誰かを馬鹿にしたり、揶揄する。
または否定や批判して、相手を下げたがる。
エネルギーバンパイア状態の人の常套手段です。
言動に出さなくても、心の中でしてしまうことはありがちです。
それらをしたくなる時、相手が悪いと思いがちです。
ですが、相手ではなく、自分の内側に原因があります。
そのことを書いてみます。
※今回は、自分たちがする側という視点で書きます。
相手を否定や非難したくなるのは、主導権を相手に渡している
誰かを否定や非難したくなる時、またはした時。
相手が悪い、相手に原因があると思いがちです。
そんな言い方で相手を非難したり、非を指摘することもあるでしょう。
ですが、スピリチュアルの考えはこうです。
「相手を非難したくなる何かが私にあるんだな」
もしくは
「相手を非難したくなるのは私側の問題だ」
と。
あくまで自分に原因があり、自己責任と考えます。
相手が悪い、相手に非難されるべき要素があるというのは、他人軸であり外側軸です。
これは一見楽な考え方のようです。
相手に負を押し付けられるし、自分に何も不都合がないように感じるかもしれません。
ですが、他人軸や外側軸というのは、無意識に、相手や外側に力を明け渡しているということです。
他人や外側に原因があるという信念や観念(ブロックともいえます)は、楽ではありますが、無力感や無価値感に基づいてます。
自分ではどうしようもないという無力感や無価値感から、相手や外側次第だと主導権を外に渡しています。
加害者側の場合も、他人軸や外側軸であり、主導権は自分にはありません。
加害者側は、相手や外側により自分の状態が左右されると思い込んでいて、隠れた被害者意識があります。
隠れた被害者意識があるから、相手を非難したくなるわけです。
誰かを馬鹿にしたり否定するとき、自分のブロックが反映されている
そして、誰かを否定や非難、揶揄するとき、何がそうさせるかというと。
「自分のブロック」です。
「◯◯であるべき」
「◯◯が正しい」
「◯◯しないといけない」
「◯◯は悪い」
「◯◯という言動をされると不快に感じる」
などのような、観念や思い込み、または感情パターンです。
※ブロックは比喩であり、特定のものや概念を指す言葉ではないです。
比喩表現なので定義は明確に決まってなく、人や団体により何をブロックとするかは異なります。
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自分の中のブロックが反応した時、誰かを否定したくなります。
例えば「浮気や不倫をするのは不誠実で不道徳だ」というブロック(観念)があるとして。
芸能人の誰かの不倫騒動を見た時に、SNSの炎上に便乗して、その芸能人を批判や非難してしまった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210126/18/roko55/3d/a2/j/o1365204814887148517.jpg?caw=800)
こんな風に、その人のブロックが反応して、否定や非難、揶揄をさせます。
この時、「不倫なんてするのが悪い」と、非難される相手に非があるとつい思いがちです。
そうして自分の言動を正当化したがります。
ですが、相手に非があるわけではないです。
相手が自分に非難をさせたわけでもないです。
不倫騒動を見ても何とも思わない人だってたくさんいます。
人により感じ方や価値観が違うというだけで、不倫自体が問題ではないわけです。
ちなみに上記の例だと、「浮気や不倫される不安や恐れ」「心変わりされる恐れ」「略奪愛される恐れ」「愛は永続でないという思い込み」などがくっついてありがちです。
過去世でその体験をしている可能性もあります。
非難したのは、自分のブロックが反応したからです。
無意識だとしても、全て自分の選択です。
※ブロックが反応するのが悪いということではないです。それはただ反応が出てるだけです。
自分の考え癖や、制限してる観念などを、誰かや外側を鏡にして知ることができます。
反応が出ることを悪いと思うと、抑圧してしまいかねないです。
一見厳しい考え方のようですが、相手や外側に主導権を渡さず、自分次第という「自分軸の生き方」が出来るようになってきます。
そうすると、相手や外側に翻弄され、無力感に支配されてきた「これまで当たり前だった生き方」から抜け出すことも可能になります。
★10項目のブロック解除シリーズについてはこちら
⇒ https://ameblo.jp/roko55/entry-12513831255.html