■書評 大塚康生『大塚康生画集 「ルパン三世」と車と機関車と』 玄光社2020/7/31
大塚康生さんと言えば、アニメ界のレジェンド。
元麻薬Gメン。
東映動画の『白蛇伝』からの歴代長編に参加、『太陽の王子ホルスの大冒険』で作画監督。
『長靴をはいた猫』『ムーミン』『ルパン三世』『侍ジャイアンツ』『草原の子テングリ』『アルプスの少女ハイジ』『母を訪ねて三千里』『未来少年コナン』『じゃりン子チエ』…
関わった作品だけでも日本アニメの歴史の様。
代表作は何よりも『ルパン三世』。
テレビの1stシーズン前半のカッコ良さは大塚康生さんならではだ。
そんな大塚さんの画集が出た。
もちろん、ホルス以来の大塚ファンのオヤジは即買い。
大塚さんがアニメの世界に進む前の、子供の頃からの機関車や車のスケッチに圧倒される。
これだけ描けたら楽しいのだろうなぁ…と思いながら、描く行為と見る(観察する)行為の、目と手と脳の密接な関係に思い至る。
だから、いきなりCADで機械設計をする奴が、設計した機械はダメなんだろうなぁ…
続々・夏は暑くなったのだろうか
前回の続き。
前回、大阪の気温データ、1883~1890年と2013~2020年を比較し、年間を通しての気温が3~4℃上がっている。という結果を得た。
更に、1883~2020年の日々の最高気温のデータを時系列解析して、
- 季節による周期変動
- 全体の傾向(トレンド)
- 残差
に分離する。
上のグラフの
1段目が生データ 大阪府の日々の最高気温 1883/1/1~2020/8/22
2段目が季節による周期変動
3段目が全体の傾向(トレンド)
4段目が残差
になる。
ここで着目すべきは、3段目の全体の傾向(トレンド)のグラフ。
そのグラフだけ抜き出す。
このグラフを見ると、この140年間で2度近く気温が上がっている。
1900年のはじめっ頃は19℃後半。
僕の子供時代1968~1974年は一時的に温度が低く、最高気温の平均は20℃前後。
最近の平均は21℃を超えている。
僕の子供時代に比べると確かに1℃以上暑くなっている。
一方、これが環境保護団体が主張している炭酸ガスによる温暖化か?と言うと、ちょっと違うのではないかと感じる。
この温度上昇は1883年の頃から既に同じような傾向で始まっている。
ほかの資料を調べないといけないのだが、19世紀末~20世紀半ば(1883~1950)の人類が、温暖化が問題になるほどの炭酸ガスを排出しエネルギーを得ていたとは考えにくい。
何か別の要因があると考えるのが妥当だろう。
実際に1975~2000年は温度が上がっているが、2000年以降は横ばいから少し下がる傾向にある。
そろそろ結論。
1) 夏は間違いなく暑くなった。
2) しかしながら、僕の子供時代に比べ体感するほど暑くはなっていない。
高々1~2度だ。
<追記>
メモ
今回のデータ解析で使った 'R' のライブラリ、文字列を日時データ変換する関数as.POSIXct()にて、にバグを発見。
以下の日付の変換に失敗する。
- 1948/5/2
- 1949/4/3
- 1950/5/5
- 1950/5/7
- 1951/5/6
仕方ないから、as.Date()関数で胡麻化した。
うるう秒とか何かのややこしい実装ミスなのかしら??などと思うのだが、これどこかにバグ報告しないといけないよなぁ…
続・夏は暑くなったのだろうか
8/16のブログで「夏が暑くなったのかどうか?」という問いを立て、気象庁の1977~2019の7/10~9/10の大阪の気温データを使い、「夏は暑くなっていない」という結論を出した。
本当だろうか?
幸いな事に気象庁にはもっと昔までのデータがある。
大阪の気温データは1883年、明治16年元旦からのデータが公開されている。
約140年前の気温データ … 先人たちの勤勉さに感謝、感動。
そのデータを使って、1883~1890年と、2013~2020年のデータを比較する。
なんと、140年前のデータは最近のデータに比べると温度が低い。
年間の最低~最高気温の範囲が、
1883~1890年は -5~35℃で、
2013~2020年は -1~38℃で、
推移。
全体に3~4℃上昇。
やはり大阪は温暖化しているという事だ。
では、この気温上昇はいったいいつ発生したのだろうか?
[続く]



