2002.3.22. Ep.649 A
アンパンマンはパトロール。パン工場では、ジャムおじさんがクリームパンダにカスタードクリームを作ろうと提案。
ばいきんまんがUFOで飛んでいると、飛ぶのに失敗して落ちて来たクリームパンダと頭がごっつんこ!
痛がるばいきんまん。
「ごめんなさい、ボクなかなかうまく飛べなくて…(ばいきんまんが近づいて来る)ばいきんまん!」
「よくもやったなクリームパンダ!」
「うわぁ〜〜!わざとじゃないよ〜!」
「うるさい!うるさい!うるさい!うるさ〜〜い‼︎」
クリームパンダは、ばいきんまんに追いかけられ、ハンマーで殴られそうになる。そこへ…
ハンマーの柄を斬られてしまう。鉄火のマキちゃんだ。
「弱いものいじめは、このアタイが許さないよ!」
「おのれ〜!(光線銃を構える)鉄火のマキ!」しかし、切られたハンマーが自分に返ってきてしまう。ばいきんまんは退散。
「もう心配ないよ」
「助けてくれてありがとう!えっと…お姉ちゃんは?」
「アタイは鉄火のマキ」
「僕はクリームパンダ!よろしく!マキお姉ちゃん、強いね。僕、びっくりしちゃった」
「いつも鉄火巻きを食べてるからね、ピリッと効いた、ワサビパワーのおかげだよ」
「ワサビパワー?」
負けて悔しいばいきんまん。頭にはさっきよりも大きなたんこぶが。そこへ、ドキンちゃんに声をかけられる。
「あっ!いたいた!ばいきんまん!あたしお腹ぺこぺこなの、なんか食べ物見つけて来な」
「ダメ!オレ様、そんなことより、鉄火のマキに仕返し…」
「あっ!それよそれ!鉄火巻き!食べた〜い!じゃあ、早く持って来てね〜!」
ドキンちゃんは行ってしまい、ばいきんまんはため息をつく。
クリームパンダはマキちゃんの巻き簾を見つめる。それで剣道の練習みたいなことをしてみるが、途中で目を回してしまう。
「大丈夫かい?いいかい?巻き簾は、本当は武器じゃないんだ。巻き寿司を作るときに使う大切な道具。見ててごらん。(海苔の上に酢飯を乗せてから)ここで、ピリッとワサビを効かせて…(巻いて、5等分にし、寿司下駄に盛り付ける)ほ〜ら!美味しい鉄火巻きの出来上がり!」
クリームパンダは大興奮。
と、ワサビを見つけ、指にたくさんつけて食べてしまう。マキちゃんが止めるが、手遅れ。クリームパンダは大パニック!水を飲んでやっと落ち着く。
「マキお姉ちゃん!いつもこんな辛いもの食べてるの?」
「ワサビは、お寿司を美味しく食べるために、ちょっぴり使うものなんだよ。あんなに食べちゃ、アタイだって飛びあがっちゃうよ」
「な〜んだ」
そして、配達用の鉄火巻きが完成する。
「よ〜しできた!ちょっとひとっ走り街の人たちに鉄火巻きを届けて来るよ」
と…
カバオ「あぶな〜い!」
サッカーボールが飛んできた。寿司桶を持ったまま、蹴り返すマキちゃん。鉄火巻きは無事。何気にカバオハンドww
カバオ「ごめんなさ〜い」
「気をつけて遊ぶんだよ」
子供達「うん!じゃあね〜」
クリームパンダは大感動。マキちゃんに憧れ、空の寿司桶を重ねて飛ぶが、途中で転んで失敗。泣き出してしまう。
「うぇぇぇぇん!ボクってドジだよ〜!マキお姉ちゃんみたいにいかないよ〜!」
しかし…
「やめな!」
マキちゃんに叱られてしまう。
「アタイは泣き虫は嫌いだよ!特に男の子の泣き虫はね!」
「お姉ちゃん…」
「お前、男の子なんだろ?だったら、そんなことぐらいで泣くのは恥ずかしいと思わないのかい?」
「(涙を拭いて立ち上がる)ボク、泣いてなんかないやい!」
「そうそう!その調子!クリームパンダちゃんも、頑張れば、きっとできるようになるさ!」
「うん!」
「そうだ、出前を手伝ってもらおうか」
「えっ、ボクが?」
クリームパンダは、マキちゃんに、ヤギおばさんの家へお使いを頼まれていた。ヤギおばさんの家に飛んで行くのを見届けたばいきんまんは、クリームパンダを追いかける。
クリームパンダが飛んでいると、ばいきんまん登場!
クリームパンダから鉄火巻きを奪おうとするばいきんまん。しかし、アンパンマンが現れ、ばいきんまんと交戦。アンキックでハンドを破壊!
しかし…
「アンパンマン!これが見えないの⁉︎」いつの間にかドキンちゃんがいて、クリームパンダにパンチガンを向けている。
「クリームパンダちゃん…」
「今だ!」
アンパンマンに水鉄砲攻撃!
アンパンマンは戦闘不能。ばいきんまんがトドメを刺そうとすると…
「待ちな!アタイが相手だ!」
「マキお姉ちゃん!」
マキちゃんはばいきんまんと交戦。しかし、釣り竿で巻き簾を奪われてしまう。攻撃を避けるしかなくなったマキちゃん。
クリームパンダは…
「よ〜し!ドキンちゃん!」
「な…何よ?」
「最初はグー!じゃんけんぽん!」
クリームパンダ✋vs✊ドキンちゃん
「あ〜ん!負けちゃった〜!」
「じゃあそれ貸して!」ドキンちゃんからパンチガンを奪う。
「ばいきんまん!」
「なんだ!」
間髪入れずに、パンチガン攻撃!見事命中!
「よし!クリームパンダちゃん!ジャムおじさんに知らせるんだ!」
「うん!」
パン工場。クリームパンダがなかなか来なくて、心配なジャムおじさんたち。
「遅いねぇ、クリームパンダちゃん」
「そうねぇ」
「アン!アン!」
そこへ、クリームパンダが、配達の寿司を持ったまま、アンパンマンとマキちゃんのピンチを知らせに来る。
ばいきんまんと戦うマキちゃん。しかし、なかなか手強い。屋台で素早く巻き寿司を作り、ばいきんまんに食べさせる。ばいきんまんは食べるが、顔色が変わった。これは、鉄火巻きではなく、ワサビ巻きだった。
「どうだい!鉄火のマキ特製、ワサビ巻きの味は!」
そこへ、アンパンマン号到着!バタコさんがアンパンマンの顔を投げるが、ドキンちゃんにキャッチされてしまった。
「残念でした〜!ベ〜」
クリームパンダがまたじゃんけん勝負!
クリームパンダ✌️vs✋ドキンちゃん
「あ〜ん!また負けちゃった〜!」
「じゃあ、ちょうだいね。それっ!」顔を投げる!
アンパンマン復活!
ばいきんまんはハンマー攻撃!
クリームパンダがグーチョキパンチのグーでUFOのガラスを破壊し、マキちゃんが巻き簾でハンマーを全部破壊!そして、トドメはアンパンチ!
遠くに飛んでったばいきんまん。ドキンちゃんも後を追いかける。
「ヤギおばさん!お待ち遠さま」
ヤギおばさん「ありがとう、クリームパンダちゃん。ご苦労さまだったね」
うれしそうなクリームパンダ。
パン工場。
「さぁ!出来立ての鉄火巻きだよ!」
「いっただっきま〜す!(鉄火巻きを食べる)おいし〜い!」
チーズもおいしいと鳴く。
「鉄火巻きもいいけど、クリームパンダちゃんにはやっぱりカスタードクリームが一番じゃないかい?」
「ジャムおじさんが作ってくれたんだよ」
「うわぁ〜!いただきま〜す!(カスタードクリームを食べる)うん、甘くておいし〜い!ほっぺが落ちそう!」
あまりの美味しさにガツガツ食べてしまう。
「おやおや、美味しいからって、そんな慌てて食べると、ホントにほっぺた落ちちゃうよ」
「えっ⁉︎ え〜っ⁉︎ えっ⁉︎ え〜っ⁉︎」
一同「(笑い声)」
おしまい
・クリームパンダちゃん、ワサビパワーのおかげで大活躍!
・しかもじゃんけん強いww
・まさか、クリームパンダちゃんに、ロールパンナちゃんやメロンパンナちゃん以外にも、お姉ちゃんと呼べる人ができるなんてww
・「男の子なら泣くな!」と一喝できるマキちゃん、カッコよすぎww
・ドキンちゃん、後半戦の途中から出て来たけど、誰も呼んでないのに突然来るのは珍しい