う~む、む、む、む・・・


タマを蹴りたい衝動にを抑えつづけて既に1週間と半分を過ぎた。

再開できたとき、積み上げてきたものが全くダメになっているのではないかと不安になる。

焦る、焦る、焦る。


会社のデスクの下には実はタマが隠してあり、仕事中でもコロコロいじっている。

以前、アディ社の宣伝で似たような場面があったが、オレの方がずっと先だ。(笑)

太ももには負担にならないので、リハビリがてら今も転がしている。


チームの試合や練習も見学。・・・と、云うか仲間が絶対に蹴らせてくれない。(笑)

狙いがそれて転がってくるタマを何気なく足で捌こうととしようものなら、全力で駆けつけてカットしてくれる。

みんな「ケガ経験」が豊富なだけあって、冗談でもやっちゃダメなところはしっかりと注意してくれる。


本当にありがたい仲間達だ。

感謝!焦らず完治を目指そう。

しつっこいって云ったら、ありゃ~ぁしない。(良く口にはするが文字で読むと明らかにヘンだな)


まだ歩く度に太ももがピクピクしている。

腿のお肌は湿布かぶれやサポータ擦れでヒドイ有様。

やっぱり4週間掛かるのかナァ~??


アレ・・・はダメなんだろうか?

あの、ベッカムがやってた「高濃度酸素治療」。「高気圧」・・・?

どっちだったか良く憶えてないが、治りが早くなるって云うアノ治療法。


きっと、目玉飛び出るくらいタ~カイんだろうなぁ。

そう云えば全盛期のマイケルジャクソンも、長生きのための「酸素」・・・?みたいなボンベを用意してあるとか云ってたっけ。

もう裁判費用で売っ払ったのかな?


しかし、これぞ「超財力」って感じ。

「大人の財力」程度ではとても及びません。(脱力)

早期治療、長生き、若返り・・・酸素の力は偉大なり!


ダメで元々。とりあえず、そこいらに浮いてるヤツを思い切り吸い込んでみよう!

(タマ蹴れずにボーっとしてると、ろくなコト思いつかんなぁ・・・

今日はなんだか良い天気。


午前中に仕事を殆ど片付けて、午後からは悠々気分で横浜で役所打合せ。

これだけ天気が良いと、仕事とは云え気分は良い。

チャッチャとこなして中華街で遅めの昼飯でも食べたいナァ・・・。


昼飯・・・?アッ、このままだとすきっ腹のまま打合せになってしまう。

何か腹に入れておかねば・・・と、思ったが出発時刻まであと10分!

こりゃマズッタ!完全にしくじってる!


今しがた、「長い打合せになるかも・・・」って追い討ちの連絡が・・・あんまりだ・・・。

こんなに天気の良い余裕のある午前中だったのに。

脳裏に無機質なゼリー飲料を電車の長椅子で吸っている侘しい姿が浮かぶ・・・サイアクだぁ・・・。(涙)

サッカーが上手な人も、案外「出来ない」と云う人が多い。


身の回りに小、中、高校~大学まで、いろんな場面でのサッカー経験者が居る。

どうして同様の時間を過ごしたのに、オレにサッカーの「ご縁」が無かったのか?

35歳を過ぎてからの「ご縁」を今更悔やんでも仕方が無い。(笑)


仕方が無いので基礎練習を一から始めたが、やはりリフティング技術は必要だと感じる。

リフティングを通して「蹴る」感覚や、タマの「挙動」が理解できるようになってきた。

ところが、「そんなモン、別にできなくたってサッカーは出来るよ」と云う仲間が居る。


余り上手じゃないことを気に掛けてのコメントだと思う。

事実、やらせてみるとオレから見れば「神業」にも思える。

サッカーが上手になれば、ボールタッチが繊細になり、自ずとリフティングも上達すると云う側面もあるだろう。


子供の頃からやっていれば、理屈こねくり回すまでもなく、なんとなく相乗的に上達してゆくんだろう。

しかし、そんなマネをオッサンがやろうとしたら、アッという間に「時間」破産に追い込まれる。

時限爆弾の導火線はもう、残り僅かナノダ。


初心者は上級者のコメントに惑わされて王道を探そうとしてはいけない。

でも、同い年のチームメイトに「そんなお前をオレも待っては居られない」なんて云われると、辛いんだよナァ~

オッサンチームの悲しき内部事情。


誰か、フットサル上手くなる特効薬持ってませんか~?(笑)

(若返りの特効薬でも良いですよ。by 安直オヤジ)

「蹴る技術というのはこれっていうのは実は無い」


・・・らしいです。お世話になっている師匠のコメント。

タダ、初心者には基本の基礎みたいなものがあり、その後は「自己流」だと云う。

しかし、だからと云って「力任せは良くありません」との注釈が・・・身につまされます。(汗)


恐らく、今の状態はまさにこの「基礎」を理解したあたりなんだろう。

「これで万全だぁ~っ!マッカセなさぁ~いッ!」(ワッハッハッ)的な思い上がりは戒めよう。

まず、基本形をしっかり身に馴染ませよう。


「出来るようになってから色を出すと楽しめると思います。まずは基本からです!」

この「色」の中には、きっと蹴る場面の構築なども含まれるんだろう。

蹴る場面の「イメージ」づくりを考えておく必要がある。


そろそろ始動したが・・・どうよ?オレの右太もも君ヨォ?

さすがだなぁ、「肉離れ」


さすがというのも変だが、やはり侮れない。

医者のとぼけた診断ではないが、確かに治療といっても安静にする以外に無い。

せめて湿布薬を12時間サイクルで貼りつづける位しかできない。


サポーターで締め付けているとほとんど「治った」ように思う。

だが就寝前にはずして歩き回ると、カルク痛みが残っているのが良く分かる。

ここでも感心。さすがだなぁ、「サポーター」


さすがな「肉離れ」と、さすがな「サポーター」のせめぎ合い。

がんばれ「サポーター」!などと訳のわからない応援などしてみたり。

結局、今日の大会は欠場。ホント、歯がゆい。


明日には治ってるかなぁ・・・がんばれ「サポーター」!

実は今回の太もも負傷には然るべき理由がある。


単なる連日のプレーによる筋肉疲労だけではない。

先週あたりからインステップが蹴れるようになってきたのである。

このブログで現象、考察をなんとなく書き綴っていたら問題点が整理されていた。


考えて、イメージを形づくって振りかぶったら本当に蹴れたのだ。

何度でも、狙ったところに、力いっぱい蹴れた・・・奇跡だった。

拾い、探し、見つけたもので教則本の行間を埋め切った感慨が心地良い。


いろいろ試した。打撃のタイミングをずらしたり、入射角をかえてみたり。

忘れてしまわないように、精度を上げるべく、更に強く撃てるよう、・・・

・・・そして、脚が悲鳴をあげた。


実際のところ今シーズンをほぼ棒に振ることになる。

軸足首靭帯への負担を考えれば、これからはサポーターは欠かせないだろう。

しかし、そんな不自由にも余り悔いは無い。


それ程に得たものは大きい。

う~む・・・


「考えてからタマをもらう」こととは「タマをもらう前に考える」こと。

そう、考えはじめるのは、「タマをもらう前」なのだ。

「タマをもらう前」に考えるためには、「タマをもらう」気配を察知すれば良い。


「考えてからタマをもらう」ことと「タマをもらう前に考える」ことは同じなのか?

「考えたプレー」にするために意図に沿ったタマを要求する。これは能動的。

出されそうなタマを「考えたプレー」で意図に沿って処理する。これは受動的。


いずれも「タマをもらう」気配を察知すれば対処可能。

ピッチ上の戦況はタマの転がり始める瞬間の「場面」を切り分けて予測。

でも、これらは飽くまでも単なる「手順」。


重要なのはピッチ上の展開に対する「イメージ」の構築。

ケガで何も出来ないのでボーっと思う。


タマが出されてから、考えていては遅い。

だから、考えてからタマをもらう。

じゃ、どれくらい前から考えはじめるのか?


緻密に考えすぎてもそのとおりタマが転がる確率は低い。

10人のプレイヤー、タマ、ピッチ状況・・・変動要素が多すぎる。

だから、タマが動き出した直後の場面単位で考える。


タマは加えられた外力により慣性運動に入る。

自明の物理法則には予測が成立し、このとき最低限1つの変動要素が確定される。

この要素は他の全てのプレイヤーの目的物なので、瞬時にピッチ上に特定の関係を醸成する。


タマが予測地点に達した時、新しい外力が加えられる。

その直前、醸成された一つの特定の関係が完結~場面が終わる。

そして新しい外力が二つ目の特定の関係を新たに醸成する。


この二つ目の関係を意図的に生み出すのが「考えられたプレー」


ほ~ら、もう、考えてからタマをもらうことができていない。(自滅)

それにしてもイロイロあるもんだ。


帰り際、医者に云われた。

「やめる気無いんでしょ。じゃ、固めといたら?」

実は軸足外側の靭帯が少しヤバイらしい。その足でスポーツショップへ。


あるわ、あるわ。体中いたるところを固めるサポーター。

固め方もいろいろ。内転?外転?・・・サイズ?メーカー?

ボックスの説明を読めば読む程、全部必要なんじゃないかと錯覚させられる。


結局・・・足首を固めるため、一番カッコヨイのを選んだ。

楽しげに見せびらかすオレにメンバーが一言。

「一番マズイ選び方」・・・え?! ダメ?


どうやら財力の遣い方を危険側に誤ったらしい。

治るのにしばらく掛かりそうだ。(冷汗)