ブログの効用 新たな飲みトモ現る | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(「舷燈」イチゲンさんには敷居が高いなんとも無愛想な佇まい)

 

 ブログを始めてちょうど7年経った。

(2017年5月の初出稿)

 

 根の続かない私がよくもまあ続けられたものだが、日記と違ってブログのいいところはご覧になった方との交流が楽しめることだ。ブログでのやりとりから実際におつきあいが始まった方はこの7年で10人をはるかに超えている。

 ああ、ありがたやブログ友。

 

 この日初めてお目にかかったのは東京と八ヶ岳南麓の二拠点生活をエンジョイされている同い年のAさん。お住まいは吉祥寺、私は杉並だがお互い境界線の近くに住んでいるのでご近所さんである。

 

 そんなこともあって、この日向かったのは立教女学院前の割烹「舷燈(げんとう)」。お互い徒歩圏という好立地の店である。

 

 店の前で待ち合わせて挨拶もそこそこにまずは乾杯。

 ビールは瓶のみ、しかもキリンラガーというあたり店主(「『國男』と呼び捨てにしろ」とのご指示なので以下それに合わせます)は39歳と若いにもかかわらずよくわかってらっしゃる。

 

 

(つきだしはお造り盛り合わせ)

 

 刺身が旨い(高いけど)。

 國男は毎朝バイクで豊洲まで仕入れにいっている由。若いって素晴らしい。

 

 つきだしの後は黒板から好きなモノを選ぶスタイルである。

 

 

 Aさんは某大学の教授をなさっていたがこの春に晴れて定年(というのだろうか)となり、今は誰かさんと同じく「毎日が土曜日」生活とのこと。吉祥寺には2年前に引っ越してきたそうだから私とほぼ同時期で、あちこち探索に余念がないあたりも私と同じである。

 

(「宮崎牛(メス)ヒレ肉の炙りたたき」日々筋トレで鍛えている國男の二の腕が食欲をそそる)

 

 Aさんの温厚なお人柄もあって話がはずむ。

 見るからにインテリの2人(Aさんだけだろ)とあって、國男もイチゲンの客に興味津々のようす。

 

「あのさ、オレたち今日が初対面なの」

「ええ!そうは見えませんねえ」

「フフフ。ブログで知り合ったのよ」

「へえ、出会い系すか(高齢者のゲイかな)」

「そうだよ~(あ、勘違いしてやがる)」

 

 

(17年前の創業時から通っているという常連さんが登場 話の輪に加わった)

 

 楽しい会話に旨い酒。

 この歳でよい飲みトモに巡り合えるのも、ひとえにブログのごリヤクである。

 

 なんとなく離れがたくてご自宅までついていった。

 次回はキンテツ裏の辺りを探索しましょう、ということで後日を約した。

 

 

(高校の同窓会という雰囲気だがゲイのカップルと言われればそうかなとも思える)