日記「今日見た映画 2021」1『めぐみへの誓い』 | やりすぎ限界映画入門

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■『めぐみへの誓い』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2020年/日本映画/102分
監督:野伏翔
出演:菜月/原田大二郎/石村とも子/大鶴義丹/小松政夫金/仁支川峰子/坂上梨々愛/安座間美優/小林麗菜/多田広輝/上杉陽一/藤井弘平/半井小絵/栗原ゆうき/上島尚子/北煬子/増田京子/稲村幸助/佐羽英/倉田秀人/中西琴/櫻井一津子/藤森裕美/くじら/森川翔太/卜部真由美/潮見勇輝/ちひろ/望月よしえ/唐澤雅子/大塚悠介/岡野敏幸/村尾建兒/市川博樹/鈴木康仁/石村昌一/早乙女バッハ/黒川冬馬/鈴木富夫/いそなおこ/奈良正明/中川誠/土方辰夫/南條瑞江/原田晃希/出来本泰史/高野満久/白子八月来/斉藤百恵

■2021年 劇場公開作品 1本目

「北朝鮮による日本人拉致問題」と聞いて、さすがに「知らない」ということはないが、「詳細」まで「ちゃんと」知ってるかを問われたら、「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」程度しか解かってない。

『めぐみへの誓い』を見たことで「詳細」を調べる機会となったのは「映画の力」。「野伏翔監督」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」しかなかった。

だが「北朝鮮による日本人拉致問題」について、「所詮」「鶏程度の脳みそ」じゃ「絶対調べ切れない」。“本気” で調べたら、他のことが何もできなくなってしまうくらい、「かなり」恐るべき「時間」を費やす「絶対調べ切れない」内容。

「ある程度」までしか調べられなかったことも、すでに見た感想を書く前に、「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」だった。もう最初に「言い訳」。

「衝撃」殆ど「かなり」「実話」を通り越して、もはや『めぐみへの誓い』は、「衝撃」殆ど「ほぼ」「実話」なのだと思われるまでに見えた。「恐らくこうであった」ことを「これでもか」まで「徹底的」「決定的」に「野伏翔監督」が調べたのだと思う。



「鶏」は「所詮」あまり調べられなかったが、「資料」が「今」「かなり」「膨大」に日本にあることは思い知った。

「2002年」「帰国」した「地村保志」「地村富貴恵」「蓮池薫」「蓮池祐木子」「曽我ひとみ」「5人」の「証言」。「1987年」「大韓航空機爆破事件」「金賢姫」の「証言」。また「脱北者」は日本にもいるので、『クロッシング』でも行われた「取材」ができる。「恐らくこうであった」ことを「これでもか」まで「徹底的」「決定的」に調べられたのだと思う。

「政府認定の拉致被害者は17名(政府拉致対策本部HP)ですが、日本の警察が「北朝鮮に拉致された可能性がある」と公表している数は約882名」(2019年6月18日現在。警察庁HPで公表されてます)」

「恐らくこうであった」、「衝撃」殆ど「ほぼ」「実話」なのだと思われる状態で、「現在進行形」「まだ」「解決してない」、「北朝鮮による日本人拉致問題」の「実態」を『めぐみへの誓い』は見せた。



だが「鶏」が「不安」「恐怖」「苦悶」に追い込まれ、大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」、北朝鮮工作員と辛光春(大鶴義丹)の台詞がある。



■「しかし潜入ってこんな簡単に行くもんなんですね
  拍子抜けしましたよ」
 「日本にはスパイを取り締まる法律がないからな」




「法律」「政治」について「知識完全皆無」な「鶏」は、「スパイを取り締まる法律」を変更することが、「憲法9条改正」に「影響」を与えないか? 「不安」「恐怖」「苦悶」に追い込まれた。「憲法9条」は「絶対改正したくない」

「1910年」「韓国併合」から「1945年」「ポツダム宣言」「無条件降伏」まで、「35年間」、「大日本帝国」が「朝鮮半島」を「植民地」「統治」「支配」した。この「恨み」「憎しみ」「憎悪」は「絶対消えない」。

だからと言って「拉致」も「絶対許されない」。

『めぐみへの誓い』を見て、「北朝鮮による日本人拉致問題」を「考える」機会を得た。



■「辛先生が 4年前に 約束して下さいました
   “朝鮮語を覚えたら日本に帰してやる”
   “早くお母さんを安心させてあげなさい” って
   “だからしっかり勉強しなさい”
   “頑張れ” って」




横田めぐみ(菜月)が辛光春に「君が朝鮮語を学んでいる理由は?」と問われるシーンで、「かなり」「涙」が出た。あまりに「超残虐」「超非道」「超無慈悲」なシーンに、「きっと」「恐らくこうであった」だろうと、「鶏」も想像してしまった。

恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「菜月」の「朝鮮語」恐るべき「芝居」、「怖さ」「ショック」「衝撃」にビビって震え上がり「泣きながら」、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

冷静に「台詞」を覚えてるだけだと思うが、「かなり」恐るべき極限のくそリアリズム、鬼気迫る「芝居」で、本当に「朝鮮語」が話せるように見えた。




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