富士山のひだ(った)から(2018年番外編)
晴れていたので、基本的にはコチラ↓のノースフェイスのジャケットを腰に巻いて寒くなったらいつでも羽織れるようにしてました。
雨の場合は透湿性の高いGore-Texのウェアを着ます。
《本 的 な 装 備・持 ち 物》
ト レ ッ キ ン グ シ ュ ー ズ
ザック (リュック) ザックカバー
ヘッドランプ
レインウェア
地 図・ガ イ ド ブ ッ ク
飲料水
行動食
日焼け止め
ティッシュペーパー
薬 類
ビニール袋
手 ぬ ぐ い・タ オ ル
小銭
《あると便利なもの》
トレッキングポール
ス パ ッ ツ・ゲ ー タ ー
ウエストポーチなど
モバイル充電器
サ ン グ ラ ス
スポーツタイツ
膝サポーター
エマージェンシーシート
お尻の下に敷くシート
テーピングテープまたは布ガムテープ少し
《山小屋泊りで用意したいもの》
ボディーシート
化粧落としシート
アイマスク
耳栓
防水バッグ
歯磨きガム
ウェア
防 寒 着
シャツ
ズボン
アンダーウェア
帽子
ソックス
手袋 ネックウォーマー
富士山のひだ(った)から。(2018年後編)
久しぶりにパフォーマンスのことでも。
富士山のひだ(った)から。(2018年 中編)
富士山の日である2月23日中に書き上げたかったのだけど、ちょっと忙しくなってしまい無理でした💦
後編と思っていたけど長くなってしまったので中編ということで。
前年は七合五勺の砂走館に宿泊したのですが、今回は少しでも早く休めた方がいいと思い、七合四勺のわらじ館に予約していました。
これが大正解🙆♀️
息子と親友の気持ちも体力も限界値。
親友は若干の高山病か頭痛がしていたので、夕食のカレーを食べるとすぐに就寝。
息子もばたんキューでした。
私はおかわりして、ちょうど日暮れ前で条件が揃い「影富士」が見えるというので撮影しに。
わらじ館のおじさんと色々お話しして、出発の準備をして19時30分頃就寝。
しばらくは寝れたのですが、ここから事件勃発💦
21時頃から、私達の寝床の隣のおじさんのイビキが爆音で目が覚めました。
ヤバイ…💦寝れないなんて最大の危機💦
息子も目を覚まし、私は息子の耳を両手で塞ぎ何とか寝かしつけました。
耳栓を持ってきておらず…💦この富士登山の唯一の大失敗でした😂
我慢できず、ウェットティッシュを丸めて耳に詰めました(笑)
イビキはわざとやっているわけじゃないし、不特定多数の方が利用する場合では想定していなければいけない事なので、これは私の落ち度💦
次回からの持ち物には高機能性耳栓を追加します(笑)
(下山時の話題はもっぱらイビキおじさんの話でした🤣)
そして1時30分起床ですぐ出発。
わらじ館の朝食は山頂に行く人はパンとゼリーでした。
またまた満天の星空✨
ゆっくり登り始めましたが、親友と息子の疲れはピーク。
山頂間近でうっすら明るくなりはじめ、山頂に着いて防寒着着込んで御来光を待つ。
前年より風も無く、持ってきたホッカイロが必要無いくらいでした。
雲海を見下ろしながら段々と茜色に染まっていく空。
16年前に約束した親友との約束。
後々話したら、お互い毎年夏になると必ず思い出すのだけど、私は親友の仕事柄難しいかな?と遠慮し、親友は私が結婚して子供がいるから無理かな?と遠慮し、お互いを思いやる故に言い出せなかったと。
16年の時を越えて実現出来る事になって、凄く嬉しくて、凄く楽しみで、この日この瞬間を待ちわびていました。
半面、過酷なルートを選択し、辛い思いしたのに御来光見れなかったら………とか、プレッシャーもありました。
青春時代に苦楽を共にした親友と、また一緒に試練を乗り越えてこんなに美しい景色に出逢えた事。
女、子供3人で無事登ってこれた安堵。
色んな想いが込み上げてきました。
最高の瞬間でした。
ひとしきり写真撮影をして、冷えたカラダを温めるために売店へ。
親友と息子は高級カップヌードル(普通のだけど800円)、私は甘酒(600円)を堪能し、お参りをし、御朱印をいただき、おみくじを引きました。
2018年は天皇陛下御即位30年の記念印を無料で戴く事ができました。
後編へ続く…
富士山の日だから。(2018年版 前編)
さてさて、2017年の初の富士登山。
息子と主人は下山直後、「2度と登らない」と言いました(笑)
私は、友人から聞いていた「超絶辛い」の超絶ポイントはどこだろう?と考えながら登っていたら着いちゃった感じなので御来光の感動の方が優って「来年も絶対登る」「早く登りたい」という状態。
2018年になって、開山が近づいた頃家族にはもう一度意思確認。主人は「行かない」息子は「行く」の意思表示をし、「じゃ、2人で行こう!」
となったのですが、流石に大人私1人で大丈夫だろうか?と思った時、16年前に約束した親友が頭に浮かびました。即LINEで「今年富士山登らない?」と送ると、「行っちゃおっか?」と快諾してくれてついに16年越しの約束が果たせるとワクワクしました!
ルートはもちろん御殿場口ルート。
かなり辛いという事は再三親友に説明し、装備や心構えをレクチャー。
前年の事を考えると天気によっては猛暑の中登るとなるとまた違った過酷さが予想され、前年はあまり水分を必要としなかったけど、やはり1人2Lは必要だろうか?とか、出来るだけ荷物を軽くする方法とか考えました。
実際当日はピーカンの晴れ。
スタート位置から山頂付近まで見渡せるほど視界良好。
しかも、富士登山駅伝の日だったらしく人が沢山いました。(コレが後に幸運を呼びます)
失敗したスタート時間も2時間早め、いざアタック開始!!
富士山てこんな景色だったんだー!!と感動しながら登っていきます。
初めは、見える事で目標が設定できるので楽かと思いきや、見えてるのに進まない…見えている距離に絶望する…という昨年とは真逆の状態。
しかもやはり暑い💦💦💦
2Lの水じゃ足りないかもしれないという恐怖。
無言になっていく息子と親友…
昨年と違い視界良好だし、人も多いため、本当にトイレにいきたくなったらどうしようという恐怖も襲ってきました。
そんな時救世主が✨
富士登山駅伝の中継ポイントに仮設トイレが🚽✨
急を要する状態ではありませんでしたが、関係者の方にお願いしたら快くトイレを貸してくれました‼️
ここでトイレに行けるというのは奇跡的な事で、後々親友は、「あそこでトイレ借りれなかったら1人で下山してた」というくらい今回の登頂達成のためのキーポイントとなりました。
その後も、ルートが分かりづらく危うく間違えるどころだったのも、レース関係者の方に道を聞く事が出来たお陰で大変助かりました。
たまたま選んだ登頂日が、365分の1のこの日だったお陰で親友も無事山小屋までたどり着けました。
中継ポイントを過ぎるとまた誰もいない登山道、高校生の男の子5人(だったかな?)組がヘロヘロになりながら座り込んでいて少しお話ししましたが、「ヤバイっすね💦ナメてました」と。
その後もみんな無言で。
とにかく進まなきゃ着かないとただただ必死。
早めに出たのに、山小屋到着は17時を過ぎてしまいました。
中編へ続く…
富士山の日だから。(2017年版 後編)
前日の天気とはうって変わって満天の星空。
流れ星を見ながらの登頂。
山頂までは傾斜が急で、溶岩石がゴロゴロしているので、砂地よりはだいぶ楽ですが、暗いのでゆっくりゆっくり登ります。
登り始めから山頂までのルートで息子以外の子供は見当たらず。大人でも項垂れて動けなくなっているのに、弱音吐かず登ります。
そんな姿を見て驚く大人たち。
休憩中に話をした若い男性達が、「全ルート制覇してきているけど、御殿場口ルートだけは辛過ぎて、他のルートはこれの半分以下ですよ」と9歳の息子を褒めてくれました。
2時間半くらいかけて山頂に着いて、沢山着込んで防寒します。それでも寒くてカイロとか持ってくればよかったと後悔しました。
そして、見えないゴールを無我夢中で登ってきて夢にまで見た御来光の美しさ。
姿を現した瞬間からパァっと暖かくなります。
御来光のエネルギーの偉大さを全身で感じました。
悪天候で御来光は見れないだろうと思いながらの辛かった道のりが思い出され、それを乗り越えての感度で涙が溢れました。
家族でその瞬間を迎えられたことが何よりも嬉しかったです。
本当はお鉢巡りをしたかったけど、家族の体力も限界。下山の事も考慮し諦めました。
息子の夢だった山頂でのカップヌードル800円也。
御朱印も戴き、おみくじも引きました。
そして下山。
お世話になった砂走館はこんな感じ。
荷物を預けた砂走館まで戻り、朝食を食べ、少し仮眠させてもらいいざ下山!!
御殿場口ルートの下山は全ルートの中で一番楽しいと言われている大砂走り。
登りはきつかった砂道を、帰りはアトラクションのように風を切って下ります。
膝が悪い私は登りより下りが心配だったのですが、人生で一番早く走れた日だと思います。
ほとんど休憩をとらずに1時間45分くらいで駆け下りました。
大砂走りは本当におススメです!!
さて、ここまでが初の富士登山である2017年版のお話。
2018年版へ続く…
富士山の日だから。(2017年版 前編)
長らく更新しておらず放置Blog…💦
SNSが便利になり、日常の記録や活動のお知らせは専らInstagramになりがちですが、今日は2/23「富士山の日」ということで、本当は昨年中に書き上げておきたかった富士登山レポを、今更ですが記してみたいと思います。
富士山が大好きで、年に何度も富士山のお膝元でキャンプをしているこの数年ですが、「いつか富士山に登りたい」と思ったのが大学4年の卒業時。親友と「いつか一緒に登ろうね」と軽い感じで口約束したのがきっかけで、気持ちはありなが
らも実現出来ないまま時は流れ…
結婚して、子供も生まれて、子供が小さいうちは考えもしなかったけど、2016年夏、息子が8歳になったので家族で登ってみないかと提案し、2ヵ月がかりでリサーチしたり、必要な物揃えたり、家族でやる気になって計画していました。
しかし、登頂予定日が台風9号直撃……仕方なく日程をずらしました。夏休みが終わり富士山が閉山目前の日曜日がアタックラストチャンスだと、予定変更していましたが、この日も台風12号直撃予報…でも関東直撃じゃないし、行っちゃおう‼️と思っていましたが、富士の神から「来るのは今年じゃない」と言われたのでしょうね………
登頂前日、息子が公園の木から落ち、手首骨折で手術をすることになり、富士登山どころではなくなりました。
もし登頂していたら家族で死んでたかもしれないね。。。と思ってきっぱりと諦めがつき、2016年は断念しました。
そして1年が経ち2017年夏。
ついに家族揃って初アタックすることができました!!
富士山について、いろいろリサーチした結果、人気である吉田ルートや富士宮ルートは、物凄い混雑で、山小屋でもギュウギュウで休めないとか、山頂まで大行列で御来光に間に合わない場合もあるとか、人混み、行列が苦手な我が家は迷うことなく御殿場口ルートを選びました。
ルートの距離は最長、永遠と続く砂の坂道、山小屋どころかトイレもない、間違いなく最難関ルートだということは重々承知して、山小屋は空いていてゆっくり休める、山頂まで渋滞することなく自分のペースで登れるということでこちらの方が富士登山を楽しめるのではないかと。
調べてみても御殿場ルートの情報は少なく、でも、吉田ルート、富士宮ルートを制覇している友人から、「超絶辛いから、他のルートと比べものにならないくらいとにかく辛い」と聞いていたのでかなりの覚悟で臨みました。
アタック当日の天気は雨、しかも濃霧。。。
大石茶屋が最初で最後の休憩だからとゆっくりしすぎてスタートは12時を過ぎてしまい後々後悔することに……
出発して視界0に近い濃霧の中、ルートなんて全く見えず、他に人は見当たらず…ただただ砂で足を取られる道無き道をひたすら登り続けました。
六合目手前まではずっと霧雨と濃霧。
真夏なのに寒くて、とにかくカラダを冷やさないようにするのが鉄則なのですが、途中息子がTシャツまでビショビショで低体温症になりかけて慌てて着替えさせて濡れないように対処。
雨に濡れるだけじゃなく、汗も天敵です。
晴れていれば乾くけど、寒いと冷える。
機能別のウェアを脱ぎ着して調整しなくてはいけません。
登っている時は脱いで、止まったら着る。
面倒くさいようでもコレを怠ると大変な事になります。
御殿場ルートは新五合目出発で、本来の五合目より低い位置からスタートします。
新五合目
↓
五合目
↓
新六合目
↓
六合目
↓
七合目
↓
七合四勺(わらじ館(3050m)
↓
七合五勺(砂走館(3090m)
↓
七合九勺(赤岩八合館(3300m))
スタートして六合目に着くまで4時間くらい💦
次の日の事を考えて赤岩八合館に宿をとっていたのですが、日が落ちてきてしまったのと、家族がどうしてもこれ以上歩けないとなって、約200m手前の砂走館に宿泊を変更してもらいました。
(赤岩八合館と砂走館は経営者が一緒?らしく電話連絡で変更してもらえました。)
本来のチェックインは16時くらいがベストらしいのですが、甘くみていた私達がチェックイン出来たのが18時30分頃💦
くったくたのお腹ペッコペコで、食べ放題のカレーを私までおかわりし、濡れた服を着替えて自分たちのベッドに干して就寝。
御来光のための出発は夜中2時の予定でしたが、200m手前から出発になったので1時30分に宿を出発しました。
後編へ続く…
残された者の使命。
HEart of Christmas 2016
実は2人だけでパフォーマンスするのは10年ぶり




おひさしブログ。




















































































