ある日。バイキン城。
ドキンちゃんが鼻歌を歌いながらケーキを作っていた。ばいきんまんがやって来て、食べようとすると、
「何すんのよ!これはしょくぱんまんさまにプレゼントするの!」
「そんなこと言わずに…」
しかし、ドキンちゃんから締め出しを食らってしまう。仕方なく何処かへ。
しょくぱんまんが、鼻歌を歌いながら車を走らせている。
「今日もいい天気だ。まるで私を祝福するような美しい空。そして真っ白な雲」
と、女の子の鳴き声を聞く。
カレーパンマンもパトロールをしていた。
「あ~、今日もいい天気だぜ。太陽もカーッと照って、辛いカレーにもってこいの日だなぁ」
カレーパンマンも女の子の泣き声を聞く。
「どうしたんだい?」
女の子「お腹空いたの~」
「な~んだ、そんなことか!」
「カレーパンマン」
「へへへっ、任せなって!」カレーを作り始める。
「ちょっと待っててね」食パンを用意する。
同時に2人は自分の食べ物を女の子に差し出した。しかし、女の子の前で口論になってしまう。女の子に決めてもらおうとして、さぁ!と2人は恐ろしい剣幕に。当然、女の子は泣き出す。
アンパンマンがやってくる。
「どうしたんだい?」
女の子「アンパンマン、お腹空いてるのに…」
「じゃあ、僕のアンパンどうぞ」
「ありがとう!(アンパンを食べる)おいし~い!」
2人はびっくりして、もう一度カレーと食パンを勧めるが、女の子はお腹いっぱいだと言って、アンパンマンにお礼を言って去ってしまった。
カレーパンマンとしょくぱんまんは、その日の昼にどっちが美味しいか、学校で勝負しようと言う。アンパンマンはどうしたのかと聞くが、2人は聞こうともせずに去る。
ばいきんまんが見ていた。何かを企んだようだ。
しょくぱんまんが車を走らせていると、大きな石が道をふさいでいた。しょくぱんまんが降りて、誰がやったのかと疑問に思っている。その隙に、誰かに食パンを盗まれた。物音がしたので振り向くと、カレーパンマンのシルエットが!
「あの姿、確かにカレーパンマン。なんと言う卑劣な!」
しかし、それは、カレーパンマンではなく、ばいきんまんだった。
パン工場。
「えっ、カレーパンマンがしょくぱんまんと?」
「それで張り切ってるのね」
「隠し味のケチャップを入れて、あとは煮込むだけだ」
「でも、なんでそんなことになっちゃったの?」
「それが僕にも分からないんです」
「う~ん」
「な~に!心配いらないぜ!美味しいのはカレーのほうに決まってんだから」
「そうじゃなくて…」
パン工場の裏にはしょくぱんまんが。中には誰もいない。しょくぱんまんは、「もう一丁隠し味」と言って、砂糖を入れる(隠し味じゃないから、もはや!)。
カレーパンマンが戻って来て味見をするが、
「うわっ!甘い!誰だ砂糖を入れたのは⁉︎」
物音がする。外に出ると、しょくぱんまんのシルエットが。勿論、それはばいきんまん。
「今のは確かにしょくぱんまん。なんて卑怯なやつなんだ⁉︎」
ばいきんまんは、食パンを全部食べてしまった。崖からドキンちゃんが歩いているのを見つけ、例のケーキを渡すんだと分かる。デザートに食べようと決意。
ドキンちゃんが木の下でしょくぱんまんを待っていると、しょくぱんまん(に化けたばいきんまん)がやって来る!
「やぁ、ドキンちゃん」
「しょ、しょくぱんまん様!」
「なんか、オレ様…いや、わたしにプレゼントがあるんだって?」
「そうなんです。あれ、どうしてそれを?」
「いや~、なんか、そんな気がして…(カレーパンマンが飛んでいるのを見つける)カレーパンマン。さぁさぁ、早くちょうだい」
「あの、しょくぱんまん様」
「貰えばこっちのもの。用はない。じゃあな」ケーキを取り木の中に消えてしまう。
「しょくぱんまん様…せっかくいっしょに食べようと思ったのに!」
学校。
みみせんせいがカレーパンマンとしょくぱんまんが2人でご馳走してくれると話し、子供達は喜ぶ。
「君があんな卑怯な真似をするとは、思いませんでしたよ」
「何を⁉︎こっちの台詞だ」
「謝りなさい!そうすれば許してあげましょう」
「カーッ!そのキザな言い方!そっちこそ謝れよ!」
「口で言っても無駄なようですね」
「やるか⁉︎」
「いいでしょう」
2人は、給食を楽しみにしている子供達を差し置いて、雲の上でそしてお互いに対峙し、戦闘開始。
そこへ、アンパンマンとメロンパンナが止めに入る。
「やめるんだ!」
「2人ともダメ!」
2人はカレーパンマンとしょくぱんまんの間に割って入る。
「止めないでください!」
「そうだ!アンパンマンは引っ込んでてくれよ!」
「何でこんなことに⁉︎」
「カレーパンマンがわたしの食パンを盗んだんです!」
「何を⁉︎ しょくぱんまんこそ、俺のカレーに砂糖を入れたじゃないか!」
「何かの間違いだよ!」
「うるさ~い!どいてくれ!」
「どいてください!」お互いをパンチしようとする。
アンパンマンがメロンパンナをかばって、2人のパンチを受けてしまう。
と、カレーパンマンとしょくぱんまんは縛られてしまう。ばいきんまんが現れて、ネタばらし。UFOをだだんだんにチェンジ。
アンパンマンはメロンパンナをパン工場に行かせる。
ばいきんまんを止めるが、聞かない。
そこへ、ドキンちゃんがやってくる。
「ドキンちゃん!この縄を解いてください」
「フン」(偽)しょくぱんまんの態度が悪かったことが許せず、無視してしまう。
「ドキンちゃん?お願いです」
「分かったわ」仕方なさそうに言い、縄を解いてあげる。
「ありがとう!ドキンちゃん」
「恩にきるぜ」
「あ〜、ばかばかおばか!い〜だ!」しょくぱんまんがまだ許せないのか、自分が情けないのか、自分に苛立つ。
メロンパンナがパン工場に到着。ジャムおじさんたちはすぐに準備。
アンパンマンは追い詰められた。カレーパンマンとしょくぱんまんが救った!
2人はアンパンマンに謝る。アンパンマンは「いいんだよ、2人とも」と安心した顔で言う。
しょくぱんまんがアンパンマンを安全なところにやる。カレーパンマンは耐え切れなかった。しょくぱんまんがだだんだんにパンチするも、びくともせずやられる。
ばいきんまんはケーキを食べていた。堂々と。それをドキンちゃんが見ていた。
「ちょっと、ばいきんまん!どうしてあんたがそれを持ってるの⁉︎」
ドキンちゃんもとうとう自分が騙されていたことを知った。そして、ドキ~ン・パ~ンチをばいきんまんに食らわせて、行ってしまう。それとは入れ違いにメロンパンナが顔をもってきた。
復活したアンパンマンは、カレーパンマンを救出。しょくぱんまんをも救出する。ばいきんまんの攻撃を避け、トリプルパンチ!だだんだんを貫通!
だだんだんは爆発し、吹っ飛ばされるばいきんまん。
カレーパンマンとしょくぱんまんは仲直りする。嬉しそうなアンパンマンとメロンパンナ。
「みなさ~ん、お待たせしました!」
「今日の給食はカレーと食パンのセットだぜ」
みんなはカレーにパンをつけて食べる。
「やっぱり仲がいいのがいちばんね」
「うん、そうだね」
「はい!もうケンカは懲り懲り」本心語ってるww
みんなの楽しそうなシーンのカットでおしまい。
EDは「サンサンたいそう」でした。
・ドキンパンチ初めてww
・と言うか、あの後しょくぱんまんに謝っていけばよかったのにw
・チーズは、寝てるだけの登場www たったワンシーンのみww
・カレーパンマン舌あったんかいなww
・学校のみんなの分の食パンを全部食べて、ケーキまで食べるとか、よく食べるよね、ばいきんまん.