SSH発音*綴りのルール -4ページ目

高校生のためのSSH講座その4

昨日、高校生講座の7回目がありました。大変短い期間で多くの事を教えなければならず、生徒は大変ですが、徐々にSSHが何かを理解し始めたようで、残すところあと3回の講座を頑張ってくれると期待しています。

昨日は、基礎編が終わり発展編に入りました。
発展編の最初が<すべり音>です。
先ず、口の何処で母音が作られるか図を見て理解した後、実際発音して確かめ、すべり音の理論に進みました。

白板に書かれたbeetに子音の発音記号、母音のナンバー&拍数(長さ)、を書き込み読む準備をして全員で読みました。
次にbeerを書き、私の発音を聞き、母音を聞き取らせます。
生徒には2つの単語のつづりの違いと音の違いを発見させ、何が起こったか?を質問しました。
暫く考えた後、一つ一つ私の質問に答えを出してくれました。

その答えは、
1. つづりの違いは、子音tがrに変わった
2. 音の違いは、[i:]が[i]に変わった
3. 何が起こったか?は、母音[i:]が直ぐ隣の音[i]に移った


3番の答えは、何処で音が作られるかを理解しているからこそ引き出せた答えです。

<すべり音>とは、
「Rは大変強い音なので、直ぐ前の母音はRから逃げて隣の音へ移る(すべる)」と言う事です。


音のすべりは6個の母音で起こります。例えば、[ei]→[e] [ou]→[ɔ:] [æ]→[ɑ]などです。
この理論で英語は音から作られた言語であり、そこにはちゃんとしたルールがあるのだと強く認識させられます。
英語を真剣に長く学習してきた人ほど、この理論に感動します。

flewを正しく読めますか?

高校生講座でアルファベット音を教えていた時、ちょっと驚いた事がありました。

それはUの文字のアルファベット音を教えていた時です。
実はUの文字の音は2つあり
(1) [ju:]
(2) [u:]
です。
上の(1)は最初にYの子音の音が入っていますが、(2)には入っていません。
この音の使い分けにはちゃんとしたルールがあります。


講座ではそのルールを教えてから練習問題をしました。
その問題の中にflyの過去形flewの単語があり読み方をみんなで考えました。

SSHでは子音は発音記号を使い、母音は数字を使います。単語を見たら直ぐにルールに当てはめて単語の下にそれらを書き込み、次に母音の拍数を書き込みます。
これで読む準備ができた訳です。ですからSSHでは初見の単語でも読めるのです。

flewの単語もその様に読む準備をし、全員で[flu:]フルーと読みました。
すると何人かの生徒とオブザーバーの大人から「えっ~、これって[flju:]フリューじゃないんだ~」の声が上がりました。この単語をこのように間違って読む人は結構いるようです。つまり学校で間違って教えられてしまっているのでしょう。
ルールを知っていれば決して間違えることのない簡単な単語です。
ここでも現在日本が抱えている発音軽視の弊害が明らかになった訳です。

ewはもちろん(1)(2)の2つの音で読まれます。ポイントはその前の子音の文字にあるのです。
ewの前の子音の文字はLです。Lの後では[u:]と発音するというルールがあるのです。
例えば:flu flute flue blue 等です。
Lの他にも4つの子音が同じルールで[u:]と発音します。


皆さんはこの単語を正確に発音していましたか?

高校生のためのSSH講座その3

2012年が始まりました。長い間ブログを更新していなくて反省していますm(_ _ )m
新しい年を迎え,気持ちを新たにして頑張っていこうと思いますグー

さて高校生講座ですが、先週の土曜日で5回目になりました。
初めのうちは今まで習った事のない音声と綴りの勉強に戸惑う感じでしたが、今回の講座では皆さんの発音が良くなり、質問も積極的に出てきて意欲を感じました。
冬休みの間に発音練習や学習を頑張ってくれた成果だと思います。

今回の講座では授業の前にウォーミングアップとして「SSH100クイズ」 と銘打ってチーム対抗のゲームをしました。
今までの知識を問うゲームですので、どのくらい知識が定着しているかを知ることが出来ると共に、より意欲的に学習に励んでもらえると思い行いましたが、皆さんドンドン答えてくれてゲームは白熱しました。

質問のほんの一部ですが、答えてみてください。

1. yの文字が子音の時はどんな時ですか?
2. aの文字で単語が終わった時、その音は何番ですか?
3. uの文字を[u:]と発音する時、その前の子音の文字は何ですか?
4. thが単語の初めに来て無声音で発音される時は、その単語はどんな種類の単語ですか?
5. 母音の次に無声音が来ると、その母音の長さは何拍ですか?


基礎編の内容ですので、SSHを習った方ならスラスラと答えられますね?
次回もまた質問を出しますので、お楽しみに音譜