【ワイン会】鮨処「ふか川」さんでワイン会♪ ~泡・白編~ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

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ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v

 
この日は、京都の祇園四条にある「ふか川」さんでワイン会に
お誘いいただきました。




京阪祇園四条駅、9番出口から徒歩15秒です。(^^ゞ

まず、スタートは、こちら。








ブリュット・グラン・レゼルヴ1999
ルノーダン


デゴルジュは、2008頃とのこと。


デゴルジュから6年経過しているおかげでしょうか、ヴィンテージから
予想する以上に蜜の甘い熟成感が出ていて、余韻のミネラル・酸も綺麗。


時間が経って泡が抜けてくると、ちょっとモカのニュアンスも出てきま
した。


これは贅沢なスターターです♪



続いては、こちら。






クリスタル1995


スタートでは、果実味はさほど膨らまず、クリスタルらしく硬質な印象。
酸とミネラルが、綺麗に縦に伸びていきます。


他方で、1時間ほどグラスで放置して泡が抜けてくると、アプリコットの
甘酸っぱい果実味が出てきて、急に可愛らしくなりました。(*^_^*)








プイィ・フュメ クロ・ジョリアンヌ・ドリオン1990
ジトン・ペール・エ・フィス


ソーヴィニヨン・ブランですが、ハーブ香と、リースリングのぺトロール香
を合わせたような香り。


味わいは、樹脂を思わせる凝縮したミネラルと緑のエキス感。


非常に果実味がパワフルで、余韻の伸びも驚くほど長いワインでした。










バタール・モンラッシェ1986
ルフレーヴ


3本購入した2本目。
前回は、今年9月(記事は2014/9/16付)の男塾ワイン会で開けました。


味わいは、前回と全く同じで、スタートは、今回も大人しめ。


しかし、フィネスとともに密度感が半端なく、グラスで30分ほど経つ頃から、
レモンの柑橘系の酸を伴いつつ、静かな流れが一気に滝となって押し寄せる
ようなエネルギーの解放感。


爆発するのではなく、太い果実とミネラルの奔流がいつまでも続く感覚でした。







バタール・モンラッシェ1981
ラモネ


ラモネの1980年代は、上記の男塾ワイン会の際に、ビアンヴニュの1986をいた
だきました。


そのときのボトルは、樽が効いていて果実のパワーも凄まじい大爆発系。
スタートから、怒濤のように押し寄せ、内側から膨れあがってくる、ある意味
ラモネらしからぬ全開の大当たりでした。


今回のボトルは、爆発系とは全く異なり、タイトで縦に伸びていく禁欲的な
スタイル。


しかし内部に凄まじいパワーが秘められているのを感じます。


時間とともに、高密度なパワーを保ったまま、膨れあがろうとする果実味と、
がっちり枠をはめるミネラルとがせめぎ合う、緊張感あふれる高貴な姿を見せて
くれました。


ある意味、リバーがイメージするラモネらしさの最高峰ともいえるボトル。



男塾ワイン会に続き、非常に贅沢なルフレーヴとラモネの比較をさせていただき
ました。(^_^)v




ということで、赤編は次回へ続きます。(*^_^*)