アンパンマンとしょくぱんまん、ジャムおじさんたちはやきそばかすを探す。
やきそばパンマンも地獄谷まで向かう。
煙たなびく、地獄谷。
ばいきんまんに焼きそばを作らされているやきそばかす。
「おいしい!こんな焼きそば食べたの初めて!おかわり!」
やきそばかす「はい、どうぞ召し上がれ」笑顔で対応する。
「うまそう!オレ様のもさっさと作るんだ、さもないと、こちょこちょマシンがくすぐるぞ」
やき妹「あっやめて!」
「早く早く、おいしい焼きそば食べたいな〜!」
そこへ、やきそばパンマンの声が。
「やきそばパンマンに仕返しするんじゃなかったの?早くやっつけに行ってらっしゃい」
「(イライラしながら)はいはい、行って来ますよ!」焼きそばを諦め、戦いへ向かう。
やき妹「お願い!お兄ちゃんにひどいことをしないで!」
「あんたはおとなしく私に焼きそばを作っていればいいの。さぁ、どんどん作ってちょうだい!」
やき妹「お兄ちゃん…」しかし、ペンダントがなくなっていた。
煙たなびく中、やきそばパンマンは、ばいきんまんを呼ぶ。それを見ていたロールパンナ。ばいきんまんが話しかけ、ロールパンナに入れ知恵し、ブラック化させてしまう。
「ロールパンナ!あいつが誰だか知ってるのか?」
「あぁ」
「そうか!だったらやきそばパンマンがアンパンマンの仲間だってことも⁉︎」
「何⁉︎ (青いハートが光る)アンパンマンの仲間、敵!」
妹を探すやきそばパンマンを攻撃するブラックロールパンナ。
やき兄「ロールパンナ!どうしてオイラを⁉︎」
「アンパンマンもその仲間も私の敵!」
やき兄「えっ」
「その通り、あいつを倒すのだ」
やき兄「ばいきんまん!」
ブラックロールパンナは、執拗にやきそばパンマンを攻撃する。ヘラで攻撃を止め、戦おうと身構えたが、アンパンマンの言葉を思い出す。
《それからのロールパンナちゃんは、普段は優しいんだけど、ばいきんまんに悪い心を呼び起こされると…》
でも、ブラックロールパンナの攻撃は止まらない。そんな中、やきそばかすの言葉を思い出すやきそばパンマン。
やき妹《メロンパンナちゃんのお姉さんは決してそんな人じゃないわ。だってとっても澄んだ目をしていて優しい人だもの》
やきそばパンマン目掛けて飛ぶブラックロールパンナ。メロンパンナが重なり、やきそばパンマンは攻撃できなくなってしまう。そして、とうとうブラックロールパンナに攻撃されてしまった。
「やった〜!ザマアミロ!やれ〜ロールパンナ!やれやれやれ!」
メロンパンナたちは、やきそばかすを探す途中で、ペンダントを見つける。
「あっ、これは…やきそばかすちゃんのペンダント」
「きっと、連れていかれる途中で落としたんだわ」
「必ず、この近くにいるはずだ、よし、急ごう!」
「うん」
地獄谷。
やきそばパンマンは、やっとの思いで自分のヘラを拾う。
ブラックロールパンナがやきそばパンマンに問う。
「なぜだ?なぜ戦わない?」
やき兄「妹を悲しませたくないからさ」
「妹?」
やき兄「そうだ!オイラとお前が戦えば、二人の妹が悲しむことになるからな」
「二人の妹…⁉︎」
やき兄「やきそばかすと、メロンパンナちゃんだ!」
「メロンパンナ⁉︎ (二つの心がうずく)うぅっ!」
UFOは、だだんだんに変わる。やきそばパンマンを踏み潰そうとする。
しかし、アンパンマンとしょくぱんまんが駆けつけ、助かった。
ばいきんまんは、アンパンマンが来たことをブラックロールパンナに知らせる。
「アンパンマン⁉︎ 敵!倒す!」結局ばいきんまんには逆らわず、アンパンマンとしょくぱんまんを攻撃する。
アンパンマンは、足を捕まれ、叩きつけられてしまった。
「アンパンマン」
「か…顔が歪んで力が…」
「よくやったぞ!ロールパンナ!」
やきそばパンマンは、しょくぱんまんにジャムおじさんに知らせに行かせる。
「ロールパンナちゃん…目を覚ますんだ…!」
ブラックロールパンナは聞く耳を持たない。
一方、ドキンちゃんはお腹いっぱい。ぱっと見、35〜40皿は食べてそうww
そこへ、メロンパンナたちが到着。メロメロパンチで檻とこちょこちょマシンを破壊し、やきそばかすを救助。
ジャム・バタコ・チーズ「ドキンちゃん💢」
「あ〜私、食後のお昼寝しようっと、じゃあね〜」一目散に退散してしまう。
「もうっ」と呆れながら見送るバタコさんと、「ウフフ」と笑顔で見送るやきそばかす。
ドキンちゃんと入れ違いに、しょくぱんまんがアンパンマンのことを知らせに来た。
メロンパンナはすぐ反応。
アンパンマンとやきそばパンマンはロールパンナに捕まってしまった。
「ロールパンナちゃん、やめるんだ」
「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!二人まとめて踏み潰してやる」
「ロールパンナおねえちゃ〜ん!」
「あっ、メロンパンナ」
「やめて!おねえちゃん!」
「うっ…」心が葛藤し始める。
「まずい…敵をやっつけるんだ!」
「敵…ううっ!」言われるがまま、リボンを引っ張る。
「やめて!おねえちゃん!」
「邪魔すんな!」しかし、メロンパンナにうまくかわされてしまう。
メロンパンナのメロンジュース!!
メロンジュースは、ロールパンナに届き、ロールパンナの赤いハートが光る。そして、ロールパンナは、普段の優しい自分に戻った。
「メロンパンナ!」
「ヤバい」
アンパンマン号が到着し、アンパンマンの顔交換もされた。
「ゲゲッ!ますますヤバい」
やき妹「お兄ちゃん!私はここよ!」
やき兄「おお!やきそばかす!おいらも元気100倍だ!」
「ものすごくヤバい」完全に万事休すを悟る。
ロールパンナの攻撃を受け、ヘラヘラチョップも受け、とどめはアンパンマンとしょくぱんまんのダブルパンチ!
「ヘラヘラバイバイキ〜ン!」
去ろうとするロールパンナをメロンパンナが呼び止めた。
「待って!また…会えるよね?」
綺麗だ優しい目をしながら、「うん」とロールパンナは頷いた。
やきそばパンマンも、地上からグッドサインを送る。
ロールパンナは、行ってしまった。
パン工場。みんなでやきそばパンを食べる。
「おいしい!」
「やきそば兄妹の作ったやきそばパンは最高だね」
やき妹「チーズもたくさん食べてね」
チーズは頬張るが、喉に詰まらせてしまった。
「チーズ、お水、お水。チーズ、おいしいパンはゆっくり味わって食べるものよ」
「ア〜ン」
(みんなの笑い声)
ロールパンナがパン工場の上から見守っていた。そしてどこかへ行ってしまう。
やきそばパンマンは、ロールパンナの気配に気づき、グッドサインを送る。
やき兄《ロールパンナ、これからもずっとメロンパンナを、見守ってやってくれよな》
夕陽の中を飛ぶロールパンナ。
・きょうだいの話になると、思い出してしまうのは、ロールパンナもやっぱり同じか……
・冒頭でやきそばパンマンは、「ジャムおじさんの作る焼きそばパン」、最後のとこでジャムおじさんは「やきそばパンマンの作った焼きそばパン」って言ってたけど、共同制作ってことよね☺️
・やきそばかすちゃんのペンダント、重くないのかな?首疲れないのかな…?
・ばいきんまんに誘拐されて檻に閉じ込められたのに、ドキンちゃんには笑顔で対応してくれるという…
・いくら食べたいからって、こちょこちょマシンでくすぐるって言うのは、脅迫だよ、ばいきんまんよww
・ドキンちゃんが単独で責められるの珍しい。でも、一足違いで、まずいところを愛すべき人に見られなくてよかったね、ドキンちゃんwww
・メロンパンナを見ても、すぐには元に戻らない…
・最後、メロンパンナちゃんを呼び捨てしとる、やきそばパンマンwwww
・やきそばパンマンって、意外と運動音痴?
・最後、しょくぱんまんおらんしww
・ここでも語られたロールパンナの生い立ち
↓↓↓詳しい生い立ちについては↓↓↓
「ロールパンナのひみつ」前編
「ロールパンナのひみつ」後編
・映画でやきそば兄妹とパンナ姉妹は共演します
↓↓↓ここから見られます↓↓↓
やきそばパンマンとブラックサボテンマン 前編
後編