息子の発達相談 | 自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

10歳の息子(先天性疾患+自閉症スペクトラム)と7歳の娘(発達障害グレーゾーン)との、日常のアレコレを記録しています。
グチ書いたり毒吐いたりもしていますが、あたたかーく見守っていただけると嬉しいです。

昨日は市主催の小学生以上の発達相談会(個別)でした。

息子がここに参加するのは3回目です。


↓前回の記事


いつものように、まず心理士の先生と息子が個室で面談。

先生は学校での話などを聞いたり、言葉遊びなどをしながら、息子の発達や現段階での課題を明確に。

そして、それをもとに、保護者の相談に乗ったり、関わり方をアドバイスしてくれますOK


今回、私が主に相談したのは、息子の授業態度についててへぺろ

授業中、自分の世界に入ってしまい、上の空でいる時間が長いこと…もやもや

(4月の参観で目撃済)


それについて、先生の見解下矢印

「息子くんは、課題(やること)がはっきり与えられていないと、手持無沙汰に感じてしまい、じっとしているのが苦痛になるタイプ。 でも、授業中に動き回るのがダメなことは一応理解している。‘’動かないでいるには、意識を飛ばすしかない!他の事を考えていたら、動かずにいられる‘’というのが、彼なりの処世術なんだと思う笑い泣き(苦笑)」

「授業中は、課題を与えられていなくても、授業内容について考えていられるのがベスト。でも息子くんにとっては、そこが難しい。しっかり授業を聞いている方が自分にとって有利であるということが少しずつ理解できていけば、改善していく。長い目で見ていくしかない。」


先生が解説してくれた、息子が授業中にボーッとしている理由が、なんとも腑に落ちて、そしたら何だか可笑しくて笑い泣き

笑うことじゃないと思いつつも、思わず吹き出してしまった私でしたアセアセ


これまでと同様に今回も指摘されたのは、会話の中で上から発言をしがちなところと知識を必要以上にひけらかしがちなところうずまき


「大人なら笑って対応できるかもしれないけど、子ども同士の会話でアレをやると、ウザがられるし下手したら嫌われる」

と、指摘しつつも

「そこは、友達同士でモメながら、その中で学習していくしかない。低学年のうちにたくさんモメておく方が良い。学ぶ材料がたくさんあると思えば良い」

と、あくまでポジティブな視点でアドバイスをくださいました照れキラキラ


先生は、風変わりで独特な感性を持つ息子の事を、いつもすごく面白がってくれるんですよね(笑)


「他人と違う考え方ができるのは、彼の強み。繊細だけど、心の弱い子じゃない。自分に自信を持てるようになれば、社会人として適応する力は十分にある。自信を持てるようにサポートしてあげる事が大事」


と、親にしたら、非常に有難い言葉をかけていただいてえーんキラキラ

息子の特性を褒められることなんて、めったにないので、何だか泣きそうになってしまいましたアセアセ


あ、夏休みの話題になった時に、息子自ら

「入院して手術するから、僕の休みは短いんだえー

と話していたそうで。

マスクをずらして傷跡を先生に見せ、

「ほら、ここの手術するから」

と、説明したみたいです。


先生の事を信用しているからだろうけど、自分の病気を他人にちゃんと説明できるようになったんだびっくり!!

…と、母は少なからず感動しました(笑)