の香港を巡る騒動はその心象を新たにした。
僕は国家安全維持法の細かい内容を知らないが…
対象は中国国民だけに限らず、中国の国家体制に批判的な言説を公にした外国人さえも中国に入国した途端に罪に問えるというトンデモな法律らしい。
(こんなブログを書いている僕も中国に入国したら逮捕され、有罪判決を受ける可能性があるわけだ。)
中国と犯罪人引き渡し条約を結んでいる他国にも、その国にいる対象者の引き渡しを求める事が可能なので、この法律が成立以来、犯罪人引き渡し条約を停止する国も出てきている。
ちょっと最近の中国は異常だ。
おいおい…と感じる事案が多数ある。
- コロナウィルス感染爆発の隠蔽
- 医療物資と5Gシステムとの抱き合わせ販売
- 国家情報法
- 第7条
いかなる組織及び国民も、法に基づき国家情報活動に対する支持、援助及び協力を行い、知り得た国家情報活動についての秘密を守らなければならない。 国は、国家情報活動に対し支持、援助及び協力を行う個人及び組織を保護する。
- 第7条
- 国家安全維持法
- 領土拡大を狙った領土紛争へのなし崩し実効支配の実績つくり
- チベット・ 新疆ウイグル地区での人権侵害 etc
ちょっと列挙していて気が滅入ってきた。
あまりにも厚顔無恥で長期展望に基づく総力戦体制による覇権主義。
あ、「最近の中国」ではなくて、中国は天安門事件どころか、1950年代からずぅーっとそういう国家で、最近化けの皮が剥がれたと言うことか…。
米国のポンペイオ国務長官の演説は、そのまま民主主義体制の我々に対する重要な警告なのだろう。
人類は、もう一度、世界を二分して、戦争をしないといけないのかぁ…
■ 三島由紀夫『夜告げ鳥 初期短編集』平凡社 2020/2/1
『仮面の告白』を出版する前の若き日の三島由紀夫が、自身で企画した未成の短編集を、残された資料を基に実際に出版した物。
没後50年経って、新しい本が出版されるのは感心してしまう。
で、半年間ぐらい積読状態だったのだが、この夏の無為な時間を埋める様にして読み始める。
実は、まだ読了していない。
如何にも三島らしい文章で、そこは期待を裏切らないのだが…
若書きのためか文章がくどく感じ、この夏の暑さの中ではとても読んでいられない…
悪いのは二階と菅と推測しているのだが…
新型コロナウィルスの感染者数が毎週増えていく。
そういう中でGOTOキャンペーンという愚策が実施され、多くの観光客が訪れる沖縄で感染爆発。
病床が足りなくなり、医療崩壊の淵に立たされている。
そしてお盆。
お盆には多くの人が帰省の為に移動するのだが、ここで多くの感染者がいると思われる都市部から田舎にウィルスが持ち込まれるのではないかと懸念されている。
本来は、政府が率先して帰省自粛を呼びかけるべき状況だと思うのだが、経済に与える悪い影響とGOTOキャンペーンを推進する立場上、そういう風には言えない。
追い詰められて、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長がお盆の過ごし方について単独で記者会見をする。
たぶん、尾身会長自身は「帰省は自粛」とはっきり言いたいのだろうが、いろいろな圧力や忖度があって歯切れの悪い会見となった。
そこら辺の尾身会長の葛藤は観ていれば良くわかる。
気の毒だ。
こういうのはダメな組織の典型的な特徴なのだが…
まぁ現在の自民党政権は、過去の民主党政権に対する反省も含め、他に良い政治団体がないので次善の策として仕方なく支持されている状態。
緊急事態に対して、臨機応変に有効な対策を打てるわけもない。
で、しかたないから各都道府県の知事が声を上げ始める。
独自に緊急事態を宣言して、県を跨いだ移動の自粛、飲食店の営業時間短縮 etcの要請。
知事たちの方がずっとしっかりしている。
お盆の帰省は自粛しよう。