担当:なつみ

今日は私の大好きな作家、太宰治の紹介をいたします。私は、太宰の短編が大好きで、中学の頃から彼の小説を集めだし、高校生になるまでに全部揃えてしまいました。好きな作家は?と聞かれたら必ず太宰治と答えるほど大好きです。彼の作品のなかでもおすすめな作品をご紹介します。「人間失格」「斜陽」「走れメロス」なども本当に傑作だと思いますが、有名なのでここでは紹介を省かせていただきます。アメリカに留学していたときももう何度も何度も読んだ彼の小説をもって行き、寝る前に読んでいました。ストーリーはもう知っているけれど何度も何度も読みたくなるのは、私は彼の世界観に浸りたいと思います。彼の作品それぞれにトーンがあり、優れた作家はそれほどたくさんのトーンを持っているのではないかと私は思います。



*『畜犬談』 これは、角川文庫なら『走れメロス』のなかに入っています。これは、犬が大嫌いな主人公がひょんなことから犬を飼うことになってしまう物語。書き出しから太宰独特のトーンがあります。「私は、犬については自信がある。いつの日か、必ず喰いつかれるであろうという自信である。」 最初から最後まで犬が嫌いなことを大真面目に書いているところが面白い!と思っているといつのまにか彼の世界観に入ってしまい、涙をさそう物語だと思います。


*『ろまん灯篭』 この物語は、小説好きの五人兄弟が順番に物語を書き進めていく物語です。最後の意外な結果は太宰らしさが本当に出ていると私は思います。実は、このブログで私とよしきくんが交互に物語を書いて一つの物語にするというものは彼の「ろまん灯篭」を参考にしました。このブログのユーザー名は ”Romancer”(空想小説作家)。このろまんも「ろまん灯篭」から取りました。

太宰 治
ろまん灯篭


*『お伽草紙』 昔話『瘤取り』 『浦島太郎』 『カチカチ山』 『舌切雀』 を太宰風に変えて作ってあるお話です。私は子供の頃から昔話が大好きで中学生の頃にこの本に出会ってからもう一度原作に戻ってみたらなるほど!と思ってしまいました。太宰はちょっと苦手・・・。という方でも楽しめる作品だと思います。

太宰 治
お伽草紙

余談:太宰治の作品以外にもまだまだたくさんの素敵な作品をこれからも紹介していけたらなと思っています。