■書評 村山由佳『天使の卵』
- 天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)/集英社

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村山由佳の出世作。
アニメマニアの僕からすれば、『天使のたまご』と言えば押井守のOVA。
なので、出版時に本屋でパラパラと読んで、なんだ普通の恋愛小説なのかとそのまま放置して20年。
今回、あるきっかけでシリーズ全作を読破。
オヤジが読むには、登場人物達が良い人過ぎて、毒がなさ過ぎる。
逆に設定が悲しすぎて、良い人が出てこなかったら救われない様な話。
やはり若い女性向けなのだろう…
ちなみに、押井守の『天使のたまご』はこちら(本編もYou Tubeにも落ちているので観たい人は探してください)
解釈が難しいので、参考文献としてのお奨めはこちら
- 天使の梯子 Angel’s Ladder (集英社文庫)/集英社

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- ヘヴンリー・ブルー 「天使の卵」アナザーストーリー/集英社

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- 天使の柩 (天使の卵)/集英社

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- 天使のたまご Blu-ray/根津甚八,兵藤まこ

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- 天使のたまご [DVD]/根津甚八,兵藤まこ

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■映画 『みなさん、さようなら』2012日本
小学校卒業以来、団地から出ずに生きて行く少年の青春と成長記。
どうして団地から出ずに生きる事にしたのかと言う所が謎で、物語の途中まで伏せられている。
その謎が明かされるまでは滑稽な感じを漂わせながらの青春記として話が進むのだが、謎が明かされた途端に物語は突然シリアスな成長記に転調する。
主人公がトラウマを克服し、団地を出て行く所で物語は終わる。
原作に拠るのか、この映画の脚本なのかはちょっとわからないのだが、もの凄く巧みに時代背景がこの中に盛り込まれていて感心する。
大山倍達の牛殺し
団地の中の商店街や増加する外国人
DV… etc
- みなさん、さようなら [DVD]/濱田 岳,倉科カナ,永山絢斗

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- みなさん、さようなら [Blu-ray]/濱田 岳,倉科カナ,永山絢斗

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■書評 竹内雄紀『悠木まどかは神かもしれない』 新潮文庫2013/11/28
- 悠木まどかは神かもしれない (新潮文庫)/新潮社

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あるブログで見かけて気になっていたので、出張先の本屋で購入。
帰りの特急電車の中で読了。
とても面白かった。
特急電車の中でニタニタしながら文庫本を読むキモイ親父。
東京の進学塾に通う小学5年生達の初恋(?)を描く小説なのだが、美化された初恋ではなく、如何にも近代-現代の小学5年生のリアルな感じが、自分自身の小学生時代を思いださせる…
おそらくその共感は、誰にも共通の最小公約数の様なモノ。
全ての方にお奨めする。
<追記>
すみません。
すこしウソを書きました。
僕自身の小学校5年生は、この小説の舞台よりもっと昔でもっと田舎で、異性への興味などまだ全然芽生えない素朴な子供だった。
僕がこの小説に出てくる程、おとなになって自意識や異性に対する興味を持つのは中学生の頃だ。