【ワイン会】有 伽藍堂で男塾ワイン会♪ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

恒例の、今年の干支飾り。



今年一年間、よろしくお願いします。
とはいえ、まだしばらくは昨年のワイン記事が続きますが、、、(^_^;)


この日(12月中旬)は、有 伽藍堂(う がらんどう)で、男塾ワイン会。
(^_^)b



蟹粉馬拉糕(マーラーカオ) 生姜茶


スタートは、私からこちらを。



ドン・ペリニヨン1992
モエ・エ・シャンドン

2014年(記事は、2014/3/24付)に一度開けたことがありますが、
それとは別に2本購入したうちの2本目。

2014年に開けたボトルは、泡立ちは、繊細で優しいですがまだまだ
しっかり。
まず、リンゴの酸と熟成した蜜の甘みが現れていますが、1時間ほどで
アプリコットのニュアンスに変化していきました。
フレッシュ感と熟成感が両方楽しめる、ちょうどバランスのいい飲み頃に
入ったところ、という印象でした。

2本購入した1本目は、2023年6月(記事は、2023/6/21付)に開けました。
泡立ちは微発泡。
前回より熟成感が出ていて、カラメルと蜜、余韻にはアンズ。
面白いことに、30分ぐらいすると、むしろ泡立ちが生き生きしてきて、
酸もまろやかになり、余韻には塩っぽいミネラルも出てきて、なかなかの
当たりボトルでした。

今回の2本目は、青リンゴのフレッシュな酸と焼きリンゴの香ばしさ。
その後にアンズの甘酸っぱさが続き、余韻にはモカの熟成したニュアンス。
泡も微発泡で心地よく、熟成ピーク!という美味しさ。

40~50分ほどすると、酸がまろやかになる一方で蜜の甘みがアップして
さらに美味♪

トップバッターで担当ボトルが当たると、後のお料理&ワインを心穏やかに
楽しめますね(笑)

 



ミル貝 マッシュルーム 賽螃蟹(サイパンシェ) パクチー辣油

賽螃蟹とは、ネットで検索すると、
【清代末期を生きた女帝・西太后のエピソード。ある日、西太后は「どうし
 ても蟹が食べたい」と所望しますが、北京は海から遠く、新鮮な蟹をたや
 すく手に入れることができません。そこで宮廷料理人たちが知恵を絞り、
 白身魚と卵の白身を使って生み出したのが、「蟹(螃蟹)に匹敵(賽)する」
 と名付けられたこの料理】
とのこと。

 




酔っ払い蟹 焼きりんご


pinot_noirさんからのこちら。



シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ1998
ペゴー

ファーストリリースのパーカーさん100点ワイン。
2000以降とはちょっとデザインが違うんですね。

タンニンを強く感じますが、こなれてまろやかになっており、甘くパワフル。
ほんのり甘栗を感じつつ、飲み込んだ後に香水が漂います。

かなりアルコール感も強いんですが、表示をみると16%!

2時間ほど経つと、かなりほぐれてきて、甘栗の蜂蜜掛け!という甘~い
果実味が出てきました。

今飲んでも美味しいですが、まだまだ先も長いワインですねぇ。

 




毛鹿鮫(フカヒレ) 上海蟹あんかけ (後乗せ)福建揚げ餅
マコモダケ カシューナッツ


ダイちゃんからの白は、こちら。



カビネット ヴュルティンガー ブラウネ・クップ1985
エゴン・ミュラー

これほど熟成リースリングを飲む機会は、今後も滅多にないのでは。
引き締まった酸と、甘めな蜂蜜レモンの果実味、そして海藻を思わせる
ミネラル。
甘酸っぱく高い糖度を感じますが、余韻はミネラリーでドライ。

これは古酒好きのツボにはまる美味しさ!




クエ 四川風ピリ辛ソース(甘酢 ナンプラー レモン)


woodyさんからは、王道のこちら。



リシュブール2004
アラン・ユドロ・ノエラ

2004のステム感が、いい具合に複雑さに昇華したボトル♪
10分ほどすると、さらに青さが抜けて、華やかな赤果実と旨みたっぷりな
ザ・ヴォーヌ・ロマネの堂々たるグラン・クリュ。
30分ほど経つと、さらに旨みが凝縮してパワーアップ!

今、どんぴしゃり飲み頃でした。ヽ(^0^)ノ




一本葱の春巻き

 




上海生煎包 雲南焼き茄子



そしてもう1本、ダイちゃんから。



ヴォーヌ・ロマネ1級ラ・グラン・リュ1985
ラマルシュ

グラン・クリュ昇格前のグラン・リュ。
果実味はほぐれていますが、芯にまだ固さを感じるスタート。
薄旨な、赤いベールをまとった甘い赤黒果実。
熟成ニュイ・サン・ジョルジュを思わせる鉄・やや乾いた土っぽさ、
あるいは熟成クロ・ド・ラ・ロッシュのような岩のイメージもあり、
さほど酸のトーンは高くない重心低めなワイン。

時間とともに芯の固さもほぐれると、旨みメインで硬質なミネラルが
余韻に伸びて、とっても好みな薄旨熟成ワイン。

さきほどのリシュブールとは異なり、どこか垢抜けないところが、
この時期のラマルシュらしさかな?




メロン入り叉焼メロンパン




鳩の広東風

中国語では、「福が逆さまになる」ことを「福倒了(フー・ダオ・ラ)」
と言うそうですが、この発音が、「福が来る」という意味の「福到了
(フー・ダオ・ラ)」同じということで、「福が来るように」という
意味を込めてこの向きに置くそうです。





蟹粉豆腐 龍の瞳(岐阜のお米)の生姜ご飯





正宗杏仁豆腐 柿のジュレ

北杏:南杏=9:1とのこと。

 




モヒートで一息。

 




抜絲地瓜

モヒートに浸けて蜜を固めていただくと、とっても上品な大学芋♪






ごちそうさまでした~(≧▽≦)