robert2のブログ -20ページ目

robert2のブログ

身の回りのことを自由に書いてみます。食べること、飲むこと が 好きなのでこれに関係すること、段々多くなってきました。



アメリカは6月にイランの核施設を攻撃しほぼ破壊しました。イランとアメリカの協議ではホルムス海峡の解放と上記核問題が2つの大きなテーマになっています。

この2つは性格が随分異なります。イランからすればホルムス海峡の解放と見返りに経済制裁の解除を得たい所です。

一方、濃縮ウランを巡る問題は今後のイランの安全保証を条件としたい所です。核は性格としてそのような種類だからです。北朝鮮は核を持つことで安全保証を得ています。ウクライナは核を手放したため安全保証を失いました。

アメリカはイランのこうした事情に応じた協議をすべきです。イランが2つを別々に協議しようとするのは理に適っています。







5/1付でUAEがOPECを離脱すると伝えられています。今後フジャイラの港からの原油船積が増加し原油価格が下がることが期待されています。

但し、生産増加量は50万バレル/日程度なので実際の量的な効果は少ないようです。つまりUAEは減産に効果を持っているのであり現状すぐに増産が価格下落を齎すことは期待できません。

寧ろサウジアラビアが持っているOPECとしての政治的なpowerを弱くすることに意味があるようです。この意味ではアメリカが喜ぶことになります。

日本としてはフジャイラからの輸入量を確保することで品質の良い中東原油を確保することを狙いたいです。今後はサウジヤンブーとフジャイラの2本建の輸入を本格化させるのですが、これは他国との競争になります。

石油掘削技術、pipelineの保安・repairと言った日本のplantメーカーが有している実力を発揮する機会が出て来ました。鋼管の品質もあります。














イランの石油開発は欧州系資本が主導して行われました。何故欧州系資本が進出したのでしょうか。

それはイラン産石油の品質がとても良いからです。特にイラニアンライトは品質が良くrefineryで精製された石油製品が上質のものです。

日本の石油化学産業は品質の良い中東産ナフサを原料に石油化学plantを作っていますので中東以外の原油を原料となった場合の製品得率は落ちます。

中東から原油・ナフサ入手できない場合は、中東産に品質が類似したロシア産原油を代替先に求めるのが望ましいのです。

アメリカやメキシコの原油はヘビーオイル中心なので石油化学製品の得率は低くなります。この場合ナフサを別途marketで手当する必要があります。

中東比率を下げるべきとの議論がありますが、品質を考えればロシア産を求めることになるのです。