(三浦先生の愛機ヤナギサワA-3 なんだかプレッツェルのような部品があって現在のサックスとはだいぶ形状が違う)
初めてのレッスンが始まった。
まずはサックスの組み立て方から。あまり触っちゃいけない箇所があったり、力任せはNGだったりと結構メンドくさい。
続いて演奏姿勢の指導を受ける。
ストラップで吊り下げられたサックスを上の前歯と右左の親指の3点で安定させることが大事だ(と三浦先生がおっしゃっている)。
ついつい指に力が入りすぎたり、日頃は下げたことのない頭が下がってきて姿勢が悪くなるが、そうなるとてきめんに音が出なくなる。
(A-3はヤナギサワ初のアルトサックスとして誕生 1956年から1965年の間に生産されたというから1957年産の私と同年代)
ということは、我が敬愛するブログ友のnobuさんのように前歯が欠けた人はサックスは永遠に吹けないということだろうか。
(勝手に転載しちゃいました ど~もスミマセン)
そういえば高校生の頃よく通った雀球屋に右の親指がない店員がいた。見るからにドスのきいた若者で、「きっとイカサマ麻雀で指つめられたんだぜ」と級友たちと噂しあったが怖くて誰も確認できなかった。あれから50年、おそらく彼もサックスを楽しむことがない人生を送ったことだろう。
そんなことを考えていると(サックスに集中しろっての)、あっという間に1時間のレッスンは終わった。
(8枚つづりのレッスンチケットをもらった)
次のレッスンは八ヶ岳南麓から帰ってくる3月の半ばになる。
それまでせいぜい無人の曠野で音だしに励むことにしよう。
「オレも同感だぜ、ブラザー」
「一緒にすんな、っての」