あきすとぜねこ☆映画とか食べ物とか日常とか☆ -15ページ目

二泊目の宿泊は、東鳴子温泉なので昼過ぎには電車で移動しました(といっても一駅ですけど)
鳴子と比べると、すごく田舎で静か~。
駅も小さくてこぢんまり。
どうやら東鳴子は湯治中心なので、観光客は少ないらしい。
やった~!って、自分も観光客なのにね。

カワイイ駅でしょ?
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宿のチェックインにはまだ時間が早いので、駅近の「いさぜん旅館」へ。
湯治棟もあり、歴史のある湯治宿という佇まい。
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まずは女湯へ。なぜ、暖簾が虎?
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
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琥珀色の湯。香りが独特で、独特な木の香りがします。
内湯から続く露天風呂も、同じ木の香りのお湯です。
そして虎。虎。虎。
はっきり言って温泉には不似合いですが、よっぽどのタイガースファンらしく。
私も鹿島アントラーズファンなので、一線越えるとこうなる気持ち良く分る。
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いさぜん旅館には、混浴の温泉があります。
幸運にも他にお客さんが居なかったので、思いっきり楽しむことが出来ました。


2つの混浴があります。
入り口は別だけど、脱衣場と風呂場は一緒です。
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ラジウム炭酸泉
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
源泉そのままぬるめの湯で、淡い茶色。炭酸泉だけに、湯船の下から泡が上がってきて、太腿がくすぐったい。
この炭酸泉と、鉄湯は同じ空間にある混浴風呂で、石の壁を隔ててお互いの浴槽があります。
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鉄鉱泉
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
淡い茶色で、温度は高め。けっこう熱かったです。
入浴順として、ラジウム炭酸泉後に、鉄鉱泉が理想らしいです。
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東多賀温泉の看板写真の後ろに、ちょっとだけ西多賀の看板も写ってましたね(笑)
そうです、お隣の温泉なんですよ。
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東多賀は大混雑ですが、西多賀は空いてました。
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湯船。なんて綺麗なお湯の色!
湯船にとっぷり浸かる。あああーー!気んもち良い!!
硫黄の香りの鶯色の濁り湯は、滑らかでスベスベ。とにかく気持ち良い!
私個人の感想ですが、今回湯めぐりした中で、一番好きなお湯でした。
湯船から出たくなかったくらい。また入りたい温泉ですね。
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床面は温泉成分が石のように付いていました。
ケロリン桶も、ほらこの通り。
湯に使っていても、成分の濃さを感じました。
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浴室の窓が開いてましたが、こういう訳なんですねぇ。
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旅館西多賀のサイト

早稲田桟敷湯の休憩室で熱を冷ましたら、いざ雪道を行かん!
晴れ間が見えても、すぐに雪が舞いだすし、とっても気まぐれな天気。
平日だからなのか、とっても人が少ない。
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見たことの無いようなツララ。
「育ててるわけじゃないんですけどね(笑)」と、地元の方が言ってました(笑)
そういえば宮城のローカルニュースで、長さ30メートルのツララ(ビルに発生)の撤去作業がやってました。
寒さが続くと、どこまでも伸びてしまうものなのねぇ。
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東多賀の湯は、街中からちょっと外れた国道沿いにあります(十分歩いていける距離だけどね)
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ホントは石段なんだけど、雪に埋もれちゃってる。ここを下ります。
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どういう雪の積もり方なんだ?波のように迫ってくる雪。
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しかも急斜面で傾斜地崩壊危険区域だって。とりあえず、雪崩が心配だ。
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石段を降りきった国道沿いに、大きな看板!東多賀の湯。
泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 低張性弱酸性高温泉
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玄関には老若男女の靴!靴!靴!
すでに風呂場は混んでる模様。

宿の方「風呂場の手前にある畳で休めるので、時間調整して入って良いよ」
とのことでしたが、既に小座敷は人でいっぱい。
なら湯船は空いてるかもしれないと、微かな希望を胸に風呂場へ。

結局、大人5人で入浴したので、残念ながら写真は無し。
皮膚病に効能が高いということで、湯治目的の日帰り客の方々でした。
 
風呂場は、古い木造の湯船に、真っ白い濁り湯が美しい。
肌触りもやさしいお湯で、温度も熱すぎず気持ち良い。
湯口から源泉がドバドバ出てるのですが、入れてる湯自体が適温なので、湯口側でも熱く無かったです。

今回の湯めぐり旅の中で、東多賀の湯がダントツで混んでいました。
あ~、雰囲気の良い湯船だっただけに、写真が無いのが残念ですが、東多賀の湯の宿のサイトリンク貼るので見てみてください。素敵な湯船ですよん♪








日本国内にある11種類の泉質のうち、9種類がある鳴子温泉郷。
その源泉数は、400本以上にのぼる。

そりゃ、日帰り入浴するっきゃないでしょ!
一泊目、鳴子温泉の「ゆさや旅館」に宿泊し、二泊目は東鳴子温泉の「高友旅館」に泊まります。
東鳴子温泉は、鳴子温泉駅からたったの一駅。10分程度です。
一軒目チェックアウトから、二件目のチェックインまでの時間で、さんざん日帰り温泉を楽しみました。

まず向かったのは鳴子温泉駅。
観光協会で「湯めぐりシール」を購入。
このシールで入浴したほうが、現金払いより安く入浴できちゃうんです。

一軒目の温泉は「早稲田桟敷湯」です。
戦後間もなく早大生がボーリング実習で掘り当てた温泉だそう。
温泉のイメージじゃない黄色い建物。
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入り口が、細い路地のようになっていて、こんな注意書きが。
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上を見ると・・・ヒー!今にも雪が落ちてきそう!
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ワクワクする小さな扉が入り口。
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日帰り入浴500円。
湯めぐりシールなら、2枚(400円)で入れます。いえい。
無料のロッカーがあるので、貴重品は預けられます。
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清潔な脱衣場。
コンクリート張りですが、足の裏が冷たくない。
この時期に嬉しい、温泉を利用した床暖房だそうです。
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湯船は二つ。
源泉は同じで、湯船の深さが違います。
手前の小さい湯船は、ちょっと深めの90センチ。
写真では判りずらいですが、けっこう広い湯船です。
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泉質:含硫黄泉ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉
無色透明で、かすかな硫黄臭。白い湯の花が踊ります。


天井が高ーい。
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湯桶にも刻印が。
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入浴後、カウンターの女性が「2階の休憩室をどうぞ」と勧めてくださいました。
階段を上がると、こんな休憩室が。
湯めぐりには、こういうのがありがたいのよね。
平成10年に建物をリニューアルしただけあって、親切設計が行き届いてる施設でした。
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露天風呂の後、街中を散策してたら小腹が減った。
鳴子名物「栗だんご」を食べに、「餅処 深瀬」さんへ寄り道。
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店内は、普通の和菓子・洋菓子屋さんの雰囲気。
「栗だんご」は、売切れてしまうこともあるそうですが、大雪の、しかも平日なので、まだありました。ラッキー。

店の一角にある喫茶コーナーで頂きました。
栗が入った団子を、醤油餡でからめたお菓子です。
作りたての栗だんご。ホッカホカ、あったか~い♪
漬物が付いてるのも嬉しいですね。
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だんごは、思った以上に、やわらかい。
中の栗は、甘く煮てあります。。
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店内にあった栗の飾り。
栗だんごを食べ終わる頃、ミヤテレ(宮城のTV)のカメラ隊が来て、店内の撮影をするようでした。
ソソクサと店を出る私達に「気にしないでゆっくりしてください!」と声を掛けてくれたけど、
食べ終わったことだし出てきちゃいました。
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そして宿に戻ると、さっきとは別のミヤテレ撮影班がいました。
「街中の撮影するのに、平日で人通りが少ないのでエキストラで出て欲しい」とのこと!!
スタッフさんの言うことにゃ、街中で撮影→足湯風景を撮影→もし良ければ露天風呂で撮影、とゆーじゃないですかっ!!
きゃ~!もちろん良いですよ!ノリノリで撮影バスに乗り込み、ちょっとだけ協力してきました。
結局、日が暮れてしまい、露天風呂の撮影は無しになってしまいましたが(ザンネン)
TV局の人の話によると、先にタレントの撮影は終わってて、「料理」「街の風景」「店内」などの差込画像だけ撮りに来てるんですって。
Vの製作はミヤテレだけど、本放送は日テレ全国放送なので、茨城の自宅でも見られる!
どれくらい使われるか分らないらしいけど、放送が楽しみ~。
TVに写るのを迷っていた母も、今じゃ親類に放送日を連絡する始末(笑)
それにしても人生初のTV出演が、人生最高体重の時にやってくるとは思わなかった。
こんなことなら少しは痩せときゃ良かった、失敗!
ここの足湯で撮影しました。
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さて、宿に戻って内風呂(小)へ。
大きな内風呂と、時間で男女入れ替えなんです。今は小さいほうが女風呂。
こちらも、緑色のヌルヌルした湯。湯温は熱過ぎず、適温でした。
湯気が凄くて洗い場からでは、湯船に人が居るか良く見えません(写真では人は居ませんよ)
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湯上りには、鳴子の水で水分補給。
水道水ってことだけど、クオリティはミネラルウォーターですね。
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夕飯は、写真+牛ステーキ+舞茸御飯+味噌汁+デザートでした。
舞茸御飯に使われている米が、もち米のような食感で、超美味!!!
仲居さんに伺ったら、鳴子の米「ゆきむすび」を使っているそうです。
食べきれない分は、オニギリにしてもらいました♪(結局、翌日の昼御飯になることに)
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ゆさや旅館の隣には、共同浴場「滝の湯」があり、ゆさや旅館の内風呂でもあります。
ゆさやの「うなぎ湯」はアルカリ性ですが、「滝の湯」の湯は酸性。
一旦、ゆさやの玄関を出て、下駄をカラコロさせながら滝の湯へ。
風流のようですが、現実はマイナスの世界。凍りそうで下駄でダッシュ!でした(笑)
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中の様子は、この通り「真っ白い湯気の世界」何も写らない~!
気温が低いので、湯気が多いのかしら。今回の旅は、どこの風呂も湯気がハンパなかった。
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滝の湯は、建物も風呂場も木作りで、とても良い雰囲気の風呂でした。
手前に大きい湯船(44度と熱い)、奥に打たせ湯付きの小さめ湯船(40度)の2つがありました。
いきなり44度はキツイので、奥で体を慣らしてから、徐々にチャレンジすると良いかも。
熱いお湯だったけど、慣れてくると気持ち良かった。スッキリする感じ。
ほんとに共同浴場で、ロッカーが無いので、貴重品は持ってこないほうが良いでしょう。

帰りは、体がポカポカ。
余裕があったので、ツララ写真など。
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21時から翌朝の10時までは女風呂になる大浴場には、寝る前と朝の2回入りました。
写真は朝撮ったものです。ここの風呂は、外が明るいほうが気持ち良いです。
泉質:含硫黄ーナトリウムー硝酸塩泉ー低張性アルカリ性高温泉
透明な緑色で、ヌルヌル。手前の五角形の小さな風呂は、ぬるかった。
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宿の朝食。
特に美味しかったのはアサリの味噌汁。
それから、鳴子名物の「しそ巻き」(シャケの隣)。
甘辛い味噌をシソで包んで揚げたものですが、御飯は進むし、お酒が欲しくなる~(いけない、朝なのに♪)

ゆさや旅館は、今年の4月から日帰り入浴を止めるらしいです。
宿の人は感じが良いし、料理は美味しいし、また泊まりに来たいな。

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もう先月ですが、宮城県の鳴子温泉に2泊してきました。
ぼちぼちとアップしていきま~す。鳴子温泉の位置は観光協会サイトで。

今回は、はじめての、母と娘の2人旅です。
前から母と旅行に行きたいと思っていたのですが、なかなか実行に至らず、
やっと念願かないました~。

雪の多い時期、マイカーでの旅行はちと不安。ということで列車の旅です。
常磐線のスーパーひたちで仙台駅まで北上。
行きの昼ごはんは、特急列車の車内販売で駅弁を購入。
福島県の原ノ町(はらのまち)駅を過ぎると「浜のかにめし弁当」がラインナップされるので、狙い打ち♪
これで1000円はお得感!
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仙台駅からは、東北本線乗り換えて小牛田駅へ。
小牛田(こごた)と読むんだそうです。「こうしだ」かと思ってた~(><)
小牛田からは、陸羽東線に乗り換え、山形県方面に向かいます。
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どんどん行き深くなっていくのが車窓からわかります。
うわー、雪国ってかんじ~!
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鳴子温泉駅。
駅に降り立つと、もう硫黄の香りがしています!わお!
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宿まで歩きましたが、積雪すごい。
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今日の宿「ゆさや旅館」
トロトロの「うなぎ湯」と呼ばれるお湯で有名です。
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2階の角部屋”滝”。
先日、TV番組の収録があり、友近さんが宿泊した部屋だそうです。
木造2階建て純日本建築は国の「登録有形文化財」になっているそうで、
ある程度の古さはあるけれど、部屋にも、広めの広縁+廊下にもファンヒーターで
暖房するので、とても暖かいです。
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チェックイン後、宿の貸切露天風呂に入りに行きました。
露天は宿の外に有り、長靴を借りて歩いていきました。
雪が降ってて寒いー。けっこう急な坂道です。
写真は雪よけに宿のバスタオルを被る母。
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坂を上がると、こんな眺め。墨絵!
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「茜の湯」ゆさや旅館の貸切露天風呂です。
泉質:含硫黄ーナトリウムー硫酸塩ー塩化物質
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いやー!気持ち良いっす!!!雪見の露天サイコー!
お湯は透明感のある緑色で、硫黄臭。ぬるぬるしてます。
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かけ流しの湯も、惜しみなく流れてます。
湯船からもお湯が溢れ、森の中に流れ落ちて、そこだけ雪が解けてます。
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露天風呂の屋根からツララが、内角をえぐるように伸び、若干攻撃的な感じ。
茨城じゃツララなんか無いし(山沿いなら有るかも知れないが)、何もかも新鮮で楽しい~!
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長くなりそうなので、続きは次回!



今晩の夕飯のおかずは、鯖のへしこでした。
去年、福井に行った際に買った物が、冷蔵庫で発掘されたからです。
買ったことを、すっかり忘れてました~。
ちなみに賞味期限は1月末日でした。ちょっと過ぎてるけどオッケーだよね。

へしこ様全景(ただし半身)
生臭さ、糠臭さは、あまり気にならず。
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さて「へしこ」とは・・・
鯖に塩を振り、糠漬けにした北陸の郷土料理。

人によって好き嫌いがある食べ物だそうですが、
福井に行ったとき、居酒屋で刺身でいただいて、美味しかった。
夫にも食べさせてやりたい!そう思って買ってきたのでした!
といっても、賞味期限が切れるまで忘れてるとはね(笑)


頭に近い部分は、刺身でいただくことに。
刺身の切り方もわからず、とりあえず薄く切った。
糠を削ぎ落とし、薄くカットして、甘酢に10分ほど漬けました(美味しい食べ方に書いてあった)
大根おろしと一緒に食べたら、相性良くてめちゃウマ~!
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シッポに近い部分は、焼くことに。
生でも食べられると書いてあった(少なくとも賞味期限内には)ので、軽く炙る程度で。
食べてみて・・・「味が良い!美味い!」
塩気がキツイので焼き魚のように食べる訳じゃないけどね。
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私は刺身、夫は焼きがお気に入りのようでした。
焼きへしこは余ったので、弁当のオニギリに混ぜ込みしたり、お茶漬けなどしたいと思います。


*****************************

焼きへしこの残りは身をほぐし、アンチョビ感覚でパスタに加えてみました。
オリーブオイルでニンニクと共に炒めましたが、糠が付いている為、焦げやすい!
仕上げに加えたほうが失敗しないかも。
味は美味しく出来ましたよん♪

サラダを作らない分、パスタの具に野菜を多めに入れました。
菜の花、ブロッコリー、キャベツ、白菜と、野菜たっぷりです。
それにしても、見た目がヤキソバみたいだな。

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東京。地下鉄有楽町線「江戸川橋駅」から徒歩5分くらいにある鰻屋「石ばし」です。
ジャニーズの人気グループ「嵐」の二宮和也さんが主演しヒットした
テレビドラマ「拝啓、父上様」の神楽坂ブームに乗っかって、神楽坂散策した際に食べただけ
なので、実に4年ぶりの再訪。
当時、炭の良い香りがする鰻に感動したのを覚えてます。

一番奥の座敷でした。
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予約の際に、予め注文してはありますが、客が到着してから鰻をさばきます。
なので、けっこうな時間がある。
店に着いたときは感じなかった空腹感がやってきて、つまみをとって待ちました。

つまみ。
美味しい蒲鉾、烏賊の明太和え、ゆで空豆、豆腐。
蒲鉾にはトッピングのイクラだけじゃなく、海草に辛子が効いてるものが付いていて、
これが凄く美味しかった。
簡単そうだけど、家じゃ出来ないんだな、これが。
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前回は上うな重でしたが、奮発して特上にしました。見よ、鰻の量を♪
器も輪島塗(だったかな?)の高級なものでした。
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私は鰻好きだけど、量が多くて残してしまうことがしばしば。
でも今日は、ぜーんぶ食べました!
私の残した鰻を平らげる役(恐らく私より鰻好きであろう夫)は、
「トーコは本当に石はしの鰻が好きだね。残さないもんね」と呟いてました。
やっぱり美味しいと、胃袋も伸びるのかしらね~。あはっ。

お店の方は、とても親切で感じが良いし、もちろん料理は美味しいし。
親を連れて来たいな・・・と、思わせる良い店です。






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今年も1月恒例、志の輔らくごinパルコ行って参りました!
渋谷パルコでの公演は、今年で15回目になるんですね。すごい・・・。
私が初めてパルコ公演に行ったのは、2004年の暮れでした。(この年までは年末公演だった)
この年の演目、「歓喜の歌」が凄かった!

「歓喜の歌」は小林薫さん、安田成美さんが出演されて映画化もされたんですよ~。
そのストーリーは、文化会館の職員が、ママさんコーラス隊のコンサート会場をダブルブッキングさせてしまう。
事なかれ主義の文化会館の職員は、頑として譲らない2つのコーラス隊の板ばさみになってしまう。
色々あって、最後は無事にコンサートを開くんですが、なな、なんと落語のラストで本物のコーラス隊が第九を歌うんですよ!
普通の落語会のつもりで見に行って、「歓喜の歌」に度肝を抜かれて以来、パルコ公演は病み付きになったのです。

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「だくだく」
まくらは、アナログとデジタルについて。
貧乏長屋に引っ越してきた男が、あまりに貧乏なんで家財も買えない。
仕方ないんで模造紙に家財の絵を描いて壁に貼り、「箪笥のつもり」「床の間のつもり」・・・と大満足で床に着く。
そこへド近眼の泥棒が入って、家財を盗もうとする・・・つもり??みたいな(笑)。ほのぼの滑稽話。
CDでは聞いていたけれど、志の輔さんの動きがあって何倍も面白いと思いました。
まぁ落語はそういう物だけど、特に「だくだく」は、ライブが面白いと思いましたね。


「ガラガラ」
商店街の福引に、一等「豪華客船で行く世界一周の旅」を1本入れるはずが間違えて7本入れちゃった。
一等に予算を当てすぎたせいで、2位以下もお粗末な状態に。
落語が終わると、大きな回転中旋盤が舞台の左右から出てきて、抽選が始りました。
志の輔さんが回転盤を回し、いざ!誰が当たるかってところで、回転盤が止まらず幕。
一度はがっかりしたものの、中入り中にちゃんと抽選されてたのでした。面白サプライズ。
残念ながら、私は外れちゃいました。


「大河への道」
今年の新作落語は、なんでまた、伊能忠敬の話~っ!!!
もうびっくりした!だって伊能忠敬って、日本地図作った人ということしか知らないし、歴史上マイナーな人物でしょ。
志の輔さんが、長崎で公演された時に、龍馬(福山雅治さん)の母が、楽屋に遊びに来た話などをまくらに、
「伊能忠敬」をNHK大河ドラマ化しようっていう現代版と、江戸時代版が交差しつつ。
伊能忠敬の人生、その功績の偉大さ。落語なんだけど、人の一生を見ているような気がしました。

開演からお開きまで三時間!!
いやぁー!今年は開演が18:30と、例年より30分早かったので、電車の時間など考慮して繰上げてくれたのかな?
などと思っていた私が甘かった!(笑)
これを一ヶ月とは、あまりにハードスケジュールですな。
大満足のパルコ公演でした。


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原題: WHATEVER WORKS
監督:ウディ・アレン
出演:ラリー・デヴィッド、エヴァン・レイチェル・ウッド、パトリシア・クラークソン
   ヘンリー・カヴィル、エド・ベグリー・Jr



1月28日で閉館する恵比寿ガーデンシネマ最後の上映作品でした。
ミニシアター映画を牽引してきた映画館で、面白い映画が上映されてきただけに残念でならない。
私が住む茨城県北部には映画館が充実してなくて、どうしても見たい映画があると東京まで見に行ってた。
夫がウディアレン映画好きなので、ウディ作品を上映してくれる恵比寿は特に思い出の映画館だった。
結婚前からデートで来ていた場所が無くなってしまうのは、ほんとに寂しい。

何年か前にとうとう、大型シネコンが出てきて、映画を見る習慣の無い私の親世代も見るようになった。
映画を見る敷居が低くなったと同時に、映画のラインナップがつまらなくなった。
「笑える」「泣ける」など、明確なエンタテイメントが面白くて受けるのは判るけどね、
もっと色々あったほうがいいじゃない。
ウケを狙うあまり、画一的に同じようなものばかり見せられて面白いか?
結局、TVを見ない人が増えてる「TV離れ」のように「映画離れ」が加速しているのよね。

恵比寿ガーデンシネマ最後の土日とあって、チケット売り場は行列。
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~ここから、感想~

幸せ~っ!!幸せ涙ホロリです!
見終えて幸せ感じる映画でした!恵比寿ガーデンシネマ最後の上映作品に相応しいと思う!

「誰かの権利を侵害したり傷つけたりしない限り、社会の伝統から少しずれていても気にする必要は無い。
その人の人生がそれで幸せになるのなら、それでオッケーなんだよ」

アレンの言葉に、賛成!!!
自分の幸せを、「常識」とか「世間」とかに気兼ねして逃しちゃいけないと思う。
単純に自分の欲望のままに生きるっていうのとも、ちょっと違うんだけど。

この映画の話とは別だけど、実際あるのよ、
「世間様に笑われるようなことは・・・」とか「ご先祖様が残した土地を守らねば・・・」とか。
昭和じゃないよ、21世紀の今でもリアルタイムであるのだよ、こういうの。
そういう価値観の中に居ると、自分の幸せを優先するのって、すごく難しいんだよ。
映画の中で、ハッピーエンドになって本当に良かったって思ってジ~ンと来たけど、
ウディ曰く「人生は厳しいことばかり。だからこそ自分を幸せにする方法を見つけたら、
そのチャンスを生かすべきなんだ」
言葉は簡単だけど、実行は難しい。
映画がハッピーエンドで終わったときに、すごく幸せを感じました。
ほんとに良い映画をありがとう!!!