こちらのつづき
元旦那に
離婚をどう切り出したのかは
覚えていない
鮮明に記憶に残っているのは
義父の一言
忘れもしない
キッチンのテーブルを囲んで
私 旦那 義父 義姉（旦那には母がいないので
変わりに旦那の一つ上のお姉さん）
の４人で話しあった
座っても
誰も口火を切らないので
私が
「○○さんとどうしても気が合わない
お義父さんが嫌というわけではない」
イヤに決まってるけど
義理の間柄よりも旦那が嫌ということを強調したかった
言葉より先に涙が
頬を伝った
みんなが言葉を選びながら話を
していたように思う
話と言っても
私の両親は承知してるのか？とか
これから
どうするつもりとか
子供たちのことはどうするとか
その中で
義父が唐突に
「知恵遅れを生んだくせに」と
流れてた涙が
一瞬 留まり耳を疑った
エッ 何？それ？どうゆうこと？
義父は
１歳児検診で
引っかかって
児童福祉センターに通っている
長男のことを指しているのだ
決して
障害でも知恵遅れでもなく
その当時の検診時の数値が
すれすれだったので
児童福祉センターに通って
他の子供さんたちと
交流した方がよいという目的で
週2回 通っていた
義父は
私に発達障害を生んだ嫁のくせに
私から離婚て？？
と言わんばかりの感じだった
嫁として
元気な長男を生んでないと・・・・・
たとえ
そんな意図がなくても
その場で発言する言葉ではないと思ったし
私はそのようにとった
さすがに
元旦那も腹が立ったのだろう
私より先に
「そんな事
言わんといてくれ
」と
語気強めに
義父に向かっていった
少しほっとしたことを覚えてる
こちらにつづく
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紗川恵子