【ワイン会】Mさんをお迎えして ~前編(アラン・ロベール、ルフレーヴ)~ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

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ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v

 
この日は、お声掛けいただいて、いわゆる(?)関西三銃士が
Mさんをお迎えする形でのワイン会@アドックさん。




まずは、グラスでゴッセのグラン・レゼルヴ・ブリュットNVを
いただきつつ、、、

 




アミューズ

 




かぼちゃのピューレ・雲丹・からすみパウダー

 




フォアグラムース

 




サンマのコカ

 




ホタテ・ポワロ葱のグラタン



続いて、pinot_noirさんから、こちらを。




メニル・トラディション1990
アラン・ロベール

もはや幻となってしまった、アラン・ロベールのトラディション。
1990は、2011年12月(記事は、2011/12/9付)にいただいて以来
です。
泡はあまり強くありませんが、グラスから立ち上る香りが、思わず
頬が緩む可愛らしさ。
飲んでみると、甘酸っぱいリンゴの焼き菓子のニュアンス。
このキュッと締まった酸は、紅玉を使ったアップルパイの味わいを
思い出しました。
30分ほどすると、カラメルの甘みも加わって、極上のデザートを
いただいたような気分になりました。


今回は、泡はさらに儚げな微発泡。
スタートでは、前回よりクリームブリュレ、カラメルの甘みが
広がります。
熟成シャンパーニュらしく、キュッとアプリコットの甘酸っぱさも
効いていて、余韻がじんわり染み込むように長~い♪
アラン・ロベールのシャンパーニュは、若々しいボトルだと麹の
ニュアンスを感じることがあるんですが、このボトルには見当たり
ません。
その代わり、30分ほどすると、キノコのニュアンスも出てきて、
これは麹のニュアンスの熟成versionかな?

前回のボトルが熟成した姿を見るような、素晴らしい当たりボトル
でした。ヽ(´▽`)/

 

 




富山のズワイガニ ココナッツ 豆 ガレット エゴマの葉




こちらは、リバー持参の白。


ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ1985
ルフレーヴ

これまでに2回、ルフレーヴのバタール・モンラッシェ1986を開けた
ことがありますが(記事は、2014/9/16付2014/10/27付)、それと
同時に購入した川久モノです。

バタール1986は、2本ともスタートは大人しめですが、フィネスと
ともに密度感が半端なく、グラスで30分ほど経つ頃からレモンの
柑橘系の酸を伴いつつ、静かな流れが一気に滝となって押し寄せる
ようなエネルギーの解放感。
爆発するのではなく、太い果実とミネラルの奔流がいつまでも続く
感覚でした。


今回のビアンヴニュ1985は、畑・ヴィンテージともに異なるものの、
スタートの味わいはバタール1986に似ていて、分厚くミネラリー、
かつ果実味は若々しくタイト。

しかし、1時間ほど経つと、ねっとりとした粘性が出てきて、透明感の
ある黄金糖の甘みがどんどん膨らみ、豊潤そのもの。
そこに、硬質なミネラル感が太く長く伸びて、美しい♪

「太い果実とミネラルの奔流」だったバタール1986に比べると、この
ビアンヴニュ1985は、豊富な水量の渓流を思わせる清らかなワイン。

少人数で楽しむのに相応しい、変化を楽しめる当たりボトルでした。
(*^_^*)

 

 




フリーゼライン ウナギ(燻製) オレンジ

フリーゼラインは、チコリの仲間とのこと。
オレンジが効いていて、味わいの輪郭がくっきり際立つシャープな
美味しさ。(^_^)b


続きは、次回へ。