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ひより plus

パピヨン三姉妹との日常。

G先生に言われた言葉です。
入院中に完成させたお仕事ですが、処理については無事完了していたのですが、提出用の印刷ができないのでと、雇用主からお見舞いの際に相談が有り、許可をとってまたノートパソコンと今度はプリンターも持ち込みました。
ちょうど印刷中にG先生の回診があり、許可は出したものの、本当に仕事をしている事に驚いたそうな…
ここまで本格的に仕事をしている入院患者は初めてだったそうです。
でも仕方なかったし。
公の書類で、入院期間中に提出期限がくるものだったから。
翌日旦那さんにプリンターの持ち帰りと、雇用主宅へ書類のお届けをお願いしました。
電話連絡し、提出用として問題が無い事を確認し、入院中のお仕事は体を治す事になりました。
リハビリは徐々に大きく動かされ始めました。
K先生との会話にも慣れ、リラックスしてリハビリを受けられるようになり、何と無く手応えも感じ始めました。
でも痛みと浮腫みはなかなか人並みに退いてこないんです。
自分が痛がりなんだろうかと、自分自身を疑い始めました。
加害者側損害保険会社の「医療インスペクター」と言う肩書きの方が突然病院に来られました。
手術になる事も、そこそこの期間入院する事も事前に伝えてあったし、面談をと言われていたので具体的に数日指定したものの、損害保険会社の担当から回答はなしのつぶてだったのに。

手術を受けた事もあり、入院期間も考えると、社会保険を利用して欲しいと。
参考資料として新聞記事のコピーを出され、交通事故でも社会保険は使えますからと。
ただし、私の場合は加害者が存在する怪我になるので、「第三者行為による傷病届」と言う書類の作成が必要で、社会保険を使うと医療費の圧縮が出来るので当然書類作成はお手伝いしますのでと。
私自身へのデメリットがないかを確認し、家族に相談しますのでと即答は避けました。

インスペクターさんがたまたま肩を壊した経験がある方で、保険を使って欲しいの用件が済むと肩の怪我や痛みについての話題に花が咲き。
和みついでに、面談に対しての私が失礼だと感じた放置について話すと、「すいません。完全にこちらのミスです。入院されてから私も連絡をもらって、担当者を叱りつけました」と。
話半分で聞いておくことにしましたが、私のような受傷直後の入院では無く、計画入院ならば事前にこの社会保険手続きは済ませておく事の方が多いそうです。
やっぱりな。なんか担当さんは頼りない感じがしていたんだよね。

交通事故でも社会保険は使えます。
私は保険を使うことで不利益はこうむりませんでした。
無過失事故でしたが、医療費が高額になる為社会保険の利用に同意しました。
もし被害者側に過失があれば、余計に社会保険を使った方が被害者に利益がある場合も多くあります。
術後から続く痛みがあまり良くならず、「肩はねー。痛いからね」の看護師さんの言葉にこんなものかと、痛み止めのロキソニンと胃薬を飲み、嫌な感じのする痛みと向き合う。

痛みからか、気分がすぐれず空腹感が全く無く、食事時間が苦痛になる。
きちんと温かい物は温かく、冷たいものは冷やして、食事前にはお茶の配膳にきてくれて、術後の傷は有っても、基本食事に関しては元気な皆さん方に囲まれていて、食事体制は万全なのに。
食器の蓋をとって、割り箸を何とか割ってはみるものの、箸がまったく進まない。
そのうち肩の痛みが増してきた気がして…
数口食べる事が精一杯。
配膳された食事を眺めている事も辛くって、早々に蓋を閉め、リハビリボールをもてあそび始める。
肩を動かす許可はまだ出ていないけれど、浮腫みを退かせる為に指先の運動として指導されていたもので、朝昼晩晩晩と頭の中で繰り返し、食事が採れない事の免罪符にして。

ここでは食事量チェックがあり、看護助手さんが回ってくれるんだけど、いつも「1割位かな?」などどいわれ続け、そのうち朝食の牛乳すら飲み切ることはできなくなり…

発熱し、水分補給すらままならなくなり、とうとう点滴にまた繋がれることに。

それでも毎日のリハビリには、点滴をひっぱりながら向かい。
食べられれば点滴はやめて貰えるのに、なかなか食べられない。
食事時間は憂鬱な時間になって行きました。
初回のリハビリは心の方が疲れましたが、2回目のリハビリもまだソフトモードでした。
ただ病室でのリハビリとは違い、手を動かしてくれながら、今後の心得を話されました。
「肩のリハビリはね、朝、昼、晩晩晩と自主練を頑張ってもらわないとダメなんですよ」と。
今はまだ自主練できる状態ではないけれど、手術のダメージが癒たら容赦しませんよと。
怖いなぁ。というのが正直なところ。
左腕はまだぶよぶよしているし、熱を持っているし、装具にがっちり固定だし…
言い訳はいくらでも頭をよぎりますが、お嬢さん達を預けて、旦那さんに不自由をかけて心配させている入院生活。
少しでも早く家に帰りたい。もちろん良くなって。
整形外科の手術は、リハビリを頑張ればあとは良くなって帰るだけなんだから、リハビリを頑張ろう。
心が疲れたなんて言ってないで、身体が疲れるまで頑張らなくちゃと、翌日以降のスケジュールを確認して、またしっかりと固定され病室へ戻りました。
昨日の報道を見ると、緊急地震速報で何かしましたか?的な特集がありました。
テレビから急に流れてきた緊急地震速報に驚き、ガスコンロに目をやって、何もないところで寝ているひよりさんを抱き上げました。
みのあかさんは、それぞれ机の下と椅子の下にいたので放置していたら、音に驚いたらしくみのりさんが突進して来たので、頑張ってえいやと抱き手が限界…
でもまだ揺れない。
落ち着いて下ろして、あちゃさんに目をやるとパタパタシッポを振っている。
ここで冷静になりました。

冷静になった後、旦那さんから大丈夫かとのメールに、地震関係ではなくとても間抜けな返事を返して、ふと気づき再度返信して。

落ち着いてから考えると、火の元確認する事も出来たし、勿論地震はあって欲しくないし、誤報も勘弁願いたいのだけど、個人的には練習になったと思いました。

事故や災害は突然やってくるから、避けようにも避ける事が出来なくて、無力感にも襲われますが、今回少しだけ自分の大切な子達は守れるかもと。
ただ自分は守れてなかったりしたんで、片手落ちなんですが。