RyoのFootball観戦日誌 -6ページ目

W杯開幕 ~虹の国にブブゼラが鳴り響く~

ついにW杯が開幕した。サッカー好きには幸せな(眠れない)1カ月が始まる。


今年は南アフリカ開催ということで治安面を始め、多くの懸念が挙げられているわけだが、開幕戦を観ていると南アフリカの人達は本当に楽しそうというか、嬉しそうというか・・南アフリカの暗い歴史を経験している人達には今回のW杯開催は感極まるものがあるだろう。

(それがゆえに、ブブゼラを吹きまくっているのかは不明だが・・。)


昨日のエルゴラは南アフリカの陽気なおっちゃんが表紙で、見出しには「行くぜ、祭りだ、W杯!!」と書いてあった。日本のマスコミは代表の不甲斐なさにネガティブキャンペーンを張りまくっているわけだが、自分としてはまずは4年に1度のサッカーの祭典を楽しもうじゃないかと思う。


日本代表について言えば、実力的に厳しい結果が待っていることは明白。

だが、逆境に立たされていることは選手だって監督だって分かっているのだろうから、そこからいかに勝つための姿勢を試合の中で表現してくれるか、楽しみにしたい。


ところで、最近周囲の人からよく自分の優勝予想を聞かれる。ブラジルと言いたいところだが、芸がないので、イングランドと答えている。

理由は以下のとおり、


①ブラジル、スペインは決勝Tの日程(中3日)が厳しい。

②GLの組み合わせに恵まれている。

③プレミア勢がCLで早期敗退しており休養がとれている。

④南アフリカは元イギリス領。

⑤気候が冬で時差もないため、欧州以外開催でも欧州勢に不利に働かない。

⑥1位通過すれば準決勝までに高地での試合は1/5試合。

⑦カッペロとルーニーの存在。


とまあ、環境面で有利な条件が多いことが大きな理由。

(後で言い訳するために書いておくと)もちろん不安要素もあって、リオとバリーの不在は痛いし、GKも役者不足。そして、初戦の相手アメリカはコンフェデでスペインに勝っているダークホース的存在。


他にも注目しているチームとして、スペイン、オランダは言うまでもなく、コートジボワール、ナイジェリア(反町監督が優勝候補にあげていた笑)のアフリカ勢や、セルビアあたりに期待したい。


いやー、本当に楽しみな1カ月が始まる。

決勝を迎える頃にはブブゼラがうるさいと感じなくなっているのかな。








CL決勝 バイエルンvsインテル@スカパー!

09-10チャンピョンズリーグファイナル

バイエルンvsインテル

結果:0-2

得点:ディエゴ・ミリート×2


例年通り、朝3時半に起きて観戦した。

CLの決勝は10年以上見続けているが、イングランド勢もスペイン勢もいない決勝は珍しい。


前評判では、攻めるバイエルンと守るインテルというゲーム展開で、バイエルンがCBに弱点を抱えている分、インテル優勢という見方が多かったが、その通りの展開で、驚きのない決勝だった。


立ち上がりこそインテルが前に出てきたが、その後はバイエルンがボールをポゼッションするものの、インテルの守備組織を崩せないという展開が続いた。

そんな中、前半35分にジュリオセザールのゴールキックをミリートが落として、スナイデルのスルーパスをミリートが決めてインテルが先制。


その後もバイエルンがボールを支配するものの、カンビアッソ、サネッティ、サムエルのアルゼンチン勢とジュリオセザール、ルシオ、マイコンのブラジル勢を組み合わせたインテルの守備組織の完成度は素晴らしく、絶妙な距離感を保って選手がポジション取りをしており、準決勝のバルセロナ同様、バイエルンもそれを崩すことができなかった。


唯一、ロッベンの仕掛けが脅威を与えていて、インテル左サイドバックのキブも遅れをとっていたのだが、インテルはカンビアッソやサネッティが2人3人とカバーに来ることで対応していた。バイエルンはリべりがいたらどうだったのかというところか。


後半25分に再びミリートがファンブイテンを抜き去り追加点をあげた。バイエルンのCBのファンブイテンとディミチェレスは完全に力不足で勝敗を分ける最大のポイントになってしまった。


結果0-2で試合終了。インテルが45年ぶりのヨーロッパ制覇を成し遂げた。今年の決勝はファンハールとモウリーニョの師弟対決が最大の注目だったわけだが、モウリーニョがプラン通りにゲームを制したのに対し、ファンハールからは策が見えてこなかった。

自分には試合終了直前にモウリーニョがファンハールの元に挨拶に行く姿が印象的だった。


モウリーニョのサッカーは面白くないと揶揄されることが多い(事実決勝も面白くなかった・・)が、自分はモウリーニョのチームに戦術を徹底させ、勝利に導く手腕は本当に素晴らしいと思う。



さて、モウリーニョは来期レアル行きが有力視されているが、どうなるのだろうか。

カッぺロと同じ現象になる気がしなくもないが、モウリーニョレアルの実現は非常に楽しみだ。



湘南ベルマーレvs浦和レッズ@平塚(ナビスコ杯予選)

結果:1-2

得点:(湘)三平、(浦)ポンテ、エジミウソン


ナビスコカップの第3節。

平塚競技場は案の定アウェイサポーターの方が多いという珍現象が起きていて、笑えるんだか悲しいんだか・・。


湘南は阿部、中山、三平の3トップで、ボランチに田村に代わって永田、GKに松本というスタメン。

怪我人が多くて辛いが、J中断中のナビスコで控え選手の底上げをしたいところ。


4月の浦和戦では湘南は完全にひいて守って、浦和に圧倒的にボールを支配されたわけだが、

この試合はDFラインを押し上げてトップが高い位置からプレスをかけていた。

浦和はCBにスピラノビッチ、坪井、ダブルボランチに鈴木啓太、堀之内という布陣で、

ここにパスをさばける選手がいないため、中山のプレスが功を奏していた。


また、中山は田原のようにボールキープすることはできないが、スピラノビッチに競り勝つこともあり、

少ないタッチでのポストプレーでチャンスをつくれていた。


しかし、ディフェンスラインを上げている以上、裏をとられる可能性が高いわけで、

前半22分、エジミウソンの落としから柏木に見事なスルーパスを通され、最後はポンテにフリーでシュートを撃たれて浦和が先制。


浦和はポンテと柏木のパス交換からチャンスが生まれることが多く、全盛期を過ぎたとはいえ、

やはりポンテの技術の高さはJではトップクラスだと感じさせられた。

(余談だがポンテと柏のフランサとマンUのベルバトフがレバークーゼンで同時期に主力として

活躍していたのは有名な話)


浦和先制の直後に、ハンの左サイドからのセンタリングを三平がエリア内で冷静にトラップして、

同点ゴールを決めた。


同点のまま後半を迎え、今日は反さんどういうカードを切るのかなとアップしている選手を見ていたら、

いつの間にかエジミウソンに決められていた・・。まさに一瞬の隙を突かれた。


その後、試合はカウンター合戦の様相を呈してきて、湘南にもチャンスが巡ってきたが、

村松のシュートも三平のシュートもGK加藤に阻まれ、ゴールならず。


湘南は坂本に代えて馬場、中山に代えて新居、終盤には阿部に代えて中村という選手交代を行ったが、

いずれも采配は当たらなかった。馬場と新居はなかなかチームにフィットできていない。


1-2のまま試合終了し、これでナビスコは2連敗。

しかし、4月の浦和戦に比べればチームとしての成長が感じられ、決して悲観するような試合内容ではなく、観ていて面白かった。