犬も冬はさむい -14ページ目

犬も冬はさむい

読んだ本、映画などについての感想です。

ルームやフォトも充実させる予定ですのでぜひ御覧になって下さいませ。

イノセント・ボイス~12歳の戦場~


本日は戦争の映画です。

エンドロールで鳥肌がたった映画ははじめてかもしれません。
それぐらい訴えてくるものがありました。
12歳の少年が戦場に駆り出される世界。
家の中に銃弾が飛び交い、夜も眠れない世界。
祈ることを許されない世界。
そんな世界を描いた作品です。
コーヒー&シガレッツ


ジャームッシュ。

文字通りコーヒーと煙草のお話。
11本の短編から構成されてます。

コーヒーも飲まない、煙草も吸わない自分にとって縁遠い作品でしたが、
喫茶店でお茶を飲むだけのことにストーリーを見出す感覚はわかります。

白黒の映画なんだけど、
出てくるテーブルがすべてチェック柄なんだよね。

なぜか、1本だけコーヒーも煙草も出てこない作品があしました。
替わりに紅茶を飲んでいるんですが
もちろんテーブルの模様はチェックじゃなかったです(笑)

オシャレなコント集。

SWEET SIXTEEN


本日はケンローチ。

緑と茶色と黒とグレーのスコットランドの風景。

夢も希望もない、哀しすぎる世界を描いてます。

物語は坦々と静かに進みます。

麻薬中毒で服役中の母親。
麻薬を売り捌く、祖父と母親の新しい愛人。
そんな母達を嫌うシングルマザーの姉。

こんな絶望的な家族構成。

そんな世界で生きる、15歳の少年の話。

出所してくる母親と幸せに暮らしたい。
少年願いはひたすら真っ直ぐで、純粋ですが、やってることは麻薬の売人だったりします。

何が悪いんだろうね?この社会ですかね?
そう問いたくなります。
ノスタルジア


アンドレイ・タルコフスキー。

どうしようもないほどに眠くなります。
不眠症の人にオススメな作品。

作品の半分以上が沈黙に支配されていて、スローテンポ。
言っていることもイマイチ理解出来ません。
ヨーロッパの悲しみのようなものが漂ってます。

ラストは秀逸ですが、そこに辿り着けるか心配です。

「一粒の雫ともう一粒の雫が合わさると、大きな一粒の雫になる」
という台詞が印象的でした。

なんていうか芸術作品として観賞するしかないでしょう。

しかし、ヨーロッパ的な考えが理解できていないことを痛感させられました。
街のあかり



昨日に続きカウリスマキ。
寒い日は彼の作品を見て少しでも温まりましょう´ω`)ノ

警備員の仕事をしながら、街の片隅でひっそりと孤独に暮らす主人公。
もちろん、家族、友人、恋人はいません。
本当に独りぼっちです。
ほっとけば彼も自殺しかねないでしょう(笑)

そんな彼の元に女神の如く現れる女。

「なぜ俺に話しかけた」
「ひとりで寂しそうだったから」

こんなやりとりでスタートします。

コレハ恋愛映画です。
もの凄く静かな恋愛映画です。
全然幸せじゃないけれど、幸せです。


フィンランドの弱くてやさしい光と
それにあわせて塗られた壁の色。
少しでも採光をとろうとした、鉄とガラスでできた建物。
日本人が目指しているデザインが目の当たりにできます。
彼等はこれが自然なんだけれど、日本人から見るとオシャレに見えます。

映画自体も十分愉しめますが、
普段あまり見ることのないフィンランドの風景も愉しめます。