実りの秋
1ヶ月に渡る議会(府中市議会平成28年第3回定例会=9月議会)が終了。
今回は27年度決算もあり、濃密な質疑が進む中、私も多くの発言の機会をいただきました。また今年度の補正予算では、これまで会派一丸となって推進し
◎学校の非構造部材の耐震化では、これまでの校舎や体育館などの照明器具の耐震化に続き、今回は校舎の窓ガラスの落下防止と飛散防止について対象校で実施されます。
◎防災備蓄のアレルギー
◎0歳児へのB型肝炎予防ワクチン定期接種化に
ここまでは今回の議会のトピックスですが、ここからは地域活動などでの成果です。
H26年2月の一般質問で地域でささえあうしくみとコミュニティソーシャルワーカー導入について取り上げてから2年半。昨年1月から社協のモデル地域として始まった「わがまちささえあい(地区社協)」準備委員会にも一市民として関わり続け、いよいよ「押立・車返ささえあい協議会(OKS88)」として発足することができました。
紆余曲折の大変な道のりはこれからも続くでしょうが、来るべきその日に備えて、最後まであきらめずに関わっていきます。
小学校のPTA時代のご縁でご相談いただいたことから、府中産の映画制作に関わり、林家かん平師匠との出会い、熱い映画製作者のみなさんとの出会い、そして落語との出会いもありました。
9月3日新宿で無事封切となり、全国主要都市でのロードショー後は全国各地を回るようなので、今度は府中市での上映をめざしてお手伝いできればと思います。
最後に個人的な活動ですが、今回、国際ユニ
一般質問直前での受験で大変ではあったものの、ここで得
都市整備、福祉保健、教育ほか、あらゆる分野においてUD視点はこれから益々重要になってきます。私の持っているデザインという強みを行政や市民生活にどう活かしていくかの答えの1つであり、今後の活動の柱の1つでもありますから、しっかりと磨きをかけていきたいと思います。
上級試
このほか、府中基地跡地留保地内の廃墟の一部の撤去工事が9月から開始されたことは先日もブログでご報告した通りですが、この9月は公私ともに今まで積み上げて来た活動の成果が一気に花開いた月。まさに実りの秋でもあり
どれひとつとっても、市民のみなさまからいただいた気づきや要望から発展したものばかり。これらをさらに足がかりにしながら力をつけ、励んで参ります。
10月1日
都市計画道路とまちづくり(中編)
太陽の森構想。
※『基地跡地利用 ーその経緯と現状ー』(平成10年3月/府中市)より
私たちが調布基地跡地とか関東村と呼んでいる場所で、現在、北は東京外国語大学、南は榊原記念病院や味の素スタジアムがある一帯です。
私が岐阜県土岐市の小学校に入学した年(40年ちょい前)、この土地はこのような構想図で示されていました。
この図では、今の東京外語大のあるところに総合病院が。警察学校があるところに小中高等学校が。榊原記念病院のあるところにサッカー場やテニスコートが。それ以外は広大な公園となっています。
実際は随分変わってしまいましたが、いずれにしても「基地」という存在が、今ではスポーツ・福祉・教育・医療・防災など、人の命を守り育てる専門また最先端の施設が集結したエリアへと大きく姿を変えたというのは非常に意義深く、当時の「太陽の森」という名前が現在の姿にも反映されていると言っても過言ではありません。
☆ ☆ ☆
さて、前置きはここまでにして、
前回の「都市計画道路とまちづくり(前編)」(9/10配信)では、府中市都市計画道路3・4・16号(下図の赤の部分)の住民説明会から始まりました。
引き続き、前回少し触れた関連の道路や課題についてもう少し書きます。
紅葉丘のセブンイレブン前交差から多磨駅までを直線で繋ぐ約140mの3・4・11号線(H35年完成目標・下図のオレンジの部分)もこの後ほどなくして動き始めます。
また「新・人見街道」と呼ばれる3・4・12号線(下図の緑の部分)も東京都の都市計画道路第四次事業化計画(H28〜37年度)の整備優先道路として指定されました。
(※下図の青の部分は既存の主な道路。)
現在着工中の3・4・16号も、これから始まる3・4・11号も、今後約7年という目標が立てられた一方で、「狭い・危ない」と言われ続けている人見街道に変わる(新設される)都道3・4・12号線はまだ指定されただけで工事が決まったというわけではありません。
ここから10年の間に事業認可を受ける優先権を得たということでしょうか。認可されれば具体的に事業の計画が立てられ、住民説明や各種手続きを経て土地買収などを行い。。。
人見街道の多磨駅の東あたりから分かれて浅間山通りで美術館通りと繋がることになる長い区間(1,680m)ですので、段階的に取り組んでいくことも考えれば、工事が完了するのは四半世紀いやそれ以上かかるかもしれません。実際わかりません。
さて、こうした背景が描かれる一方で、2020年春には多磨駅東側にイトーヨーカドーのモール(Arioとは聞いていますが)の建設が予定され、同年夏には東京オリ・パラが開催されます。東京オリ・パラでは、味の素スタジアムとその横に建設中の武蔵野の森スポーツ施設(仮称)を会場に、オリンピックではサッカー、バドミントン、近代五種、7人制ラグビーが。パラリンピックではバスケットボールがそれぞれ行われます。
大型商業施設と世界的スポーツイベントの開催によって、喜びの声もたくさんあるのはもちろんですが、同時にこの多磨駅周辺の道路交通は一体どうなってしまうのか?というのが周辺住民みなさんのもう一つの関心であり、不安でもあります。
オリパラはある期間だけですが、大型商業施設は半径5kmを商圏にしていることもあり、施設北側の車の流れは非常に気になっています。
特に人見街道と西武多摩川線・多磨駅北側の踏切は明らかにボトルネックであり、隣接する幼稚園の存在や通学路にもなっており、多くの方々から「なんとかしてほしい」との声を何年も前からお聞きしていますが、街のつくりとか都道の幅とか鉄道側の事情などで、思うように進んでいない状況です。
さらに、この西武多摩川線を横切るには、この狭くて危険な人見街道の踏切のほかには、多磨駅の地下道しかありません。老朽化への対応とバリアフリー化が急務です。
これらの課題については、市議会からも多くの議員から改善を求める要望、そして市からも重要陳情としても東京都へ出されています。
私も他にできることをと考え、昨年夏に橘 正剛 都議会議員とともに都道・人見街道と多磨駅周辺を中心に視察・点検にあらためて歩き、これまでの課題認識に加えてこの地域がオリ・パラ競技会場周辺であることによるユニバーサルデザイン的な視点からの改善の必要性を、昨年8月28日の都議会 当該委員会の場で橘都議に取り上げていただきました。
議事録↓
(全体は長いですが全体の上から1/3くらいのところにあります。)
※写真は多磨駅周辺視察後に移動し、東府中駅近く旧甲州街道の狭い歩道を視察中の橘都議と福田市議。
質疑自体は短くシンプルなものですが、このオリ・パラに掛けた流れから動きもついてきており、府中選出の両都議会議員も声をあげ、さらに都から府中市へ関係職員も派遣されてきました。雰囲気はできてきていると思います。
オリンピック・パラリンピックはあくまできっかけですが、どこまでも障がい者・高齢者をはじめとするすべての人にとって移動しやすく安心安全の確保のために、そしてこれからの東部地域のまちづくりにおける基幹的な役割を果たす交通網の整備を、ぜひ実現させたいものです。
9月20日
いよいよ解体! 〜府中基地跡地〜
今月から府中基地跡地留保地の北側5棟(浅間町1-9-1)の解体作業が始まりました☆
今日まで40年近くも15.5ヘクタールという広大な国有地が長く塩漬けにされてきたわけですが、さすがに長期間の放置によって建造物の老朽化や原生林と化した敷地内には大小様々な野生の生物も生息しており、防災・防犯・防火面での不安や、獣害なども報告されています。
さらに、住民説明書類のこの図の青い部分は、三方が都営住宅はじめ住宅地に隣接していることから、アスベストやPCBなどの影響による衛生環境の心配や生活環境的にも決して快適とは云い難いものがあります。景観的にも。
この跡地の風化が周辺住民に与える影響は、10年前よりも、そして今後も、さらに放置が続けば深刻化していくでしょうし、昨今の激甚化する災害や気候変動などとも掛け合わせれば、リアルに想像できるというものです。
そんな中、一昨年の秋に高木美智代 衆議院議員にご相談したことがきっかけとなり、昨年2月の現地視察から3月の衆議院予算委員会での財務大臣への質問〜要望に発展し、今回いよいよ解体が現実のものとなりました。
詳細は当時のブログでも書かせていただいてます。
『2つの基地跡地〜府中基地篇〜』(2015年03月14日)
当初は調査から解体完了まで数年かかるようなことも聞いていましたが、アスベストやPCB、地下埋蔵物などの調査も既に終了し、年内に解体が完了する模様です。
解体工事に際しては、騒音、振動、獣害などによるストレスもあると思います。とはいえ、災害等による不意打ちの被害を被るよりは事前にしっかり処理しておく方が有事の被害も最小限に抑えられるはずです。
5年前、議員になって初めての当該委員会で最初に質問したのは「この跡地をまず更地にできないか?」でしたが、利用計画もないのにそんなのできるわけないと周囲から嘲笑されたのを今も覚えています。
実際に、利用計画が決まらないことには手がつけられないので仕方がないのですが、こうして今回住民に直接影響が心配される箇所だけでも前に進めることができるのは本当によかったと思いますし、併せて白紙だった状態から基本方針が策定され、利用計画に向けて動き出したのは大きな進歩です。
調布基地跡地も今日の姿になるまでに40年の歳月がかかったことも考えると、ここ数年でどうにかなるものでもないでしょうが、府中市のど真ん中の最後に残った貴重な財産。焦りすぎず、国・都・市・地域住民とあらゆる角度から本当のニーズを見つけ出して一歩づつ進めていくことが大切です。
9月14日
都市計画道路とまちづくり(前編)
府中市都市計画道路3・4・16号と呼ばれる道路(1期区間)についての住民説明会へ行って来ました。
この道路は紅葉丘のあんず通りから東八道路へと抜ける路線の南半分にあたりますが、H31年度完成目指し、幅員16m、電線地中化や自転車専用道路の設置、ユニバーサルデザインに配慮した最新の道路設計がされています。
さらにこの完成を待たずして、五月雨式に第2期区間(東八道路にぶつかるまで)の事業と、紅葉丘のセブンイレブン前交差から多磨駅までを直線で繋ぐ約140mの3・4・11号線の事業が始まり、H35年完成を目指して進んでいきます。
さらに将来に向けては「新人見街道」と呼ばれる、生涯学習センター前を走る美術館通りから多磨駅付近で人見街道に合流する3・4・12号線が、東京都都市計画道路の第四次計画の整備優先道路として指定されました。
今日の説明会は、これまで段階を経て説明会を重ねてきたからか、以前は不安の声が多く聞かれましたが、今回は期待が膨らんでいるように感じました。
住民説明会終了後に拍手を聞いたのは初めてのような気がします☆
クリエイターの発想ですが、これら複数の路線が今後も段階的に整備されていく地域なわけなので、その完成予想図的なものを街の未来の姿として住民に示すことができれば、住民のみなさんにとっては具体的にイメージしやすく、安心や期待、今後の協力にも繋がるのではないかと思います。
とはいえ、再開発や施設建設などの場合は建設会社がパースなどつくってくれますが、道路はちょっと難しいかもしれません。
つづく
切れ目のない発達障害支援をめざして
9月2日から議会が始まっています。
6日の一般質問では「切れ目のない発達障害支援をめざして」として取り上げました。
奥が深く、また繊細なテーマでもあります。
元々、市民相談をいただいていたことからのスタートでしたが、7月の委員会視察のテーマに組み込んだり、学校にも伺ってヒアリングしたりと、理解を深めながらの作業となりました。
小中学校での相談〜支援体制は年々確実に充実し、進化しています。
その一方で、教育センターや医療機関といった受け皿のキャパシティがオーバー気味。また義務教育期間内での支援が充実する反面、その前後とのギャップも生まれます。
生まれてから中高年までどの世代へのサポートも同じように充実していれば言うことはないのですがそう簡単にはいきません。
今回はそういったギャップを少しでも埋められるよう、市として取り組める現実的な範囲の中でできることを要望しました。
5月に改正された発達障害者支援法も意識していますから、市としてできないことも近い将来可能になることもたくさんあると思います。
個々の障害を環境の配慮で解消できれば、障害も障害と思えなくなる日もやって来るでしょう。これから市が取り組む、教育のユニバーサルデザイン化や特別支援教室の小学校全校配置もその大きな一歩。相談体制の強化や切れ目のない支援の充実と併せて力を入れて参ります。


















