■『THEATERS』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]
2021年/日本映画/114分
監督:山口雄也/中村公彦/鈴木太一/沖正人
出演:矢作穂香/高崎翔太/河野智典/近藤雄介/鈴原ゆりあ/森田亜紀/北山喜一/新宅康弘/akira/雑賀克郎/大谷亮介/伊沢弘/桑山元/近藤雄介/宮崎恵治/緒方ありさ/中村史彦/野辺富三/森下愛里沙/大平原也/レオ/水内清光/吉原麻貴/岡遼平/江藤優二/品田誠/今野浩喜/和田光沙/松本裕見子/ドロンズ石本/末武太/Kobac/高尾六平/沖正人/草野崇徳/渡辺哲/江藤あや/菅原佳子/澤真希/草野とおる/石倉良信/飯嶋啓介/本郷弦/工藤宏都/切替陽奈子/近藤奈保希
[ネタバレ注意!]※見終わった人が読んで下さい。
■やりすぎ限界女優賞:和田光沙
■やりすぎ限界女優賞:江藤あや
■第2稿 2023年 8月27日 版
[「中村公彦監督」「最新作」『THEATERS』2023年8月17日(木)「シネマ・ジャック&ベティ」]
「中村公彦監督」「最新作」『THEATERS』を横浜「シネマ・ジャック&ベティ」に見に行った。
[「2010年頃から年々全国のミニシアターは減少の一途」「コロナ感染症流行による打撃」]
序幕
2010年頃から年々全国のミニシアターは減少の一途をたどっており、さらにコロナ感染症流行による打撃に苦しんでいます。
それでも文化発信の場所を残してほしい…
映画館に、思い出や憧れが詰まった映画監督という立場だからこその想いを表現。
4人の監督それぞれがたった一つのテーマを合わせて、物語をつないでいく。
ルールはただ一つ。
「必ず全国どこかのミニシアターで 撮影を行うこと」
[「4人」監督「4本」「オムニバス映画」『THEATERS』]
「必ず全国どこかのミニシアターで 撮影を行うこと」のルールで、「山口雄也監督」『銀幕エレジー』、「中村公彦監督」『シネマコンプレックス』、「鈴木太一監督」『俺と映画と、ある女』、「沖正人監督」『colorful』、「4人」監督が「4本」「オムニバス映画」を撮った。
■『銀幕エレジー』
2023年/日本映画/-分
監督:山口雄也
出演:矢作穂香/高崎翔太/河野智典/近藤雄介/鈴原ゆりあ/森田亜紀/北山喜一/新宅康弘/akira
■『シネマコンプレックス』
2023年/日本映画/-分
監督:中村公彦
出演:雑賀克郎/大谷亮介/伊沢弘/桑山元/近藤雄介/宮崎恵治/緒方ありさ/中村史彦/野辺富三/森下愛里沙/大平原也/レオ/水内清光/吉原麻貴/岡遼平/江藤優二/品田誠
■『俺と映画と、ある女』
2023年/日本映画/-分
監督:鈴木太一
出演:今野浩喜/和田光沙/松本裕見子/ドロンズ石本/末武太/Kobac/高尾六平/沖正人
■『colorful』
2023年/日本映画/-分
監督:沖正人
出演:草野崇徳/渡辺哲/江藤あや/菅原佳子/澤真希/草野とおる/石倉良信/飯嶋啓介/本郷弦/工藤宏都/切替陽奈子/近藤奈保希
[『銀幕エレジー』]
こんな「酷ぇ話」「言語道断」「絶対許せない」。
恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「矢作穂香」の「救い」が、「映画館」だったことに「完全共感」。「最期」「切れる」お父さんに「泣かし」。
[『シネマコンプレックス』]
「中村公彦監督」の「じわる」「泣かし」が「健在」。
「ぶっ飛んでる話」だが、「最期」恐るべき極限のくそリアリズムで「大きい方垂れ流し」。「明日は鶏自身かもしれない」「他人事」じゃない話で「泣かし」に追い込まれる。
[『俺と映画と、ある女』]
今回『THEATERS』「4本」の中で「鶏」の「ベスト1」。
「他人事」「じゃなかった」。「鶏」が「星の数」ほど女にフラれた「過去」を思い出す。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「和田光沙」に「時間が止まった」。
[『colorful』]
「渡辺哲」と映画館「御成座」の魅力に心撃たれる。
両親を交通事故で失った少年の心を、映画館「御成座」が「癒す」。少年の母親の姉「伯母」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「江藤あや」が「泣かし」。
[「映画館」「減少の一途」]
「今」「映画館」は「減少の一途」。「コロナ禍」の影響もあり「かなり」多くの映画館が「閉館」した。
「信念」「価値観」「倫理観」の「共有」「確認」ができる「映画館」の魅力を『THEATERS』は問う。「映画館」は「絶対なくなってはいけない」と、「鶏」も訴えたい。
画像 2023年 8月