◆瀬織津姫は稲荷の後ろの正面に・2◆古事記編成に間に合わせた伏見稲荷大社
◆瀬織津姫は稲荷の後ろの正面に・3◆瀬織津姫へのアンチテーゼが稲荷や龍の設定をしたという妄想
シリーズです。以前の記事はコチラ↑
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初午大祭ってご存知ですか?
毎年、2月の初午の日に行われる稲荷神社の重要な祭事です。
来年のその日のサビアンシンボル一覧を出して見たら、
海王星に魚座14度『キツネ皮をまとった婦人』が(O_O)✨
この海王星の『キツネ皮をまとった婦人』には、
この日の1:30前に変わるんです。
海王星は、ゆるゆると包む愛や精神世界の意味もある天体。
やっぱりサビアンシンボル、すごいな……と、他も見てみると、
太陽が水瓶座19度『消し止められた山火事』でした。
山火事。。。なんか稲荷山の千本鳥居⛩をイメージするなあと思ったら、
それをあらゆる手段で鎮圧しようとするシンボルの言葉が
瀬織津姫を封印する言葉のように感じられてきました。
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ここで改めて、初午大祭の説明を。
稲荷山に初めて稲荷大神様がご鎮座されたのが、
和銅4年の2月初午の日だそうで、それが起源。
古事記編成の前年です。
でも伏見稲荷大社創建より以前の古代から、
ここには山をご神体とする神奈備信仰はありました。
要するにこの和銅4年初午の日は、
稲荷大神様がこの世に現れた日であると共に、
もともとの神様が奥に隠された日でもあるということです。
サビアンシンボルの太陽は、
その年によってずれることもありますが、
ずれても1度。
初午の日にあたるもう1つのサビアンシンボルは
こちらでした。
水瓶座18度『公的な仮面をはがされた男』
代表的な意味は「個人に許された範囲を越えて過剰に持ってしまったものを、
無理矢理に奪われる体験をしやすい」
「秘密を暴露されやすい傾向がありますが、常に結末は晴れやか」
これは松村潔先生の『愛蔵版 サビアン占星術』に書かれている説明ですが、
もっと詳しい解説の中にはこんな風にもあります。
「この18度から本来の水瓶座が復権をし始めます」
これは瀬織津姫の復活に繋がる言葉のような気がしますし、
「本気で隠したければ完全にかくすことができるはずなのに、
それをしませんでした」という解説を読んだ時には、
隠す側、隠される側両方に掛かってくるニュアンスを私は感じました。
先に書いた方の『消し止められた山火事』の解説はこんな感じ。
「新たな事件が起きるたびに、これまでの経験から決まり切った対応をするという
怠慢に陥る事なく、その都度直視して、対応するという姿勢が確立されていく」
強い古代からの神様を封印することにより起こるかもしれない
様々な何かに対し、どうにかうまく対処して鎮めていこうという流れに重なります。
こじつけと言えばまあ、そうかもなんだけど、
360種もあるサビアンシンボルの中で、
この2つが初午の日に当てられてしまっているという事実に、
大きな枠でのシナリオのような物を感じるんです。
サビアンシンボルはアカシックレコード。
アカシックレコードとは、時間・空間を超越して、
全宇宙すべての生命体の生涯にわたる完全な記録のこと。
そんな風に松村潔先生の『完全マスター 西洋占星術』にあります。
全宇宙すべての生命体。
そこに神様も含まれるのかは謎ですが、
ただ単純にすごいな、不思議だなと心が掴まれるのです。
ここで再度、来年の初午大祭のサビアンシンボル一覧を。
『溺れている男が救出される』
『沈黙の時間に人生を変える新しい霊感を受け取る』
『心のドアをノック』
このへんの言葉に、
次へ進む「何か」の到来を予感します。
それも、他者との繋がりを経て*
最後に今回の暗号に関して、もう1つの角度で気がついたこと。
「水瓶座」の度数だということ。
インスピレーションを得た、
「甁」= 瀬織津姫という暗号。
そこにも重なっているんですよねー。
空海さんは「宿曜」という東洋占星術を中国から持ち帰った方なので、
もー、サビアンシンボルとか大好きそう♡
というか、すでに知ってはりそう!
暗号解読、面白い。
サビアンシンボルの一般的な枠を越えて、
私は「使う」のです。
ここには刻まれていますよ。すごく不思議。
神秘的。
最高に面白い叡智の一部だと思っています。