八ヶ岳南麓を離れる日 何を食うか | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(「まつ浅」のテラス席から 満開のクレマチスが巨大なオブジェと化している)

 

 長かったやもめ暮らしも終わり、東京へ戻る日がやってきた。

 この時期八ヶ岳南麓を離れる日に必ずやらねばならいこと、それは芝生に消毒薬「タフシーバ」を散布することである。

 我が大泉の誇る「細川庭店」の社長に紹介されてから2年半、春と秋(気温が20℃を行ったり来たりする時期に病気が発生する)にタフシーバを散布することで、あれほど悩まされたラージパッチ、ブラウンパッチはすっかりナリを潜めてしまった。

(9000いくらと高かったがまだたっぷり残っているからモトはとれている)

 

 とはいえこの薬は毒性が強いので、万が一にもそらが舐めたりしないよう東京へ戻る日に限って散布することにしている。

 

 庭の手入れをし、掃除やら洗濯やらも済ませて「バックハウスインノ」へ。

 ふだん東京に戻るのは月曜日(日曜に別荘ゴミを出すので)でインノの定休日なのだが、今回は火曜に帰ることにしたので久々にインノのパンを持って帰れることになった。

 

(黒板に「4月から紙袋を有料にしました」てなことが書いてある)

 

 インノの食パンの美味さは買ってから一週間経つとはっきりわかる。冷凍しておいても味が全く変わらないのである。

 

(予約しておいた定番角食パンとマフィン 店頭に残っていたフルーツ入りのパン(名前忘れた)を2個買ってみたがどちらもすこぶる旨い)

 

 そうこうするうちに昼メシ時となった。

 いつもなら韓国レストラン「どんぐり」でメシを食って帰るのだが、あいにく本日は定休日。「どんぐり」と双璧をなしていた「パノラマ市場おばちゃんの会」の日替わり弁当も昨年販売休止となってしまった。

 

 ふと思いついたのが大泉で(たぶん北杜市で)唯一「かつ丼セット」がある蕎麦屋「まつ浅」。

 

(半カツ丼とせいろ1300円なり 「カツ丼係数」は45~50まあ平均値である)

 

 八ヶ岳南麓に星の数ほどある蕎麦屋の中で「まつ浅」のよいところを列挙してみよう。

 もっとも私は法外に高いうえに栄養にもカロリーにも欠ける蕎麦なんぞ滅多に食いに行かないから内容に偏りがあるのはご容赦いただきたい。

 

・ ワンちゃんOKのテラス席がある

 しかも皆さん犬好きとみえてワンちゃんに大層優しいのだ。

 

(テーブルには全てリード用のカラビナがついている)

 

・ 開店は午前11時 

 あわただしい出発の日はたとえ30分でも早く開くのは大助かり。

 

・ 定休日は水・木 

 これだと帰る日にぶつかる心配がない。

 

・ 七味が置いてある  

 最近七味を置かない、置いてあってもバンドエイドのガーゼのところ位の小袋に入った七味だけ、というふざけた店も多い中、あっぱれ蕎麦屋の矜持を保っている。

 

・ 蕎麦湯がトロリ~ンとして濃厚  

 蕎麦自体は大したことない(失礼)のに、蕎麦湯は何故あそこまで豊潤なのだろう。

 

・ お宝マンホール「ほくと」が見れる

  「まつ浅」周辺は「幸せを呼ぶ」と評判のお宝マンホールの群生地。食後の散策をどうぞ。

(記事内に「お宝マンホールマップ」があるのでご参照ください)

 

(幸せを呼ぶお宝マンホール 奥に見えるのが「まつ浅」 2020年12月撮影

マンホールを発見(ホントは教えてもらったんだけど)してからというもの原油先物ETFの爆上げ、長男の結婚、終の棲家への引っ越しと我が家はいいことづくめ)