「英語で本なんて読めたらな~でも英語そんなに理解できないしな~」なんて思ってる方!!今日は簡単な英語で読みやすい英語の小説を紹介したいと思います♪英語ができなくても、ちょっとくらい勉強した人や、昔に勉強してすっかり忘れてるなんて方も十分楽しめると思います。
Nicholas Sparks
A Walk To Remember
この作者は昨年日本でも映画で公開されてた「君に読む物語~原題"The Notebook"~」のニコラスパークスです。アメリカでも常にトップセラーを連発している有名な作家ですが、特に恋愛系の小説が多いです。そのため、アメリカでも読者層は女性が多いです。でも、よく女性向けの物語にあるような、恋愛すぎて男性には共感を得ない作品ってけっこうあると思うのですが、これはそんなに女性だけの小説といったものではなく、男性も十分楽しめて共感できる作品に仕上がっていると思います。逆に言うとそこに人気の秘密も隠れているのかもしれません。日本のかつてない韓流ブームで、純愛系ストーリーが見直されている中、このA walk to rememberは純愛中の純愛でしょう。この本を読んで泣いたという人もけっこういるようです。「冬のソナタ」や「世界の中心で愛を叫ぶ」に負けない物語が、愛が詰まっている一冊です。英語に関して言えば、医学的な用語が2、3出てきますが、辞書を引く必要があるのはそれくらいじゃないでしょうか。
Daniel Wallace
Big Fish
以前DVDでも紹介したこの作品ですが、英語で読む本としてこの作品を挙げないわけにはいきません。映画にはない言葉の美しさがたくさん詰まっているので、ぜひ英語で、それも簡単な英語ばかりなので、読んでほしい作品です☆町で伝説の男である主人公の父は、主人公にその武勇伝をたくさん話していくのですが、ファンタジーあり、恋愛あり、笑あり、涙ありのめずらしいタイプの物語です。父の武勇伝をホラ話としてしか聞いていなかった主人公は死を迎える父に耳をかたむけます。そこには親子のつながりがちゃんとあって、幻想的で大自然のパノラマが一種の懐かしさとなって頭に溶け込んでいきます。この本を読んだ後はとても不思議な感覚で、今までにない読後感を味わいました♪
                                                            担当:よしき

 かわいい人魚がいなくなって、このボロ屋に残ったのは老いぼれのわしと、人魚のために買い込んだ髪飾りばかり。生きがいを失い、ため息ばかりつく日々を過ごすわしはもう死を待つばかりじゃ。人魚がいつも気に入ってつけていた髪飾りをいじりながら、湖の近くまで重い足取りでのそのそと歩いた。水面に映る老いた顔をじっと見つめる。するとその顔に小さく輪が広がり、やがて水一面が音を立てて跳ね始める。だれもいない湖。冬の終わりの冷たい雨がわしの皺を埋めていく。こんな歳になっても、目から涙が出るとは思ってもみなかった。その場で立ち尽くして、雨に揺れる自分の顔を泣きながらじっと見つめた。すると、なんということか。自分の顔が見る見るうちにわしの人魚の顔に変わっていくではないか。大きな声を上げて「どんだけ心配したことか。もうわしから離れるな。」と泣きながら喜んだ。すると人魚はわしの持っていた髪飾りにそっと手をやり、そっとわしの頭につけた。そして人魚は小さくつぶやいた。

 「そろそろ時間です」

 わしはそうじゃったなと言わんばかりに、にっこり笑った。

 「ああ、わかっとるよ。わかっとる。お前がわしを案内してくれたのだろう。お前が存在しない、架空の人魚なのだということも、好色な男も村人も皆、ちゃんと。すぐにそちらに行くよ。」わしがそう言うと人魚は優しく微笑みながら雨に打たれる湖にゆっくり沈んでいった。

 「わしはずっとお前を探しておった。お前に会う前からずっと。いつものように村のはずれの砂漠の砂を掘り返していたわしが、不思議な歌声を聞いたあの日からずっと。あの砂漠にはわしが埋まっていたのだよ。生きていくことの意味を必死で探そうと砂を掘り返した。お前は砂漠に埋もれたもう一人のわしを見つけ出そうとしてくれたのじゃろう。つけたはずの“印”が風にかき消され、人生の砂漠に迷っていたわしを。たが、お前を創りだしたことで、幸せを手に入れた。答えなど最初からなかったのだよ。人生の答えなど。当たり前のように生きて、時が流れていく。わしは答えを見つけられなかったが、それこそが幸福だと今では思う。なにもかもが目まぐるしく変わるこの世は、空の青さを忘れていたのじゃろう。こうして空に重たい綿が浮いているときでも、耳をすませばちゃんと聞こえる。雨の葉をはじく音、水面を揺らす音、独白がちゃんと。その一粒、一粒が奏でる最期の瞬間を。答えがあるとするならば、その瞬間なのじゃろう。じゃからこうしてわしも旅立つことにした。」

 髪飾りを手でそっと押さえながら、おもむろに湖に入っていく。腰が浸かり、肩が浸かり、とうとう頭の先まで沈んでしまった。その最後の水面に残した輪の音は、雨にかき消されて聞こえることはなかった。


                                                           担当:よしき

素敵な世界☆ 担当:なつみ

絵本や詩集の紹介が思いのほか評判が良かったので、今日も絵本の紹介をしたいと思います。今日は、"The Cat in the Hat" を紹介したいと思います。一昨年に映画化されましたが、私は原作が素晴らしいと思うので原作のほうをご紹介したいと思います。作者 Dr.Seuss は本当に才能があると思います。彼の書く絵にはひきつけられるしストーリーもぶっとんでいて最高です。赤い帽子をかぶった背の高い猫が、留守番してる子供の家に勝手にやってきて、家中ひっかきまわすというお話です。でも、ちゃんと片付けるところがかわいい☆

Dr. Seuss
Cat in the Hat Comes Back (I Can Read It All by Myself Beginner Books (Hardcover))

Dr.Seussは他にもたくさんの絵本を描いています。私が好きなのは、"Mr.Grinch"です。ちょっと前にジムキャリーが主演で映画になっていました。個人的にジム・キャリーがすきなので映画のほうも好きなのですが、やっぱりカートゥーンがいいですね☆このお話はいじわるなグリンチがサンタクロースを誘拐して、自分がサンタクロースに変装してプレゼントを配るというお話☆

Dr. Seuss
How the Grinch Stole Christmas


 すっかり秋になって、空気も冷たくなってきました。寒くなってきたら、外には出ずに家でゆっくり心温まるDVDはいかかでしょうか。今回はのんびり家での時間を楽しめて、同時に普段の忙しさや喧騒を忘れるような心温まるDVDを紹介したいと思います☆
角川エンタテインメント
サイダーハウス・ルール DTS特別版
 サイダーハウス・ルールは本もよく売れたみたいなので、本を読んだ方もいると思いますが、この映画のよさは映像はもちろんのこと、BGMです!!サイダーハウス・ルールのためのテーマ曲となっているのですが、この曲の美しさと映画のストーリーがうまく調和して、思わず目元が緩んでしまいます。この曲を聞いてすぐに楽器屋さんに行って、このピアノの楽譜を買ったのを今でも覚えています。悲しい現実なのに、どこか優しさや幸せが隠れていて、でも子供たちはそれを見つける純粋さもちゃんと備えている、そんな心温まる作品でした!
ポニーキャニオン
海辺の家
 この映画を見た人や知っている人は日本にどれくらいいるのでしょうか。日本でそこまで知られていないような気がします。タイトルは「海辺の家」と訳されていますが、元のタイトルとはちょっとニュアンスが違うかもしれません。このストーリーは以前紹介した「アメリカンビューティ」のようにアメリカの社会問題も取り扱っていますが、堅い話では全然なくて、家族の幸せが本当に一途に美しく描かれています。思春期で非行に走る息子を最後まで家族として、息子として信じていた父親が、家族を一つにしようと努力します。その答えは一つの家を建てることでした・・・。
                                                          担当:よしき

小説の更新にけっこう日数がかかっていますが、実はなつみが風邪でぶっ倒れているみたいなので、近々回復し次第小説の更新をすることになりそうです。すぐに元気になると言っているので、小説を楽しみにされている方には申し訳ないですが、もう少しだけお待ちください。たぶん明日、明後日には更新できると思います。いつも見に来てくれている方や、楽しみにしてくれている方、これからもどうぞよろしくお願いします!

                                                              よしき

沖縄

 

この夏にフランスに行った後、友達と沖縄に行ってきました(^_^)旅づくしの夏休みだったのですが、とても充実した、いい夏を過ごせたと思います。毎日マリンスポーツや海で泳いだり、テニスしたり観光したりしまくってたので、写真を撮ることもほとんど忘れてて、自分ではあんまり写真持ってません。でも思い出はちゃんと焼きついてるので大丈夫ですが。沖縄のかんかん照りの中で遊んでいたので、気が付くとアイフルのCMのように日焼けのバランスが・・・。なんとか均一に焼こうと努力したのですが、やっぱり跡が残ってしまいました(^_^;)

 沖縄にいる間は恩納村(おんなそん)と呼ばれるリゾート地に滞在していて、やっぱりリゾートなだけあって、安いホテルだったのにとっても豪華でした。3泊4日で飛行機往復代+ホテル代+施設使用料+全朝食付き+レンタカー付きでなんと4万円でした!!ホテルを見るまではこの値段だとたぶんボロい民宿みたいなところで雑魚寝して、貧乏旅行になるんだろうな~って思ってたのですが、とんでもなく立派なホテルで、海はもちろん、プールもテニスコートもなんでもそろってましたあまりに安かったし、楽しかったので定年の旅にしようかと思ったくらいです。学校がある時はとてつもなく忙しい日々が続くので、休みの時くらい大学生らしく過ごしたいですよね。大学生と言えば自由で時間もたっぷりあって暇みたいなイメージがあるみたいですが、とんでもないです。少なくとも僕らが通っている学校ではありえないので、これからも息抜きのための旅を友達と相談しています。次はヨーロッパ周遊をこの春休みあたりに行こうかと思ってますしかも、旅をする友達は自分を含めて帰国生ばかりなので、基本的に全員英語は話せるし、自分はフランス語も理解できるし、友達はスペイン語を話す子や、ドイツ語を知っている子もいるので、充実した旅になりそうです

                                                                         

                                             担当:よしき

The Sand Board      written & translated by Yoshiki

Hearing the symphony of glittering summer waves

I see waves swallowing everything from the beach

I wonder if the waves are acquisitive

I try to talk to them writing my massage on the sand board

So I take a piece of coral and write

You are eternity” one letter at a time

So that they can swallow my words one by one

Then they come and go bringing me a white seashell

Feeling a sense of loneliness of the waves

I ask on the sand board

Are you lonely?”

Then they come and go leaving a tiny hermit crab on the board

With my relief and smile I give them the piece of coral putting it

Next to the hermit crab

And the waves take them away back to home

Quietly and softly leaving me all alone on the summer beach

ちかちか光る夏の波の交響曲に耳をすませ

波が浜辺からすべてを飲み込む

波は欲張りなのだろうか

砂のボードにメッセージを書くため

サンゴのかけらを手にとって

一文字ずつ「君は永遠だ」と書いた

彼らがちゃんと飲み込めるように

すると彼らは来ては行き来ては行き

私に白い貝殻を持ってきた

波の寂しさを知った私は

砂のボードに聞いてみた

「君は寂しいのかい?」

すると彼らは来ては行き来ては行き

小さなヤドカリをボードに残して

安堵の笑顔でサンゴをヤドカリの傍に置いてやると

波はゆっくり優しく家に帰していった

私を夏の浜辺に一人残しながら

ブログの不具合やっと復旧しましたねー。夜に特に更新したりする日が多いので、使えなかったのはちょっと痛いです。そのせいでランキングとか下がったらショックだしw。でもまあ復旧したから明日からは新しい記事いろいろ書いていこう!なっちゃん、そろそろ小説載せよう!!俺も忙しいけど、このブログは小説メインやしね!

担当:なつみ

今日は私の大好きな作家、太宰治の紹介をいたします。私は、太宰の短編が大好きで、中学の頃から彼の小説を集めだし、高校生になるまでに全部揃えてしまいました。好きな作家は?と聞かれたら必ず太宰治と答えるほど大好きです。彼の作品のなかでもおすすめな作品をご紹介します。「人間失格」「斜陽」「走れメロス」なども本当に傑作だと思いますが、有名なのでここでは紹介を省かせていただきます。アメリカに留学していたときももう何度も何度も読んだ彼の小説をもって行き、寝る前に読んでいました。ストーリーはもう知っているけれど何度も何度も読みたくなるのは、私は彼の世界観に浸りたいと思います。彼の作品それぞれにトーンがあり、優れた作家はそれほどたくさんのトーンを持っているのではないかと私は思います。



*『畜犬談』 これは、角川文庫なら『走れメロス』のなかに入っています。これは、犬が大嫌いな主人公がひょんなことから犬を飼うことになってしまう物語。書き出しから太宰独特のトーンがあります。「私は、犬については自信がある。いつの日か、必ず喰いつかれるであろうという自信である。」 最初から最後まで犬が嫌いなことを大真面目に書いているところが面白い!と思っているといつのまにか彼の世界観に入ってしまい、涙をさそう物語だと思います。


*『ろまん灯篭』 この物語は、小説好きの五人兄弟が順番に物語を書き進めていく物語です。最後の意外な結果は太宰らしさが本当に出ていると私は思います。実は、このブログで私とよしきくんが交互に物語を書いて一つの物語にするというものは彼の「ろまん灯篭」を参考にしました。このブログのユーザー名は ”Romancer”(空想小説作家)。このろまんも「ろまん灯篭」から取りました。

太宰 治
ろまん灯篭


*『お伽草紙』 昔話『瘤取り』 『浦島太郎』 『カチカチ山』 『舌切雀』 を太宰風に変えて作ってあるお話です。私は子供の頃から昔話が大好きで中学生の頃にこの本に出会ってからもう一度原作に戻ってみたらなるほど!と思ってしまいました。太宰はちょっと苦手・・・。という方でも楽しめる作品だと思います。

太宰 治
お伽草紙

余談:太宰治の作品以外にもまだまだたくさんの素敵な作品をこれからも紹介していけたらなと思っています。


担当:よしき


 フランス滞在の最後の2日だけパリに行ってきました。フランスに行ったならパリも観光しておかないと、ってなノリで行きました。一人旅で計画性のない旅が好きなので、パリでもひたすら歩き続けました。7~8時間ぶっ通しで歩いたので、ホテルに着いた時には速攻ダウンでした(^_^;)この頃には日常会話の基本は身に着けていたので、フランス語でこのエッフェル塔の見えるミュージアムの上にあった店の店員さんとやり取りしていると、カナダ人か、アメリカ人らしきカップルが自分のフランス語を話せるのを耳にして話しかけてきました。"Do you speak English?"と聞かれて反射的に"Oui"と答えてしまい、ちょっと恥ずかしかったですが、どうやらそのカップルはフランス語のメニューが読めないので英語で解説してほしいとのことでした。その店はクレープ屋さんだったのですが、順に解説して教えてあげました。でも後で考えるとなぜ、アジア人の自分を見て、しかもフランス語を話しているのを聞いて、英語が話せるのかと思われたのが少し不思議です。偶然かもしれませんが。でもまあ、どちらにしろ、こういった類のコミュニケーションが多々あるのが、一人での無計画旅行の醍醐味だと思います。でも、やたらと英語が話せそうに思われたのか、フランス滞在中はドイツやイギリス、オーストラリア人に英語で話しかけられました(笑)飛行機に乗っても日本人客室乗務員に英語で話しかけられたり、中国人のおじさんに中国語で話しかけられ、戸惑いました(^_^;)あまり日本人には見えないんですかね?(笑)


Paris 2

言わずと知れたエッフェル塔。塔の下には塔に上りたい人たちの列がすごかったです。塔の真ん中あたりにおしゃれなレストランもあってとても人気で予約が取れないということも耳にしました。夜景と共にエッフェル塔のレストランでプロポーズってのもあるみたいですよ。ちょっとベタですかね(^_^;)


Paris 1

ルーブル美術館の入り口です。ピラミッドになっていて、この中から美術館に入ります。古い建物の中に近代的なピラミッドがあり、フランスでもその美術感覚は賛否両論です。でも初めて見に行った自分としてはミスマッチだとは思いませんでした♪でも本当に美術が好きならオルセー美術館がお勧めです。自分も本当はオルセーに行きたかったのですが、ちょうどこの日は金曜日で、金曜の夕方からはルーブルの入場料はなんと、タダなので、ルーブルに行ってしまってオルセーには時間が割けませんでした。ちなみにタダで入場する際には身分証明書が必要なので、パスポートなどを提示すれば問題ありません。